Synthesia(シンセシア)とは、AIアバターと合成音声を使って動画を作成できる、法人向けのAI動画プラットフォームです。台本やPDF、PowerPointなどをもとに、撮影をせずに研修動画や製品説明動画を制作できます。
なお、「Synthesia」という名前のピアノ練習ソフトも存在します。本記事で解説するのは、英国のSynthesia Ltdが提供するAI動画プラットフォームのほうです。
本記事では、Synthesiaの料金プラン、主な機能、日本語への対応状況、導入時の注意点を、2026年9月時点の公式情報をもとに解説します。動画制作や更新、多言語展開の負担を減らしたい方は参考にしてください。
Synthesiaとは
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この記事の要点 ・Synthesiaは、AIアバターと合成音声で動画を作れる法人向けプラットフォーム。台本の直接入力に加え、プロンプト、PDF、PowerPoint、Word、URLからも動画の初稿を作成できる ・料金は「動画の分数」ではなく「クレジット」で管理される。動画生成は1秒あたり2クレジットを消費し、AI吹き替えやAPI、AI生成素材でも同じクレジットを使う。未使用分は翌期間へ繰り越せない ・日本語は音声・翻訳・AI吹き替えに対応している。ただし固有名詞や専門用語の発音は確認・調整が必要で、管理画面の日本語化の範囲は公式情報から確認できなかった |
Synthesia(シンセシア)は、英国のSynthesia Ltdが提供するAI動画制作プラットフォームです。ロンドンに本社を置いています。AIアバターと合成音声を使った動画の生成だけでなく、台本の作成、編集、素材生成、翻訳・吹き替え、共有までをブラウザ上で行えます。
動画は台本を直接入力して作るほか、プロンプト、PDF、PowerPoint、Word文書、URLなどをもとに作成できます。「Assistant」に動画の目的や対象者を伝えると、構成・台本・映像を含む初稿が生成され、その後もチャット形式で内容を調整できます。
企業研修やオンボーディングをはじめ、製品・業務手順の説明、営業支援、顧客教育、社内コミュニケーションなど、幅広い用途で利用されています。Amazon Web Services(AWS)は2025年9月、マーケティング動画の制作とローカライズにSynthesiaを採用したと発表しています。Teleperformanceもグローバル研修動画の制作に利用しています。
Synthesiaの基本情報
| 項目 | 2026年9月時点の概要 |
|---|---|
| 提供元 | Synthesia Ltd(英国・ロンドン) |
| できること | AIアバター動画の生成、台本・構成の作成、動画編集、AI素材生成、翻訳・AI吹き替え、共有・配信 |
| 入力できるもの | 台本、プロンプト、PDF、PowerPoint、Word文書、URL |
| 課金の単位 | プラン料金+クレジット消費(動画生成は1秒あたり2クレジット) |
| プラン | Basic(無料)/Starter/Creator/Enterprise(個別見積もり) |
| ストックAIアバター | 最大240種類以上(利用できる数はプランによって異なる) |
| 言語・音声 | 公式料金表の表記で160以上(翻訳・吹き替えでは対応数の数え方が異なる) |
| 日本語対応 | 音声・翻訳・AI吹き替えに対応(管理画面の日本語化の範囲は未確認) |
| 利用環境 | Webブラウザ(動画エディターの利用にはPCが必要) |
出典:Synthesia Pricing(2026年9月時点)
Synthesiaと通常の動画制作との違い
通常の動画制作では、ディレクターやカメラマン、動画編集者など多くの人が関わり、コンセプト作成から脚本、撮影、編集までの工程が必要です。Synthesiaは、このうち撮影工程を省略しやすい点に特徴があります。ただし「準備が一切不要になる」わけではありません。
| 比較項目 | Synthesia | 通常の動画制作 |
|---|---|---|
| 撮影 | ストックアバターを使う動画では、カメラ・スタジオ・出演者・ナレーターの手配を省略できる | 出演者、撮影場所、照明、録音機材などの手配が必要になることが多い |
| 入稿方法 | 台本、プロンプト、PDF、PowerPoint、Word、URLなどから制作できる | 企画、絵コンテ、台本、撮影素材を個別に用意する |
| 修正 | 台本やシーンを編集して再生成できる | 内容によっては再撮影や再録音が必要になる |
