Facebookページを使ったプロモーションの成功事例

公開日:2014-03-31 更新日:2021-10-21 by kusumoto

目次

ユニクロやコカ・コーラのように自社のブランドがすでに確立されている大企業は、Facebookページでプロモーションを行わなかったとしても、ファンが自動的に集まります。

しかし、認知度の低い企業や店舗などの場合はそう簡単にはいきません。いざFacebookページを作ったものの、『いいね!』が数百件程度しか集まらず、運営が行き詰まっているケースがほとんどです。

認知度の低い企業や店舗などの場合は
「自らのブランド・商品を知ってもらう」ということから始める必要があります。
今回は、Facebookページを成功に導くプロモーション事例をいくつか紹介します。

1. 舞台裏公開型

商品の製造工程や、食品の農作物を育てている様子など舞台裏を公開することで、
消費者であるユーザーに対して生産者側のこだわり、クオリティの高さを伝える。

【土屋鞄製造所】
https://www.facebook.com/tsuchiyakaban
土屋鞄製造所
1965年創業。2人のランドセル職人から始まった、土屋鞄製造所。
日々技術を磨きながら、上質な革製品を工房からお届け。

土屋鞄製造所
職人の製造過程や製造機材などを写真でも掲載。製品のクオリティの高さを演出。

 


【いえじま小麦家のおはなし】
https://facebook.com/IejimaKomugi.jp
いえじま小麦家のおはなし
2013年2月、国産小麦・江島神力のブランドとしてスタートした「いえじま小麦」のFacebookページ。

いえじま小麦家のおはなし
作物の収穫の状況や生産者も登場する。
作り手の顔がわかることで商品の安心感へつながり購買にもつながる。

2. 地域密着型

地域に根づいた飲食店などが、その地域限定の有益な情報も発信することで地域全体を盛り上げている。

【京都祇園 天ぷら八坂圓堂】
https://www.facebook.com/gion.endo
京都祇園 天ぷら八坂圓堂
京都祇園の「天ぷらと京料理」の店。
旬の京野菜や山菜、若狭や明石の魚介、清流の川魚などをこだわりの油・塩・天つゆでいただく、
あっさりヘルシーな「名代の京風天ぷら」に。

京都祇園 天ぷら八坂圓堂
店舗の情報だけでなく観光情報や地域のイベント情報も提供。
日本の文化を美しく紹介しているため外国人観光のfacebookユーザーにも人気。

3. ユーザーを巻き込むキャンペーン型

Facebookページに「いいね」してくれているユーザー限定や、
そのタイムラインをチェックしていないと得ることができない情報によるキャンペーンを開催し、ユーザーを巻き込む。

【Ben & Jerry’s】
https://www.facebook.com/BenJerrysJapan
Ben & Jerry’s
1978年にアメリカのバーモントで開業したアイスクリーム屋。日本では表参道で営業。
日本での知名度は低いが、Facebookページではファンを巻き込む面白い取り組みを展開。

Ben & Jerry’s
「後悔しないように選びましょう。アイスクリームも、東京の未来も。」
いいね!で2/9(日)の都知事選での投票の意志表示をして、実際に投票をした方に、
もれなく無料でアイスをプレゼント!

4. 意外性で演出型

Facebookとの親和性の低い業界がページを開設。
その意外性だけでも興味をそそるので、ユーザーが集まる。

【金剛院】
https://www.facebook.com/kongohin.jp
金剛院
東京都豊島区にある駅チカお寺、金剛院。
お寺がFacebookページを活用すること自体に意外性があるので話題作りに成功している。

金剛院
お寺に保存されていた160年前の地図など貴重な資料や、仏像の写真を公開。
他にも進行途中の改修工事の進捗状況をリアルタイムに掲載も。

5. キャラクターによる演出型

キャラクターがFacebookを更新しているように演出。
かわいいキャラクターが載った写真には「いいね」を押しやすく、拡散効果も大きい。
ユーザーからのコメントに返信するなど綿密なコミュニケーションを行うことで、
一度ファンになるとなかなか離れない効果もある。

【8番らーめん】
https://www.facebook.com/hachibanramen.jp
8番らーめん
㈱ハチバンが運営する8番らーめんフランチャイズチェーン。

8番らーめん
かまぼこの「ハチコ」ちゃんをキャラクターに設定。
口が数字の8になっている絵文字【( ’ 8 ’ ) (≧8≦) ( ̄8 ̄) 等】が使われた楽しめる記事を多数投稿。

まとめ

今回は、BtoC向けの成功例を中心にまとめてみました。(お寺はちょっと趣旨が違うかもしれませんが…)

お金をかけずにできるもっとも効果的なプロモーションが、Facebookページです。
誰でも簡単に作ることができるFacebookページですが、ファンを集めるためには、
やはりそれ相応の魅力的な記事を投稿する必要があります。

最終的にはユーザーに購買などのアクションを起こしてもらうことが本来の目的ですが、
その前に、「自らのブランド・商品を知ってもらうためのプロモーション施策」をもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

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