Geminiでできること|ChatGPTとの違いや料金、使い方を解説

更新日:2026-10-08 公開日:2024-04-18 by SEデザイン編集部

目次

Google Geminiでは、文章の作成・要約・翻訳から、資料や画像・動画の分析、Deep Researchによる調査、画像・動画の生成、GmailなどGoogleサービスとの連携まで、幅広い作業ができます。

Geminiは、Googleが開発するAIモデル群と、それを利用できるAIアシスタント「Geminiアプリ」(旧称Bard)の名称です。

ChatGPTと共通する機能も多いため、本記事ではGeminiでできることを機能別に整理し、ChatGPTとの違い、料金、使い方を解説します。

この記事の要点

・Geminiは、Googleが開発するAIモデル群と、それを利用できるAIアシスタント「Geminiアプリ」の名称。Geminiアプリは、2024年2月にBardから名称が変わった

・できることは、文章の作成・要約・翻訳、資料・画像・音声・動画の分析、Deep Researchによる調査、画像・動画の生成と編集、Gemini Liveでの音声の相談、コードの作成、GmailなどGoogleサービスとの連携の7つ

・ChatGPTとは共通する機能が多い。GmailやGoogleドライブなど、Googleのサービスと組み合わせて使えるかどうかが、選ぶときの大きな判断材料になる

・無料版があり、個人向けの有料プランはGoogle AI Plus・Pro・Ultra。法人はGoogle Workspaceのエディションに含まれる形で使い、開発者向けのGemini APIは従量課金

Google Geminiとは

Google Geminiとは、Googleが開発するAIモデル群と、それを利用できるAIアシスタント「Geminiアプリ」の名称です。Googleは2023年12月に最初のGeminiモデルを発表しました(日本語の公式発表は12月7日)。モデルそのものと、それを使うアプリやAPIを分けて考えると、機能や利用条件を理解しやすくなります。

Geminiのモデルが扱える入力と出力は、モデルによって異なります。テキスト・画像・音声・動画・PDFなどを読み取れるモデルがある一方、画像を生成するのは画像生成用のモデルです。

モデルの系列には、推論やコード作成などの複雑な作業に向けたPro、軽量で速さを重視したFlash(Flash-Liteを含む)、端末上で動くNanoがあります。NanoはクラウドのProやFlashと同列の選択肢ではなく、端末の中で処理するためのモデルです。Geminiアプリにログインすると、用途に応じてモデルを切り替えたり、利用できる場合は思考の深さを調整したりできます。

Geminiを利用するおもな方法は、次のとおりです。

  • Geminiアプリ:ウェブ版やモバイルアプリで、対話しながら作業を依頼する
  • Google Workspace:Gmailやドキュメントなどの画面の中で、Geminiの機能を使う
  • Gemini API:自社のサービスや業務システムに、Geminiのモデルを組み込む
  • Gemini Nano:対応する端末の中でモデルを動かす

アプリ・Workspace・APIで使えるモデルや上限が、同じとは限りません。新しく発表されたモデルが、最初は一部の利用者に限って提供されることもあります。Geminiのウェブアプリは日本から日本語で利用できますが、使えるモデルや機能、使用量の上限は、契約しているプランやアカウントの条件によって変わります。

参照:Google AI for Developers(Gemini APIのモデル一覧)/Google公式ブログ(Geminiの発表・2023年12月)/Android Developers(Gemini Nano)/Gemini アプリ ヘルプ(プラン別のモデルと使用量の上限)/Gemini アプリ ヘルプ(対応言語と国・地域)

Google GeminiとBardの違い

Google GeminiはBardと混同されるケースが多く見られます。BardはGoogleが提供していた対話型AIサービスの旧名称で、2024年2月8日にGeminiへ名称が変わりました。Googleは改称の理由を、サービスの中核となるGeminiモデルの技術が製品に反映されていることを明確にするため、と説明しています。

そのため現在のサービスは、「Geminiアプリ(旧Bard)」と表記すると関係が分かりやすくなります。

参照:Google Japan Blog「BardからGeminiへ:Ultra 1.0とGeminiアプリを発表」

Google GeminiとSGE・AIによる概要・AIモードの違い

Google Geminiは、SGEとも混同されがちです。SGE(Google Search Generative Experience)は、Google検索に生成AIを取り入れた初期の試験的な検索体験です。2023年5月にGoogle主催のカンファレンスで発表され、同年の8月に日本でも試験運用が始まりました。