| 表現 | AIアバター、独自素材、生成された背景映像、衣装・背景の変更などに対応 | 実在人物の演技、実景、商品撮影、複雑なカメラワークを細かく設計しやすい |
| 多言語化 | AI音声、AI吹き替え、Enterprise向けのワンクリック翻訳を利用できる | 翻訳、ナレーター手配、字幕・映像編集を言語ごとに行うことが多い |
| 確認工程 | 原稿の事実確認、固有名詞の発音、生成映像、権利・ブランド基準の確認が必要 | 撮影内容、出演・素材の権利、編集結果などの確認が必要 |
Synthesiaは、研修・オンボーディング・製品説明・社内連絡など、同じ構成の動画を繰り返し更新したり、多言語で展開したりする用途と相性があります。一方、実在人物の演技や現場映像そのものが訴求の中心になる広告・ブランド映像では、通常の制作や両者の併用も選択肢になります。
Synthesiaの料金
Synthesiaの料金を理解するうえで最も重要なのが「クレジット」という仕組みです。プラン名だけを見て「月額いくらで何分作れるか」を比較すると、実際の使用感とずれます。
クレジット制の基本
Synthesiaでは、プランごとに付与されるクレジットを消費して各機能を使います。通常の動画生成は1秒あたり2クレジットを消費します。つまり1分の動画で120クレジットです。
注意したいのは、クレジットを消費するのは動画生成だけではない点です。AI吹き替え、API経由の利用、AIによる画像・動画素材の生成でも同じクレジットを使います。そのため、実際に作れる動画の長さは、ほかの機能をどれだけ使うかによって変わります。未使用のクレジットは次の請求期間へ繰り越されません。
料金プラン一覧
2026年9月時点で、公式の料金ページに表示されている内容は次のとおりです。
| プラン | 月払い | 年払い時の表示 | クレジット(動画時間の目安) | ストックAIアバター |
|---|---|---|---|---|
| Basic | 0ドル | 年払いなし | 月1,200クレジット(動画のみなら約10分/月) | 9以上 |
| Starter | 29ドル/月 | 18ドル/月相当 | 月払い:月1,200クレジット/年払い:年14,500クレジット(動画のみなら約120分/年) | 125以上 |
| Creator | 89ドル/月 | 64ドル/月相当 | 月払い:月3,600クレジット/年払い:年44,000クレジット(動画のみなら約360分/年) | 180以上 |
| Enterprise | 個別見積もり | 個別見積もり | 動画生成時間は無制限(その他のAI利用は契約ごとのクレジット) | 240以上 |
出典:Synthesia Pricing(2026年9月時点の料金カードの表示)
※上記は2026年9月時点で公式の料金カードに表示されていた内容です。料金・クレジット付与量・アバター数は改定されることがあり、公式ページ内でも表示が更新される時期に差があります。契約前に必ず公式の料金ページと申込画面で最終的な金額をご確認ください。
プランによって使える機能も変わります。おおまかには、Starterでダウンロードやアシスタント、AI吹き替えが使えるようになり、CreatorでAPIや複数アバター、インタラクティブ動画が加わり、Enterpriseでワンクリック翻訳・ブランドキット・SSO・SCORMなどの組織向け機能が使えます。
無料プラン(Basic)でどこまでできるか
Basicは月額0ドルで、クレジットカードの登録なしに利用を始められます。ただし、次の制約があります。
- 月1,200クレジット。動画生成だけに使った場合で約10分/月が上限の目安
- 生成した動画にSynthesiaのロゴ(透かし)が入る
- 動画ファイルのダウンロードができない(Starter以上への変更が必要)
- 利用できるストックアバターは9体以上にとどまる
「無料で本番用の動画を作りきる」という使い方には向きません。操作感やアバター・音声の品質を確かめる試用枠と考え、業務で使う判断がついた段階で有料プランへ移るのが現実的です。
Synthesiaの始め方
まずは公式サイトにアクセスし、利用したいプランの「Get started」からアカウントを登録します。Enterpriseだけは入口が異なり、「Book demo」から問い合わせ・デモ予約を行う形です。
なお、モバイルブラウザでも一部の機能は使えますが、動画エディターの利用にはPCが必要です。
アカウント登録後の基本的な流れは次のとおりです。
- 動画作成を開始する…ホーム画面の「Create video」、または右上の「Create」から始めます
