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AIとマーケティング(1)AIが今注目される理由


ここ最近、急速に注目を集めるようになった技術の1つに、人工知能(AI)が挙げられます。最近ではOSやロボット、アプリなどにAIが搭載されるようになるなど、AIの活用範囲が大きく広がりつつあるようです。今回からは、AIとマーケティングの関係について触れていきたいと思います。

まずは、そもそもなぜ、最近になってAIが注目されるようになったのでしょうか。これまではSFの世界でしか実現されていない夢物語、というイメージがありましたが、現在は多くの人がAIを身近なものとして利用する機会が増えています。

代表的なのが、iPhoneの「Siri」やAndroidの「Google Now」など、スマートフォンに声で話しかけることで検索したり、必要な情報を伝えてくれたりする機能です。こうしたサービスも、ユーザーが話しかけた声からその内容を分析し、内容に合った適切な回答を見つけ出して答えてくれるAIの一種といえるものです。

また最近では、ソフトバンクグループが販売しているロボット「Pepper」が知られていますが、このPepperも人間の脳や感情をシミュレートしたAIが組み込まれ、さまざまな会話や感情表現が可能になっています。ロボットの見た目だけでなく、AIによって中身も人間に近づいていることが、注目を集める要因となっています。

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もちろんAIはまだ進化の途中であり、試験的な利用に限られているものも少なくありません。SF映画のような、人とのスムーズな会話はまだ難しいところです。それでも用途を限定する形でAIの実用化は急速に進んできています。

ではなぜ、AIの実用化が進んだのでしょうか。大きく影響しているのは「ブロードバンド」と「クラウド」の普及です。AIを実現するには、膨大な処理能力と記憶容量を持つコンピューターが必要です。それを1台のコンピューターで実現するのは困難ですが、クラウドであれば膨大な処理能力を持つコンピューターを誰でも利用できますし、光やLTEなどのブロードバンド回線を用いれば、クラウドとの情報のやり取りを瞬時にできることから、目の前のパソコンやスマートフォンであたかもAIが動作しているかのような環境を実現できる訳です。

実際SiriやGoogle Nowは話しかけた音声の内容分析やデータの検索など、あらゆる処理をクラウド上で実施しています。その結果をスマートフォンのLTE回線を用いて送ることで、瞬時に必要な情報を返してくれる仕組みとなっています。

現在はクラウドが進化を支えているAIですが、今後はより大きな進化を遂げる可能性があります。それを示しているのが「シンギュラリティ」(Singularity:技術的特異点)というキーワードです。これは、技術の進化に伴って、ある時期にコンピューターの能力が人間の能力を超えることを示しています。そしてこの特異点を迎える時期は、諸説あるものの2020~2045年頃に訪れるのではないかと言われています。

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この時期を迎えると、もしかするとSFに登場するような、自律して考えるコンピューターやロボットが登場するかもしれません。その時、私たちの生活には大きな変化が訪れることは確かであり、より便利な方向に向けて、さまざまなアイデアを実用化していくチャンスではないでしょうか。

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