SEO向けに高品質×最安値クラスを実現した国産AIライティングツール「BringRitera(リテラ)」の魅力

更新日:2025-04-06 公開日:2025-03-25 by SEデザイン編集部

目次

Frame 79さまざまな業界で活用されはじめている生成AIツール。記事執筆においても、多くのツールが提供されています。中でも注目したいのが、SEOに強い国産AIライティングツールの「BringRitera(リテラ)」。株式会社イノベイティア主催「AIツールグランプリ2024」最優秀賞を獲得し、日本経済新聞社が選ぶ「活躍が期待されるAIスタートアップ55社」にSEOジャンルで唯一選出されるなど、多くの評価を得ています。その気になる機能、SEOに強い理由、高品質でありながら安価な理由など、同ツールを開発、運営をする株式会社BringFlowerの代表取締役を務める稲田高洋さんにインタビューしました。

独立の背景と事業の立ち上げの経緯

――事業内容と独立した背景についてお聞かせください。

SEOコンサルティング事業を軸としつつ、現在はAIライティングツール「BringRitera(リテラ)」の開発と運営が中心になっています。他にも、Webサイトの制作、運用、保守なども行ってきました。

大学院を卒業したのち、大手企業でUXデザインのプロセスの研究と実践に携わっていました。私は自分で考えて自分で動きたいタイプなのですが、会社という組織にいるとそうもいかない場面が多く、少なからず葛藤がありましたね。また、「より近い距離でお客様と一緒に事業を育てたい」という思いも強まっていました。そのタイミングで一度事業会社に転職をして、1,000を超えるサイトの分析を通じてSEOに関するノウハウを身に付け、2022年に独立、2024年に法人化し「株式会社BringFlower」を設立しました。

独立当初から現在に至るまで、「BringRitera(リテラ)」の開発も含め、ほぼ全てを私一人で行っています。なお、社名には「当社のサービスを通じて顧客の事業が育ち、花開いてほしい」という願いを込めています。

独立当初から現在に至るまで、「BringRitera(リテラ)」の開発も含め、ほぼ全てを私一人で行っています。なお、「株式会社BringFlower」の社名には「当社のサービスを通じて顧客の事業が育ち、花開いてほしい」という思いを込めています。

SEOに特化した国産AIライティングツール「BringRitera(リテラ)」とは

――「BringRitera(リテラ)」はどのようなツールでしょうか。

2023年6月にリリースした、SEOに強い業界最安クラスのAIライティングツールです。ターゲットキーワード、タイトル、見出し(目次)、本文、画像などを自動で生成できることが特徴で、1記事の生成に要する時間は2分から10分程度です。使用できるAIモデルは、ChatGPTGeminiClaudeの各最新モデルで、ユーザーの用途に合わせて切り替えができます。独自の追加指示が可能で、アウトプットを調整することも可能です。

それだけでなく、日本語以外に英語、韓国語、中国語(簡体字)、台湾語(繁体字)、香港語(繁体字)の計6言語で記事を生成できるため、海外向けのコンテンツマーケティングにも対応しています。

生成される記事は、HTMLタグを反映させた状態に仕上がっていて、WordPressとの自動連携機能もあり、記事制作だけでなく、原稿流し込み~公開までの工程も省力化できます。

――開発しようと思ったきっかけを教えてください。

独立した当初は、実は「BringRitera(リテラ)」の開発を考えておらず、SEOに強いWebサイトの制作、運用、保守が事業の中心でした。

しかし、SEOに強いホームページを作るためには、ターゲットとする分野において質の高い記事を一定数用意する必要があります。お客様が事業を運営しながら記事の執筆まで行うのは、労力面で大きな負担になるうえ、当社であっても委託を受けると、別途の費用が発生してしまいます。

そんな問題を解消したいと思っていた矢先にリリースされたのが、文章生成AIであるChatGPTでした。ChatGPTを使えば、低コストでお客様の記事制作のお悩みを解決できると感じ、「BringRitera(リテラ)」を開発してリリースしました。

――SEOに強い理由はどこにあるのでしょうか。

単にAIモデルを使用して文章を生成しているのではなく、会社員時代から蓄積しているSEOの実践的なノウハウを掛け合わせて設計しているため、「ChatGPTでは出力できない高品質な記事が簡単に出力できる」とユーザー様から嬉しいお声をいただいています。

他にも、AIには出せないオリジナリティを加えるためのポイントを提示する機能や、ホームページに一度掲載した記事をリライトする機能なども備えており、これらも検索順位を上げる一役を担っています。

――開発において、どのような工夫をしましたか。

「使いやすさ」にこだわっており、画面に表示される流れに沿って操作を進めるだけでスムーズに記事が生成できます。

具体的には、ターゲットキーワード、タイトル、見出し(目次)、本文、画像など、記事の構成要素を一度に考える必要がないように、順を追って簡単な操作で自分にとって必要なものを取捨選択できるようなUI(ユーザーインターフェース)を心がけています。

私は、会社員時代にユーザビリティテストを数多く実施した経験があります。どういった箇所でユーザーがつまずくか、何故つまづくかを熟知しているため、その知見に基づいて「BringRitera(リテラ)」は設計しています。私自身は2010年から2018年まで人間中心設計専門家(※1)の認定を受けていました。