現在のGoogle検索で押さえておきたいのは、「AIによる概要」と「AIモード」です。AIによる概要は、検索結果にAIがまとめた情報を表示する機能で、日本では2024年8月に提供の拡大が発表されました。AIモードは、複雑な質問や追加の質問を重ねて情報を探せる検索機能です。日本語での順次提供は、2025年9月9日に発表されています。

どちらもGeminiのモデルを活用していますが、Geminiアプリとは使う画面も目的も異なります。

参照:Google Japan Blog「生成 AI による検索体験 (SGE) のご紹介」

参照:Google公式ブログ(AIによる概要の日本での提供拡大)/Google公式ブログ(AIモードの日本語での提供)

Google Geminiでできること

Geminiでできることは、おもに次の7つです。

  • 文章の作成・要約・翻訳ができる
  • 資料・画像・音声・動画の内容を分析できる
  • Deep Researchで調べものをレポートにまとめられる
  • 画像・動画を生成・編集できる
  • Gemini Liveで声で相談できる
  • コードの作成やアプリの試作ができる
  • GmailなどGoogleサービスと連携できる

それぞれの機能を、業務での使い方と合わせて解説します。

文章の作成・要約・翻訳ができる

Geminiでは、メールや企画書の下書き、文章の校正、長文資料の要約、多言語の翻訳ができます。議事録やメモ、音声データなどの内容を整理することも可能です。

回答には、関連するWebページへのリンクが表示される場合があります。リンクはすべての回答に付くわけではありませんが、表示されたときは元のページを開いて内容を確かめられます。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(Gemini アプリを使用する)/Gemini アプリ ヘルプ(関連ソースの表示)

資料・画像・音声・動画の内容を分析できる

Geminiには、ドキュメントやスプレッドシートなどの資料、画像、音声、動画のファイルをアップロードし、内容について質問したり、要約や分析を依頼したりできます。スプレッドシートのデータからグラフを作ることも可能です。

画像とテキストを組み合わせれば、写っている内容の説明や、複数の画像の関係の推測も頼めます。なお、アップロードできるファイルの容量や長さ、利用量には上限があり、長い資料では扱える量(コンテキスト)を超えた部分が考慮されない場合があります。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(ファイルの分析)/Google for Developers Blog(マルチモーダルなプロンプトの解説)

Deep Researchで調べものをレポートにまとめられる

Deep Researchは、複数の情報源を調べてレポートにまとめる調査機能です。Geminiが調査計画(リサーチプラン)を作成するので、その内容を確認・編集してから調査を始めます。市場や競合の調べもののように、複数の情報源にあたる調査に使えます。

Googleは2025年11月に、Deep ResearchでWorkspaceのコンテンツを扱えるようにする連携の拡張を発表しました。現在は、接続したGmailやGoogleドライブ、アップロードした資料を、情報源に加えることもできます。レポートの作成には通常5〜10分かかり、複雑な調査ではさらに時間がかかることもあります。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(Deep Research)/Google Workspace Updates(Deep ResearchとWorkspaceのコンテンツの連携)

画像・動画を生成・編集できる

Geminiでは、テキストで指示して画像を生成したり、アップロードした画像を編集したりできます。動画の生成と、会話を通じた動画の編集にも対応しています。

動画の生成を使うには、個人向けのGoogle AIプラン、または要件を満たすGoogle Workspaceのライセンスが必要です。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(動画の生成と編集)/Gemini アプリ ヘルプ(プラン別のモデルと使用量の上限)

Gemini Liveで声で相談できる

Gemini Liveは、Geminiと音声で会話できる機能です。カメラに映っているものや、共有した画面の内容について、声で相談することもできます。

利用できる端末やアカウントには条件があり、機能は段階的に提供されています。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(Gemini Live)

コードの作成やアプリの試作ができる

Geminiは、PythonやJavaScript、Java、Goなど、さまざまなプログラミング言語のコードの作成やデバッグ(修正)を支援できます。画像を参考にしたコードの作成を依頼することも可能です。