- 作り方を選ぶ…テンプレートから始める、白紙(Start from blank)から作る、PowerPointを読み込む、台本をインポートする、Assistantに資料やURLを渡す、といった入口があります
- 台本とシーンを編集する…アバター、音声、背景、テロップなどを調整します
- 生成する…右上の「Generate」を選び、必要に応じてタイトル・説明・焼き付け字幕・チャプターを設定したうえで、確認画面でもう一度「Generate」を選択します
テンプレートから始める場合は「More」から「Explore templates」を開くか、「Create」→「Video」→テンプレート選択と進みます。
Assistantを使って資料から作る
2026年に刷新された「Assistant」を使うと、プロンプトや既存資料から動画の初稿を作れます。動画の目的と対象者を伝えると、構成案・台本・映像を含むたたき台が生成され、その後はチャット形式で「この章をもっと短く」「トーンを変えて」といった指示を出しながら仕上げていきます。
ただし、Assistantが作るのはあくまで編集可能な初稿です。事実関係、表現、ブランドとの整合性、発音は、公開前に担当者が確認する必要があります。またAssistantはベータ機能で、対象はStarter以上のプランです。
Synthesiaの特徴
Synthesiaのおもな特徴を、利用時の注意点とあわせて整理します。
| 特徴 | 概要 | 利用時の注意点 |
|---|---|---|
| 最大240種類以上のストックAIアバター | 用意されたアバターから選んで使える。プラン別の目安はBasicが9体、Starterが125体以上、Creatorが180体以上、Enterpriseが240体以上 | すべてのプランで240種類以上を使えるわけではない |
| 独自アバターの作成 | 写真から本人のアバターを作る方法や、プロンプトから人物・キャラクターを作る方法がある。一部のアバターは服装や背景も変更できる | 実在人物のアバターを作るには、本人によるライブの同意動画が必要 |
| 160以上の言語・音声 | 公式料金表の表記。ナレーションのスタイルや地域アクセントを選べる。日本語の動画作成にも対応 | 翻訳・吹き替えでは対応言語数の数え方が異なるため、同じ指標として扱わない |
| 表情・身振りと音声の調整 | 最新世代のアバターは台本の内容に応じて表情や身振りを生成する。句読点、間、話速、発音指定、再生成で話し方を調整できる | 出力にはばらつきがあり、句読点で強弱を確定的に指定できるわけではない。公開前のプレビューが必要 |
| 資料から初稿を作るAssistant | プロンプト、PDF、PowerPoint、Word、URLをもとに構成・台本・映像の初稿を生成し、チャットで修正できる | ベータ機能で、対象はStarter以上。資料の文章をそのまま読むのではなく、内容をもとに新しい台本を生成する場合がある |
| 翻訳・AI吹き替え | 動画全体の翻訳や、既存動画へのリップシンク付きAI吹き替えに対応。視聴者の言語に応じた再生も可能 | ワンクリック翻訳と多言語プレーヤーはEnterprise限定 |
| 60以上のテンプレートと企業向け機能 | 用途別のテンプレートに加え、ブランドキット、共同編集、API、SSO、SCORMなどを利用できる | ブランドキット、ライブ共同編集、SSO、SCORMなどはEnterprise向け |
なお、通常のアバター動画は入力した台本を読み上げる形式です。視聴者とリアルタイムに会話する用途には「Roleplay Sessions」という別の機能が用意されていますが、2026年9月時点の対応言語は英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語で、日本語は掲載されていません。
Synthesiaの日本語対応
日本企業が導入を検討するうえで最も気になるのが、日本語への対応状況でしょう。2026年9月時点で確認できる範囲を整理します。
| 項目 | 対応状況 |
|---|---|
| 日本語の音声生成 | 対応。日本語の台本から動画を作成できる |
| 翻訳 | 対応。翻訳先の言語一覧に「Japanese(Plain)」「Japanese(Polite)」の2種類がある |
| AI吹き替え | 対応。日本語は元言語・吹き替え先のいずれにも含まれる |
| 音声クローン | 全プランで利用可能(一部の作成・利用言語はEnterprise限定) |
| 管理画面(UI)の日本語化 | 公式情報からは確認できなかった。導入前に実際の画面で確認することをおすすめする |
| Roleplay Sessions(会話練習) | 対応言語に日本語は掲載されていない |
