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ヒートマップでユーザー情報を可視化!活用方法・おすすめツール紹介

SEデザイン編集部
2021-07-07

157723318_lユーザーがどのようなコンテンツに興味を持っているのかを可視化する「ヒートマップ」。効率的なサイト運営に役立つ必要不可欠なツールといっても過言ではありません。
今回は、ヒートマップに関する基本情報やおすすめツールについて紹介します。ぜひこの機会に導入を検討してみましょう。

ヒートマップとは一体何?

132223119_lヒートマップとは、特定のページにおけるユーザーの行動を色の変化で示す技法のことです。サーモグラフィーのように視覚的に情報を把握することができ、ユーザーの細かい動作を直感的に理解することができます。

たとえば、マウスの動きを追跡し、マウスのログをもとにしてデータを作成するヒートマップなどがその一例です。「マウスの動きだけで何がわかるの?」と思われるかもしれませんが、人間の目とマウスの動きには80%以上の深い相関関係があるといわれています。
ほかにも、ユーザーによってページのどの部分までが読まれたのか、どの部分まで関心を持ってもらえたか、どこをクリックされたかなどを表すヒートマップもあります。

このようにヒートマップが示すデータは、ユーザーの思考を表すといえるでしょう。

ヒートマップで得られる4つの情報

111767812_lヒートマップで得られる情報は、ツールによって異なります。
ここでは、ヒートマップから得られるおもな情報をヒートマップの種類ごとに紹介します。

読者が熟読したエリア

ヒートマップによって得られる情報としてまず挙げられるのが、「ユーザーが熟読したエリア」で、「アテンションヒートマップ」と呼ばれています。

1つのページには記事の本文や動画、画像などさまざまなコンテンツが掲載されています。ユーザーが特にどこに興味・関心を持って読んでいるのかを把握することによって、どんなコンテンツが効果的なのか、今後の参考にできるのです。

読者が離脱しているエリア

スクロールヒートマップ」と呼ばれるヒートマップでは、読者が離脱したエリアを示すことで、ページのどこまでを読んでもらえたかを把握できます。

基本的に読者は、自分が求めている情報を得られたタイミング、または、欲しい情報が見つからないと判断したタイミングでページから離脱します。ヒートマップではどこで読者が離脱してしまったのかを把握できるため、コンテンツを見直すきっかけにもなるでしょう。

読者がよくクリックしているエリア

クリックヒートマップ」と呼ばれるヒートマップでは、読者がクリックしているエリアが示されます。

特定のページへの誘導や広告クリックなど、クリックが目的に沿った形で行われているかどうかを調べる際に役立ちます。また、ツールによってはクリックできない画像やリンクと間違えて押してしまった場所などの検出も可能なので、さらに見やすく使いやすいページに改善する際にも役立つでしょう。

読者がよくカーソルを乗せているエリア

読者がよくカーソルを乗せているエリアを検出する「ホバーマップ」を活用すると、読者が興味を持っている内容を把握することができます。
ただし、ホバーマップは基本的にPCからしかデータを取得できず、マウスを使用しないスマホユーザーに関するデータは取得できません。

ヒートマップで得られた情報の活用方法

106948894_lここでは、ヒートマップから得られる情報をどのように活用できるのか、活用例を5つ紹介します。

読まれているエリアをコンバージョンにつなげる

ユーザーに特に読まれているエリアを特定することで、ユーザーの興味・関心を惹きやすい内容を把握することができます。たとえば、ユーザーの反応が良い内容をページ上部などの目につきやすい位置に配置し、ユーザーにより高い関心を持ってもらうことで、コンバージョン向上につなげることも可能になるのです。

コンバージョンとは、訪問者がページを訪れて運営側が目標としているアクションを起こしてくれた状態のことです。たとえば、商品購入を目標として設定した場合、ページを訪れた訪問者が実際に商品を購入すると、コンバージョンにつながったといえます。

読まれていないエリアのコンテンツを見直す

コンテンツを制作する上では、ユーザーに読まれることが大切です。しかし、どれだけ努力して読んでもらいたいコンテンツを制作しても、ユーザーの目的に適していなければ読んでもらえません。

読まれていないエリアがわかると、何が問題なのかを見直すことができます。読まれているエリアとの比較や競合ページとの比較から足りないところを加筆したり、サイトデザインを見直したりして読んでもらえるよう改善しましょう。

