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インフィード広告とは?概要や効果的な運用のポイントを解説

SEデザイン編集部
2022-06-22
2022-06-22
目次

 

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インフィード広告とは、SNSやWebサイトなど媒体に掲載する形式の広告の一種で、各媒体のコンテンツの間に違和感なく出稿できる点が特徴です。

昨今は、デジタルを介したプロモーションが盛んに行われています。そのなかにおいて見込み顧客に対し、大きなストレスを与えることなくアプローチし得る広告として、利用頻度も増加しているのがインフィード広告です。

本記事では、企業組織のマーケティング担当者の方に向けて、インフィード広告の長所や効果的な運用を行うポイントを解説します。

そもそもインフィード広告とは?

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インフィード広告とは、WebサイトやTwitter、FacebookなどのSNS上にコンテンツを掲載する形式で出稿する広告です。各媒体に適したデザインで広告を出稿できるため、良い意味で“広告らしさがない”のが特徴といえるでしょう。

インフィード広告のように、出稿媒体に馴染む形式の広告は「ネイティブ広告(ネイティブアド) 」といわれます。一方で、インフィード広告の定義はあくまで「出稿媒体のコンテンツ間に掲載される広告」です。そのため、すべてのケースで「インフィード広告=ネイティブ広告」となるわけではない点に留意しましょう。

市場規模が拡大している注目の広告

昨今、インフィード広告の市場規模は拡大し続けています。サイバーエージェントによって2017年に発表された調査結果によると、2017年には昨年比約4割増となる約1,903億円に到達し、2023年にはさらに約3,921億円規模に成長するとのことです。

Webプロモーション・アプリプロモーションの領域に絞ってみてみると、かねてよりインターネット広告を利用している層を中心に出稿金額が増加傾向にあるとされています。これはつまり、インフィード広告は従来型のプロモーション方法と比較しても費用対効果の高い施策であると捉えられるでしょう。

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出典:サイバーエージェント、インフィード広告市場調査を実施,サイバーエージェント,https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=21333

インフィード広告を出稿できる媒体

インフィード広告を出稿できる主な媒体としては「Facebook」「Instagram」「TikTok」「LINE」などのSNSのほか、「Yahoo!プロモーション広告」「Google広告」などのメジャーな検索エンジンもあります。

FacebookやInstagramは、ユーザー情報が登録されているため、設計したペルソナに近い層に配信がしやすい点がメリットです。そのほか、TikTokは10~20代の層が多い、LINEはアクティブユーザー比率が高いためアクションにつながりやすい、Twitterは「バズる』ことで広告の拡散が期待できる、などSNSごとに特徴が異なります。

また、Yahoo!広告やGoogle広告などを使えば、各検索エンジンを使っている層にアプローチできるほか、掲載先サイトにも配信できます(※Google広告は掲載先サイトがフィード型を採用している場合のみ)。

インフィード広告の3つの費用体系

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インフィード広告の費用体系は以下の3種類に大別されています。運用を検討するタイミングに備えて、それぞれの特性について理解しておきましょう。

  • クリック課金型
  • インプレッション課金型
  • エンゲージメント課金型

クリック課金型

ユーザーがクリックするごとに料金が発生する形式です。費用は1クリックあたり20~70円が相場とされ、広告費は「クリック回数×クリック単価」で計算されます。この形式は、よりクロージングが見込めるリードに広告費を充てやすい点がメリットです。

一方で、競合次第ではクリック単価が高くなり、広告費がかさんでしまうことも少なくありません。そのため、出稿キーワードの入念なリサーチを行えるだけの予算や時間がある場合に有効といえます。

インプレッション課金型

ユーザーが使用している媒体の画面に広告が表示されるごとに費用がかかる課金形式です。「1,000回表示されるごとにいくら」との値段設定が通例で、一般的な相場感は200〜800円/1,000回ほどと、比較的低単価となっています。

インプレッション型でクリック率が高くクオリティの高い広告を配信できれば、クリック型よりも低予算で多くのユーザーを獲得可能です。

しかし、クリックされなければ広告費が垂れ流しになるため、広告の完成度が裏打ちされていたり、短期でクオリティを改善できる体制が構築されていたりする場合に採用を検討しましょう。

エンゲージメント課金型

ユーザーが広告をクリックし、さらに「問い合わせ」「フォロー」などのアクションを起こした場合に費用が発生する課金形式です。

この方式の相場感は50〜300円/1アクションほどで、ほかの費用体系に比べると高単価ですが、無駄な費用が発生しにくい点がメリットといえます。

しかし、最終的なクロージング割合が少ないと費用対効果が見合わなくなるため、広告だけでなく、遷移先も含めたすべてのコンバージョンポイントのCV率を高く保つことが重要です。

インフィード広告のメリット

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インフィード広告でプロモーションを行うメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 出稿媒体に馴染みやすい
  • 視認されやすく反応率が高い
  • 新規リードの獲得に適している
  • 検討サイクルが長い商品・サービスにマッチする