日本語で使えることと、無修正でそのまま公開できることは分けて考える必要があります。固有名詞や専門用語、社名・製品名などは読み方が意図と異なる場合があるため、発音指定機能を使って調整するか、生成後にプレビューで確認する運用にしてください。公式ヘルプでも、非英語のコンテンツや発音が重要な原稿では、事前の音声確認やネイティブ話者によるレビューが推奨されています。
また、AI吹き替えで翻訳されるのは音声だけです。映像内のテロップや図表の中の文字は翻訳されないため、多言語展開ではその分の作り込みが別途必要になります。
Synthesiaを利用するメリット
Synthesiaを利用するおもなメリットは、下記の3つです。
- 撮影に伴うコストを抑えやすい
- 動画制作と更新の負担を軽減しやすい
- 多言語の動画を効率的に展開できる
それぞれ詳しく解説します。
撮影に伴うコストを抑えやすい
ストックAIアバターと合成音声を使えば、動画ごとに演者・カメラ・スタジオを手配せずに、説明動画や研修動画を制作できます。撮影や再撮影が発生しにくいため、内容を定期的に更新するマニュアル、社内研修、製品説明では撮影関連の費用を抑えやすくなります。
ただし、「コストが大幅に下がる」と一律には言えません。プラン料金に加えて、動画生成・再生成・AI吹き替え・AI素材生成でクレジットを消費します。制作本数が多いほど有利とも限らないため、動画の本数・長さ・修正回数・翻訳する言語数・確認工数まで含めて、既存の制作費と比較してください。
動画制作と更新の負担を軽減しやすい
台本やPowerPoint、URLを起点に初稿を作れるため、ゼロから構成を考える手間を減らせます。テンプレートを再利用すれば、似た構成の動画を毎回作り直す必要もありません。Enterpriseではブランドキットやリアルタイム共同編集も使えるため、デザインの統一や社内確認も進めやすくなります。
一方で、外部の編集者への依頼が完全に不要になるわけではありません。公式の制作フローでも、構成の確認、台本・映像・タイミングの調整、最終確認は担当者が行う前提になっています。「依頼を減らしやすい」と捉えるのが実態に近いでしょう。
多言語の動画を効率的に展開できる
Synthesiaには、動画翻訳とAI吹き替えという2種類の多言語化の手段があります。Synthesia内で作成した動画は、台本と画面上のテキストをまとめて翻訳できます(Enterprise向けのワンクリック翻訳)。AI吹き替えはSynthesia以外で作成した動画にも使え、話者の声を再現した吹き替えやリップシンクを利用できます。
ただし、翻訳そのものが不要になるわけではありません。公式の手順でも、文字起こしと訳文の確認・修正が案内されています。地域に合わせた語調や言い回しは利用者が訳文を編集して調整する扱いで、文化的な表現や商習慣まで自動で最適化されるわけではない点に注意してください。
Synthesia導入時の注意点
導入を判断する前に、次の点を確認しておきましょう。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 有料広告には使えない | ストックアバターを使った動画は、自社サイトの商品動画や通常のSNS投稿には使えるが、有料のSNS広告やプログラマティック広告などの有料プロモーションには使用できない。広告利用を想定する場合は、権利者の同意を得たカスタムアバターの利用可否と最新の規約を確認する |
| 無料プランの制約 | Basicはロゴ(透かし)が入り、動画ファイルをダウンロードできない |
| クレジットは繰り越せない | 未使用分は次の請求期間へ持ち越せない。月ごとの制作量に波がある場合は、年払いのクレジット枠のほうが使いやすいこともある |
| 個人アバターには同意が必要 | 実在人物のアバターを作る場合、本人によるライブの同意動画が必要。社内の利用範囲や退職時の取り扱いも事前に決めておく |
| 生成品質のばらつき | 最新世代のアバターは段階的に展開されており、リップシンクや視線のずれが発生する場合があると公式ヘルプにも記載されている。公開前のプレビューを前提にする |
| 日本語UIの範囲 | 日本語の音声・翻訳には対応しているが、管理画面の日本語化の範囲は公式情報から確認できなかった。無料プランで実際の画面を確認するとよい |
| AI生成であることの表示 | Synthesiaの動画には来歴情報が付与される。EU向けに配信する場合は、AIによる生成であることの表示義務についても配信側で確認が必要 |
また、Synthesiaは顧客データを自社AIの事前学習に使用しないと説明していますが、個人アバターの作成では顔や声の生体情報を扱います。本人の同意、社内での利用範囲、退職時の取り扱いを、導入前に社内規程として定めておくと安心です。