Webサイトを改善して最後まで読んでもらうようにする

最後までコンテンツが読まれていない場合、何らかの原因があるかもしれません。ヒートマップによっては、読者がどのあたりで離脱したのかが把握できます。離脱エリアから離脱の原因を特定し、コンテンツの修正やWebサイト全般の改善を行いましょう。

たとえば、コンテンツの途中で離脱しているようであれば、コンテンツが長すぎる、ユーザーが求める結果を得られなかった、などの可能性が考えられます。無駄なコンテンツを削除する、ユーザーが求めている結果をできるだけ最初のほうに持ってくるなど、改善を検討しましょう。

リンクがないのにクリックされている原因を考える

前述のように、ユーザーがクリックできない画像やリンクを間違えてクリックした記録をエリア表示できるツールもあります。誤クリックは、ユーザーによるミスの可能性もありますが、クリックされたコンテンツに関する更なる情報が求められているという可能性も否定できません。

ユーザーが何を求めてクリックしたのかを考えて改善することは、より良いサイト作りに役立ちます。たとえば、画像が誤ってクリックされている場合、ユーザーはズームしてしっかりと見たいと思っているのかもしれません。その場合、画像を大きくすることで離脱を少なくすることにもつながるでしょう。

画像や動画の配置場所を見直す

画像や動画は文章よりも注目を集めやすいものですが、なぜかヒートマップで何も表示されていない場合があります。この場合、ユーザーから注目されていない画像や動画にどのような問題があるのかを考えることが重要です。

画像や動画が注目されていないときの対処法としては、配置場所の変更が有効でしょう。文章の流れに応じた適切な場所に画像や動画を置き、テキストとの整合性を向上させることによって、注目されやすくなります。

おもなヒートマップツール4選

133804545_lヒートマップツールはさまざまな種類があります。初めて導入する場合、どれを選べばいいのか悩むことも多いでしょう。
ここでは、「MIERUCA HEAT MAP」や「User Heat」など、代表的なヒートマップツールを4つピックアップして紹介します。

MIERUCA HEAT MAP

MIERUCA HEAT MAP」は、株式会社Faber Companyが運営しているヒートマップツールです。株式会社JTBパブリッシングや後藤ブランド株式会社、株式会社ホットココアなどの企業が導入しており、利用者から高評価を得ています。

ヒートマップ分析以外の主な機能としては、データ収集や集客改善、コンバージョン改善などが挙げられます。ヒートマップ以外の機能も十分に備わっているため、全体的にWebサイトの改善をサポートしてくれるようなツールを探している方におすすめです。

User Heat

User Heat」は、月間30万PVまで費用をかけることなく利用できるヒートマップツールです。無料で使えるヒートマップツールを探している方に向いています。株式会社ユーザーローカルが運営しており、PC以外にスマートフォンやタブレットにも対応しているのが特徴です。

「User Heat」を使う際は、ユーザー登録後、登録したWebサイトに解析タグを埋め込み、分析したいページを選択するとヒートマップが見られます。

Ptengine

Ptengine」は、株式会社Ptmindが運営するヒートマップです。たった1つのタグでWebサイト上のあらゆる顧客行動を可視化できるようになります。国内ではRIZAP株式会社やさくらフォレスト株式会社などが導入しており、世界中で20万以上もの利用者を持つツールです。

ヒートマップにおいてさまざまなデータを視覚化できる点が特長的で、たとえば、新規ユーザーとロイヤルユーザーがそれぞれページ内でどのような動きをしているのかを把握することも可能です。

Mouseflow

Mouseflow」は、Mouseflow社が提供するヒートマップで、日本国内では株式会社APOLLO11が公式販売代理店として運営しています。Microsoftやdysonなどさまざまな企業で導入されており、フォーム分析やセッションリプレイといった機能を備えている点が特徴です。無料トライアルもできるため、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。

ヒートマップの活用で効果的なWebサイト運営を

ユーザーがサイトのどの内容にどれくらい関心を抱いているのかを示すヒートマップ。色による表現で直感的な理解を促すため、誰にでもわかりやすく、改善すべき点を把握するのに役立ちます。
また、ヒートマップの活用はコンバージョン向上だけでなく、より使いやすく見やすいサイト作りにも寄与します。潜在的な顧客を1人でも多く見込み顧客にするためには、ヒートマップは欠かせないツールといえるでしょう。

ヒートマップのツールは種類も豊富なので、環境や目的に応じたツールを選ぶことができます。各ツールの機能、導入時の料金や手間などを比較検討して、ぜひ活用してみてください。


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