Canvasという機能を使うと、文書やスライド、コード、アプリの試作を画面上で作成・編集できます。Canvasで作ったPythonコードはGoogle Colabへエクスポートし、動作を確認できます。生成されたコードは、内容と動作を確かめてから業務に使いましょう。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(Canvas)

GmailなどGoogleサービスと連携できる

Geminiアプリは、GmailやGoogleドライブ、Googleカレンダーなどと連携できます。たとえば、Gmailのメールを検索して要約したり、ドライブの資料の内容をまとめたり、カレンダーに予定を作成したりといった使い方です。

なお、Gmailの画面の中で使うGemini(メールの要約、下書き、返信文の提案)は、Geminiアプリの連携とは別の機能で、機能ごとに対象のプランが異なります。連携できるアプリや操作の範囲も、国・端末・アカウントによって変わります。

ビジネスでGoogleサービスをよく使っている方は、Google Geminiを利用することで業務効率化につながるでしょう。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(アプリとの連携)/Gmail ヘルプ(GmailのGemini機能)

GeminiとChatGPTの違い

ChatGPTは、OpenAIが提供するAIアシスタントです。GeminiとChatGPTはどちらも、文章作成や要約、調査、画像生成、ファイル分析、コード作成など、多くの機能が共通しています。ここでは、モデルの性能ではなく、業務で使うサービスとしての違いを比べます。

観点 Gemini ChatGPT
提供元 Google OpenAI
共通する主な機能 文章作成・要約、調査、画像生成、ファイル分析、コード作成 同様の幅広い作業に対応
業務ツールとの連携 GmailやGoogleドライブなど、Googleのサービスと連携できる。範囲はアカウントや利用環境によって異なる アプリを通じて、Googleドライブなど外部サービスの情報を検索・参照できる。範囲はプランや管理者設定によって異なる
詳しい調査 Deep Research Deep Research
作業の整理・繰り返し作業 Googleのサービスと組み合わせた作業に向く ProjectsやカスタムGPTで、案件ごとに作業を整理できる
音声でのやり取り Gemini Live 音声会話機能
業務データの学習利用 対象のWorkspace契約では、許可なく組織外の生成AIモデルの学習に使わない Business・EnterpriseやAPIのデータは、既定でモデルの学習に使わない

この表は機能と連携方法の違いを整理したもので、どちらが優れているかを一律に示すものではありません。選ぶときの目安は、次のとおりです。

  • Gmail・Googleドライブ・Google Workspaceを日常的に使い、その情報を使って作業したい場合はGemini
  • 会話や資料を案件ごとに整理して、継続的に作業したい場合はChatGPT

迷う場合は、メールの作成や資料の要約など、同じ業務を両方の無料版で試してみましょう。回答の正確さ、出典の確認しやすさ、処理時間、修正にかかる手間を比べると、自社の業務に合うサービスを選びやすくなります。

参照:OpenAI「What is ChatGPT: FAQ」/OpenAI ヘルプ(ChatGPTのアプリ)/OpenAI ヘルプ(ChatGPTのDeep Research)/Gemini アプリ ヘルプ(アプリ連携の要件)/Google Workspace 管理者ヘルプ(生成AIのプライバシー)/OpenAI「Business data privacy」

Google Geminiの料金

Geminiの料金は、個人向けのGeminiアプリ、法人向けのGoogle Workspace、開発者向けのGemini APIで体系が分かれています。それぞれのおもな選択肢と課金の仕組みは、次のとおりです。

区分 おもな選択肢 課金の仕組み
個人向け 無料版、Google AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultra 有料プランは月額制
法人向け Google Workspace(Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterpriseなど) 1ユーザー当たりの料金。年間契約とフレキシブル契約がある
開発者向け Gemini API 無料枠と従量課金の有料枠。アプリの契約とは別

業務で導入する際は、月額料金だけでなく、使える機能や使用量の上限、契約条件も含めて比べることが大切です。料金は改定されることがあるため、最新の料金は公式サイトでご確認ください。

個人向け(Google AIプラン)

個人向けには、無料版と、月額制の有料プラン「Google AI Plus」「Google AI Pro」「Google AI Ultra」があります。有料プランでは、Geminiの使用量の上限や使える機能が拡張され、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトで共通して使うクラウドストレージも付いてきます(容量はプランによって異なります)。