Synthesiaの導入がおすすめの企業
Synthesiaは、下記のような企業に特におすすめです。
- 動画の制作・更新を効率化したい企業
- 同じ内容の動画を多言語で展開したい企業
当てはまる場合は、ぜひSynthesiaの導入を検討してみてください。
動画の制作・更新を効率化したい企業
Synthesiaは、動画の制作と更新を効率化したい企業に適しています。プレゼンテーション、製品紹介、トレーニング動画など、用途に合わせたテンプレートが用意されており、台本や既存資料をもとに動画のたたき台を作成できます。
特に効果が出やすいのは、内容が定期的に変わる動画です。撮影を伴わないため、仕様変更や制度改定のたびに台本を書き換えて再生成できます。埋め込みや共有リンクで配信した動画は、再公開すると配信先にも更新内容が反映されるため、研修や製品説明のように改訂が続くコンテンツと相性があります。
同じ内容の動画を多言語で展開したい企業
複数の国・地域に向けて同じ内容を届けたい企業にも適しています。翻訳とAI吹き替えを使えば、言語ごとにナレーターを手配して録り直す必要がありません。
ここで押さえておきたいのは、地域ごとにアバターの外見を合わせる必要はないという点です。同じアバターに複数言語の音声を設定できるため、アバターは伝えたいメッセージやブランド、話者の役割との整合性で選ぶほうが適切です。
ただし、配信先の国・地域によっては、翻訳の言い回しや法令表示の確認が必要になります。顧客向けの動画や、法務・医療・コンプライアンスに関わる動画では、対象地域に詳しい担当者やネイティブ話者によるレビューを工程に入れてください。
よくある質問
シンセシアの料金はいくらですか?
2026年9月時点の公式料金ページでは、Basicが無料、Starterが月払い29ドル(年払いで月18ドル相当)、Creatorが月払い89ドル(年払いで月64ドル相当)、Enterpriseが個別見積もりです。ただしSynthesiaはクレジット制で、動画生成は1秒あたり2クレジットを消費し、AI吹き替えやAPIでも同じクレジットを使います。金額だけでなく、付与されるクレジット量と自社の想定利用量をあわせて比較してください。料金は改定されることがあるため、契約前に公式ページでご確認ください。
Synthesiaの使い方は?
公式サイトでアカウントを登録し、ホーム画面の「Create video」または右上の「Create」から動画作成を開始します。テンプレートから始めるほか、白紙から作る、PowerPointを読み込む、台本をインポートする、Assistantに資料やURLを渡すといった入口があります。台本とシーンを編集したら「Generate」を選び、タイトルや字幕を設定して確認画面でもう一度「Generate」を選ぶと動画が生成されます。なお、動画エディターの利用にはPCが必要です。
AI動画生成は完全無料ですか?
Synthesiaには無料のBasicプランがありますが、完全無料で本番用の動画を作りきることはできません。Basicは月1,200クレジット(動画生成のみで約10分/月)が上限で、生成した動画にはSynthesiaのロゴが入り、動画ファイルのダウンロードもできません。試用には十分ですが、社外に公開する動画を作る場合はStarter以上のプランが必要です。
まとめ:Synthesiaを活用して動画制作を効率化しよう
今回は、Synthesiaの料金や搭載機能、利用するメリットについて解説しました。SynthesiaにはBasic・Starter・Creator・Enterpriseの4つのプランがあり、料金は「動画の分数」ではなくクレジットで管理されます。動画生成だけでなくAI吹き替えやAPIでも消費し、未使用分は繰り越せないため、想定する利用量からプランを選ぶことが大切です。
日本語は音声・翻訳・AI吹き替えに対応していますが、固有名詞や専門用語の発音は確認と調整が必要です。また、ストックアバターを使った動画は有料広告に使えないなど、配信チャネルによる制約もあります。まずは無料のBasicプランで操作感と日本語音声の品質を確かめ、自社の用途に合うかを見極めてから有料プランを検討する進め方をおすすめします。
動画の制作・更新を効率化したい企業、同じ内容を多言語で展開したい企業は、Synthesiaの導入を検討してみてください。
SEデザインは1985年の創業以来、外資系IT企業のブランドローカライズをはじめ、日系・外資を問わず多くのテクノロジー企業のマーケティングを支援してきました。生成AIをコンテンツ制作にどう組み込むか、業務効率化にどう活用するかといったご相談にも対応しています。