HubSpot Operations Hubとは?価格・機能紹介

公開日:2021-07-05 更新日:2024-03-13 by SEデザイン編集部

目次

87893475_l-12021年から提供がスタートした「HubSpot Operations Hub」。今回は、「HubSpot Operations Hub」の基本情報を紹介しつつ、機能や価格プラン、連携可能な他製品などを詳しく解説します。

そもそもHubSpot社とは?

「HubSpot Operations Hub」を紹介する前に、まずは開発企業であるHubSpot社について紹介します。

HubSpot社はアメリカ・マサチューセッツ州に本社を置く企業です。ソフトウェアをはじめ学習用コンテンツやユーザーコミュニティーを統合したプラットフォームなどを構築しています。現在では120か国以上の国に存在する16万7000社以上がHubSpot社の製品を導入。11か所の拠点をグローバルに展開しており、日本にも進出しています。

HubSpot Operations Hubの基本情報

51496374_l開発元の基本情報を踏まえた上で、早速「HubSpot Operations Hub」がどのようなソフトウェアなのかを見ていきましょう。もしかすると、あなたの企業が抱えている課題を解決してくれるかもしれません。

HubSpot Operations Hubとは一体何?

「HubSpot Operations Hub」は、わかりやすく言い換えると「オペレーション支援ソフトウェア」のことで、オペレーション担当者が変革や事業成長をより中核的に実現できるようサポートすることを目的として開発されました。企業のオペレーション業務に関する課題を解決し、ビジネスの成長をサポートしてくれます。

たとえば、チームごとにプロセスが乱立してしまったり、各部門が独自に行動した結果連携が難しい状況になったりした際などに有効な機能が多数備わっています。

具体的な機能については後述しますが、効率よく正確に業務オペレーションを進めていきたいと考えるオペレーション業務担当者や企業に適したソフトウェアといえるでしょう。

HubSpot Operations Hubの価格

「HubSpot Operations Hub」では、「無料版」「Starter」「Professional」「Enterprise」の4つの価格プランを用意しています。

「無料版」は名前のとおりコストが発生しません。そのため、利用するにあたってはクレジットカードを登録するといった規定もないのです。無料版の主な機能には、双方向のデータ同期や既定のフィールドマッピング、サードパーティー製品との連携などがあります。

「Starter」は、月額2,160円から利用可能です。無料版の機能に加えて、カスタムフィールドマッピングも備わっています。

「Professional」は月額96,000円から利用可能で、Starterの全機能に加えて、Webhookやデータ品質管理オートメーション、プログラマブルオートメーションやボットなどの機能が備わっています。

HubSpot Operations Hubはどのような人に向いている?

「HubSpot Operations Hub」は、セールスオペレーションやマーケティングオペレーションといった部門に所属しているビジネスパーソンにおすすめのソフトです。

双方ともアメリカでは馴染みのある部門ですが、日本では比較的歴史が浅く、近年よく見られるようになりました。そのため、まだどちらもビジネスの後方支援といった部門に位置しており、本来の役目を果たしきれていないという問題があります。

とはいえ、支援ソフトの導入には担当者の高度な知識を要することもあり、その点が障壁になることも少なくありません。

その点「HubSpot Operations Hub」は、自動化機能やガイド機能などの支援機能が充実しているので、開発やプログラミングに関する知識を持ち合わせていない担当者でも、短期間でオペレーション規模を拡げることが可能です。

HubSpot Operations Hubはお試し感覚でも利用できる

「HubSpot Operations Hub」は、上位プランであるほど機能性が充実しています。

どの機能をどの程度使うのかわからない場合は、14日間の無料トライアルを利用してみることをおすすめします。一定期間トライアルを試してみることで、どのプランが自社に合っているのかを把握できるはずです。

「HubSpot Operations Hub」の無料トライアルをご希望の方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

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HubSpot Operations Hubでできること

121775415_lここでは「HubSpot Operations Hub」の具体的な機能について説明します。

幅広い顧客データの同期・整理

「HubSpot Operations Hub」では、さまざまなアプリケーションとの同期を行ったり、データの整理を行ったりすることが可能です。

同期可能なアプリケーションは「Microsoft 365」「zendesk」「mailchimp」など豊富にあり、これらのデータと「HubSpot Operations Hub」を同期させることにより、より効率よくデータを管理できます。同期の際のコーディングも不要なので、簡単に部門間の連携強化を図ることができるのです。