昨今はデジタルによるプロモーション手段が豊富になり、広告にうんざりしているユーザーが少なくないのが実情です。インフィード広告は、前述した“広告感のなさ”が反応率向上に貢献します。

出稿媒体に馴染みやすい

インフィード広告なら出稿媒体やユーザーの使用ツールに合わせて、広告の形式も自動で調整されます。これにより、労力を割くことなく、各SNSのタイムラインや検索エンジン上のWebサイトに違和感のない広告配信が可能です。

視認されやすく反応率が高い

広告を掲載する媒体に馴染みやすければ、それだけ“広告感”の軽減につながり、見込み顧客にネガティブな印象を持たれにくくなります。従来型のバナー広告は各媒体のコンテンツとミスマッチするため、悪目立ちしてしまうケースも多々ありました。

一方で、インフィード広告はよほど奇抜なクリエイティブを作らなければ、各媒体のフィードに違和感なくマッチするため、「視認→反応」の流れが起きやすくなります

新規リードの獲得に適している

以上2点の理由から、インフィード広告は新規リードの獲得にも適しているといわれています。自社商材に馴染みがない層に対しても心証を損ねることなくアプローチできるため、初回のアクションを促しやすいのです。

検討サイクルが長い商品・サービスにマッチする

基本的にインフィード広告のバナーには多くの情報が盛り込めないため、遷移先のLP( ランディングページ)で詳細な商品説明を行います。そのため、ユーザー側の検討期間が長く、意思決定に多くの情報が必要になる高単価な商品や サービスと親和性が高いのが特徴です。

特にBtoBにおける商品やサービスでは、認知度が低く 高単価な場合、インフィード広告が有効なケースが多いといえるでしょう。

インフィード広告で費用対効果を上げるための4つのポイント 

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インフィード広告のメリットをお伝えしてきましたが、もちろん打てば打つほどリードを獲得できるというわけ ではありません。施策全体の費用対効果を上げるためには以下のような点に留意する必要があります。

1. ターゲティングを明確にして誤クリックを減らす
2. フリークエンシーの設定と広告デザインに気を配る
3. 遷移先のLP(ランディング・ ページ)の質も高めておく
4. 複数パターンのクリエイティブをテスト運用する

1.ターゲティングを明確にして誤クリックを減らす

前述したいずれの課金形式を採るにしても、インフィード広告を打つ際にはターゲティングを明確にして、効果的なクリエイティブを作成する必要があります。“ただ注意を引く”だけの広告は、ニーズやウォンツの伴っていない層の誤クリックが発生してしまうことが懸念されるためです。

ターゲット層以外の“関心を引く”コンテンツを作成するためには、ターゲット情報を絞ること以外にも、過去に訪問履歴のあるリードに再アプローチをする「リターゲティング」機能も有効です。

2.フリークエンシーの設定と広告デザインに気を配る

インフィード広告は各媒体に馴染みやすいとはいえ、ユーザーの心証を損ねるリスクはゼロではありません。そのため、インフィード広告を運用する際にはフリークエンシーの設定や広告デザインにも気を配る必要があります。

フリークエンシーとは「1人 に対し広告が表示された回数」のことです。インフィード広告を複数媒体にわたって掲載する際には、何度も同じ広告を目にしてネガティブな印象を抱かれるリスクを低減するため、フリークエンシーの回数を制限する必要があります

同様の理由で、広告デザインも不快感を与えないようなものを意識しましょう。

3.遷移先のLPの質も高めておく

前述のとおり 、「インフィード広告のクリック=クロージング」というわけではなく、基本的には遷移先のLPで訴求を行い、成約を目指すことになります。そのため、遷移先のLPデザインもUX(ユーザーエクスペリエンス)が高いものにしておくことが重要です。

あくまでインフィード広告単体はコンバージョンポイントのひとつに過ぎません。インフィード広告を運用するにあたっては“クリックされたら終わり”ではなく、「インフィード広告→LP→クロージング」の流れ全体を含めて“インフィード広告施策”であると認識しましょう

4.複数パターンのクリエイティブをテスト運用する

インフィード広告を運用する際には、複数パターンのクリエイティブで効果検証を行い、PDCAサイクルを回すことで、よりクリエイティブの質を上げる取り組みも求められます。その場合、測定する変数を1つ にしておくと、より短期間で広告効果が把握可能です。

訴求したい層に合った媒体・方法を選ぼう

インフィード広告は各出稿媒体に馴染みやすく、“広告感がない広告”であることが特徴で、デジタルを介したプロモーションが盛んになった昨今においては、効果的な施策といえます。

インフィード広告を運用する際は、自社のペルソナに沿ったターゲッティングを行わなければ、ただ広告費を投下するだけで終わってしまいかねません。そのため、訴求対象や出稿媒体などを明確に定め、広告の効果検証も行いつつ施策全体のパフォーマンスを上げていきましょう。

 

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