有料プランでも、使用量に上限はあります。Googleは2026年5月、1日のプロンプト回数による制限から、計算量に基づく制限へ移行すると発表しました。思考の深さ、画像や動画の生成、Deep Researchなど、使う機能によって消費する量が変わります。

参照:Google Gemini(プランの比較)/Google One(Google AIプラン)/Google公式ブログ(使用量の上限の変更・2026年5月)/Gemini アプリ ヘルプ(プラン別のモデルと使用量の上限)

法人向け(Google Workspace)

企業でGmailやGoogle ドキュメントなどと組み合わせて使う場合は、Google Workspaceの契約内容を確認します。Workspaceのエディションによって、使えるGeminiの機能が異なるためです。Business StarterにはGmailのGemini機能が含まれ、Business StandardではGoogle ドキュメントやGoogle Meetなどでも利用できます。

料金は1ユーザー当たりで決まり、年間契約とフレキシブル契約から選べます。年間契約には契約期間中の支払い義務があり、ライセンス数の削減は原則として更新時です。割引や購入経路によって適用される料金が変わる場合もあり、Enterpriseの料金は問い合わせて確認する形です。

高度なAI機能の利用枠を増やしたい場合は、対象のエディションに追加できる「AI Expanded Access」があります。社内データを横断して検索したり、業務用のエージェントを使ったりする用途には、別製品の「Gemini Enterprise app」も用意されています。

参照:Google Workspace「柔軟な価格プラン オプションの比較」/Google Workspace 管理者ヘルプ(フレキシブル契約と年間契約の比較)/Google Workspace 管理者ヘルプ(AI Expanded Access)/Google Cloud(Gemini Enterprise)

開発者向け(Gemini API)

自社のサービスや業務システムにGeminiを組み込む場合は、Gemini APIを使います。Gemini APIは、Geminiアプリの月額プランとは別の料金体系です。

無料枠と従量課金の有料枠があり、有料枠の費用は、使うモデル、入力と出力の量、推論、検索などのツールの利用によって変わります。また、無料枠と有料枠では、入力したデータを製品の改善に使うかどうかの扱いも異なります。単価は公式の料金ページで確認しましょう。

参照:Google AI for Developers(Gemini APIの料金)

Google Geminiの使い方

Google Geminiをパソコンで使う基本的な手順は、次のとおりです。日本では、Geminiのウェブアプリを日本語で利用できます。

  1. Google Geminiの公式サイトにアクセスする
  2. Googleアカウントでログインする(仕事用アカウントでは、Google Workspaceのライセンスと管理者の設定によって、使える機能やデータの扱いが変わる)
  3. 画面下部のテキストボックスに質問や依頼を入力し、送信アイコンをクリックする(ログインすると、モデルの切り替えなども使える)
  4. 資料をもとに答えてほしい場合は、「ファイルを追加」から資料を添付する
  5. 詳しく調べたい場合はDeep Researchを選び、表示されたリサーチプランを確認・編集してから調査を始める
  6. 回答が意図と違う場合は、依頼文を編集して再生成する。使う前に、数値・固有名詞・参照先の内容を確認する

依頼文では、目的・対象読者・出力形式を具体的に書くと、意図に合った回答を得やすくなります。たとえば、次のような書き方です。

IT企業のマーケティング担当者向けに、ウェビナー告知メールの下書きを作成してください。対象は情報システム部門の担当者です。件名を3案、本文を400字程度で示してください。

回答までの時間は、選んだモデルや思考の設定、処理の内容によって変わります。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(Gemini アプリを使用する)/Gemini アプリ ヘルプ(仕事用アカウントでの利用)/Gemini アプリ ヘルプ(ファイルの分析)/Gemini アプリ ヘルプ(Deep Research)

Google Workspaceで使えるGeminiの機能

Google Workspaceの対象エディションでは、Gmailやドキュメント、スライド、スプレッドシート、ドライブの画面の中でGeminiを使えます。アプリごとのおもな機能は、次のとおりです。