また、「HubSpot Operations Hub」にはデータ品質管理オートメーションという機能が備わっているため、データ整理の際、クリーンアップ作業を行う必要がありません。さらに、日付プロパティの修正や名前の表記調整を自動化する機能も備わっており、工数削減にもつながります。

さまざまなプロセスの自動化

「HubSpot Operations Hub」では、営業担当者が担当する地域の管理や契約の更新といった煩雑なプロセスを自動化できます。ビジネスプロセスの適応力向上によって、顧客との良好な関係づくりにもつながることでしょう。

サポート面も問題なし

ソフトウェアを導入する際は、機能性だけではなくサポート面も事前に調べておくことが重要です。

「HubSpot Operations Hub」には日本語によるカスタマーサポートが設けられており、電話だけではなくEメールやウェブチャットにも対応しています。また、テクニカルコンサルティングサービスの利用による短期間での運用を実現している点も魅力です。運用までの期間が短く済むため、すぐに導入したい場合にもおすすめです。

HubSpot Operations Hub以外の製品もチェック!

133822400_l「HubSpot Operations Hub」を導入するのであれば、それ以外のHubSpot製品もチェックしておくことをおすすめします。以下の資料では、その理由や主なHubSpot社の製品を紹介しています。併せてご覧ください。

インバウンドマーケティング成功事例6選

他の製品をチェックしておいたほうがいい理由

「HubSpot Operations Hub」は、ほかのHubspot製品と連携可能です。「HubSpot Operations Hub」をより効果的に使うためにも、ほかの製品について知っておくとよいでしょう。

Marketing Hub

Marketing Hub」はさまざまな企業や組織に導入されているマーケティングソフトウェアです。マーケティングに必要なデータやツールが集約されているので、工数削減に寄与します。また、顧客ごとの最適な提案を実現するための情報を一元的に管理しているので、見込み顧客へのタイムリーなアプローチも可能です。

さらに、ソーシャルメディアの管理やLP作成、マーケティングアナリティクスなどの機能も備わっており、1つのプラットフォームでさまざまなマーケティングを行うことができます。

Sales Hub

営業支援ソフトウェア「Sales Hub」では、Eメールのトラッキングやミーティングの設定、ウェブチャットなど、営業プロセスで生じるあらゆる作業を効率化することができます。

たとえば、成果につながった営業メールをテンプレート化してチーム全体で共有する機能のほか、営業履歴の記録・情報共有など、営業プロセスにおける煩雑な作業や管理を簡略化し、チーム内の信頼関係強化やパイプラインを実現します。

Service Hub

カスタマーサービスソフトウェア「Service Hub」は、顧客の期待に応えることを目指すソフトウェアで、顧客のSOSに対して多様なチャネルで迅速に対応することを可能にします。

アンケートによるフィードバックの収集やレポートのほか、ヘルプデスクやチケット管理の自動化などの機能を活用することで、カスタマーサービスの効率化や品質向上につながります。顧客との良好な関係の構築や顧客満足度向上に効果的なソフトウェアといえるでしょう。

CMS Hub

システムマネジメントに特化したソフトウェア「CMS Hub」では、開発者による柔軟なテーマの設計やコンテンツの構造化が可能です。こちらもさまざまな企業や組織が導入しており、レビューサイトでも高評価されています。その上、プラグインをダウンロードすることなく他社アプリとの連携もできるのが特徴です。

HubSpotでは無料ツールも用意している

HubSpot社では、上記以外に無料のツールを用意しています。そのため、コストを抑えてHubSpot社の製品を使ってみることも可能です。ただし、日本語に対応していないページも一部あるため注意が必要です。

無料ツールについて、詳しくは以下の記事で紹介しています。併せてご確認ください。

HubSpot Operations Hubは今後注目の存在

今回は、「HubSpot Operations Hub」の基本情報を紹介しました。2021年に提供がスタートしたばかりのオペレーション支援ソフトウェアですが、さまざまな機能を備えています。無料トライアルも用意されているため、気になる方は「HubSpot Operations Hub」を導入してみてはどうでしょうか。

SEデザインでは、HubSpotの導入支援をはじめ、さまざまなコンテンツマーケティング支援を行っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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