※1:商品、サービス、システム開発において、人間を中心に据えた設計プロセスを実践できる専門家

――「BringRitera(リテラ)」によるコンテンツ制作は、ユーザーにどのようなメリットをもたらすでしょうか。

最も大きいメリットは「埋もれている良いサービスや商品を、世の中に知ってもらえる」という点です。特に小規模事業者の方は使える予算や知名度から、製品やサービスを知ってもらうまでのハードルが高い。しかし「BringRitera(リテラ)」を使えば、高品質な記事を短時間で大量に生成でき、安価で集客を強化することができます。

また、海外観光客のインバウンド需要に応えることができる点もメリットだと言えます。海外からの観光客は事前にインターネットで情報を調べますが、日本語で検索するケースは少ないでしょう。「BringRitera(リテラ)」は6言語に対応しているため、多言語で検索上位にヒットさせることも可能です。そうすれば、より顧客にリーチしやすくなりますし、結果的に日本の良さをもっと知ってもらうことにもつながると考えています。

――高品質でありながら業界最安クラスを実現できた秘訣はどこにあるのでしょうか。

IMG_2820開発のほとんど全てを私1人で行っているからではないでしょうか。

チームで開発を進める場合、プランナー、エンジニア、デザイナーなど、さまざまな役割の人が、それぞれの立場からの意見をまとめ、擦り合わせなければなりません。一部の業務を外部に委託しているケースもあるでしょう。ですが、私のように一人で全てを担うことができれば、社内調整の時間や外部委託の費用はかかりません。

また、集客方法はSEOとウェブ広告がメインで、フリープランでお試しいただいたあとに、一定の割合で有料プランに切り替えていただけているので、営業コストが抑えられています。この流れは、使い勝手が良いからこそ実現できることです。このように、徹底した省力化によって、業界最安値水準でのツール提供を実現できています。

第三者が証明する「BringRitera(リテラ)」の魅力

――「AIツールグランプリ2024」での最優秀賞受賞に際し、どのような点が評価されたとお考えでしょうか。

実績と実用性が評価されたのだと考えています。このグランプリでは、応募をした企業から10社が本選に進み、プレゼンテーションを経て審査員と一般参加者計120人の投票によって最優秀賞が選ばれました。私はプレゼンテーションで、コンバージョン数(※2)の大幅向上につながった事例や、半年でアクセス数が3倍になった事例などを紹介しました。

一般参加者は、AIを活用してDXや効率化などを図りたいと考えている方々です。SEO対策業者に依頼すると高額になる記事作成も「『BringRitera(リテラ)』を使えば、安く、効率良くできる」と自分ごと化していただけたからこそ、このようなご評価をいただけたのだと考えています。

※2:ウェブサイト上でユーザーに行ってもらいたい行動が達成された数

――実際のユーザーの評価はいかがですか。

定量的な側面から見ると、2025年2月上旬時点でユーザー数は約3,000名、フリープランを含む継続率は96%です。また「みんなのランキング」の「文章作成AI・記事作成AI編」において、同時点で4位にランクインしています。1~3位が海外ツールなので、国産ツールに限ると1位を獲得できています。

ユーザーの方々からは、「いろいろなAIツールを使いましたが、『BringRitera(リテラ)』が断然使いやすく、記事制作がはかどっています」「文章の完成度が非常に高く、満足しております」「サイトから問い合わせが入るようになりました! 今後も使用を継続したいと思います」など、嬉しい声をいただいております。

「BringRitera(リテラ)」とBringFlowerの今後

――今後の展望についてお聞かせください。

「BringRitera(リテラ)」については、ブラッシュアップを続けて「AIライティングツール」という側面だけでなく「SEOツール」という側面でも注目されるようにしていきたいと考えています。また「BringRitera(リテラ)」に限らず、さまざまなことに挑戦したいという思いもあります。今までは「自分一人でどこまでできるか」を試してみたかったこともあり、あえて一人で事業を行っていました。おかげさまで、今は当面の目標だったところは超えられそうな状況です。

今後は、私と同じようなモチベーションやマインドを持った仲間を見つけて、ユーザーの役に立つさまざまなツールやソリューションをもっと世に提供したいという思いもあり、どうするか考えているところです。

――最後に、独立を目指す人へのメッセージをお願いします。

IMG_2759コピー私が1人で事業を続けてきたもう1つの理由に、「1人で事業を築く」というスタンスを広めたいということがあります。組織力の強さは日本の利点だと考えますが、一方で個の力が活かされにくい。だからきっと埋もれてしまう才能もあり、それをもったいなく感じています。

現在は、私のように一人でさまざまなことに挑戦したい人間にとって、とてもいい時代です。これまで1人では難しかった多くのことが、組織力を補うようなツールによって実行が可能になっています。「BringRitera(リテラ)」も、まさにその1つです。そのため、迷うくらいなら一度独立という経験をするのもいいと思います。様々なことを自分一人で行うという経験は、スキルの向上と視野の拡大に繋がります。仮に上手くいかなかったとしても、その経験はきっと自身の今後に役立ちますから。

 

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