アプリ Geminiでできること
Gmail メールの要約、下書き、返信文の提案
Google ドキュメント ブログ記事やメールの下書き、文章の推敲、資料の要約
Google スライド 新しいスライドの生成、プレゼンテーションの要約、文章の書き直し
Google スプレッドシート 表・数式・グラフの作成、データの分析
Google ドライブ ドライブ内のファイルの検索、内容の要約、分析

どのアプリでGeminiを使えるかは、契約しているWorkspaceのエディションによって異なります。Gmailの機能は日本語に対応しており、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブなどのGeminiのサイドパネルも日本語で使えますが、提供条件は機能ごとに確かめておきましょう。また、仕事用アカウントでGeminiアプリとGoogle Chatを連携する機能には、英語限定の条件があります。

参照:Gmail ヘルプ(GmailのGemini機能)/Google ドキュメント エディタ ヘルプ(ドキュメント・ドライブのGemini)/Google ドキュメント エディタ ヘルプ(スライドのGemini)/Google ドキュメント エディタ ヘルプ(スプレッドシートのGemini)/Google Workspace 管理者ヘルプ(Geminiの対応言語)/Gemini アプリ ヘルプ(仕事用アカウントのアプリ連携)

Geminiを業務で使うときの注意点

Geminiを業務で使う前に確認しておきたい点は、おもに次の3つです。

回答に誤りが含まれることがある

Geminiの回答には、誤りが含まれることがあります。関連するWebページのリンクが表示されていても、それで内容の正確さが保証されるわけではありません。記事や提案資料に使う前に、数値・固有名詞・出典を元の資料と照らし合わせましょう。分析の結果や生成されたコードも、人が確認してから使うことが大切です。

参照:Gemini アプリ ヘルプ(回答について)

入力するデータの扱いを確認する

対象のGoogle Workspaceエディションでは、Geminiに入力したコンテンツが、人によるレビューや、許可のない組織外での生成AIモデルの学習に使われることはありません。一方、対象外の利用には別の規約が適用されます。Gemini APIを使う場合は、無料枠か有料枠かでもデータの扱いが変わります。顧客情報や社内資料を入力する前に、自社のルールと、適用される条件を確かめておきましょう。

参照:Google Workspace 管理者ヘルプ(Geminiアプリの利用設定)/Gemini アプリ ヘルプ(プライバシー ハブ)

使える機能と上限はプラン・国・言語・端末で変わる

Geminiで使える機能や使用量の上限は、契約しているプランのほか、国・言語・端末によっても変わります。上限は予告なく変更されることがあり、新しい機能は段階的に提供されます。業務で使いたい機能が自社のアカウントで使えるかどうかを、導入前に確かめておくと安心です。

Geminiに関するよくある質問

Geminiは何がすごいのですか?

Geminiのおもな特徴は、GmailやGoogleドライブなどGoogleのサービスと連携して使えること、テキストだけでなく画像・音声・動画などの資料をまとめて扱えること、Deep Researchで調査計画を立て、複数の情報源を調べてレポートにまとめられることの3つです。ただし、ChatGPTにもDeep Researchや外部サービスとの連携機能があるため、どちらが優れているかは業務によって変わります。

ChatGPTとGemini、どちらを使うべきですか?

どちらが優れているかは、一律には決まりません。Gmail・Googleドライブ・Google Workspaceを日常的に使い、その情報を使って作業したい場合はGemini、ProjectsやカスタムGPTで会話や資料を案件ごとに整理し、継続的に作業したい場合はChatGPTが候補になります。迷う場合は、メールの作成や資料の要約など同じ業務を両方の無料版で試し、回答の正確さ、出典の確認しやすさ、修正の手間で比べましょう。業務データを入力するなら、Google WorkspaceやChatGPT Businessなど、契約ごとのデータの扱いも確認してください。

Geminiの月額料金はいくらですか?

Geminiは無料で使えるほか、個人向けには月額制の有料プランとして、Google AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultraがあります。有料プランでは、使用量の上限や使える機能が拡張されます。法人で使う場合は、Google Workspaceの各エディションの料金(1ユーザー当たり。年間契約とフレキシブル契約がある)にGeminiの機能が含まれる形です。開発者向けのGemini APIは、アプリの契約とは別の従量課金です。料金は改定されることがあるため、最新の料金は公式サイトでご確認ください。

Geminiは無料で何回まで使えますか?

無料版で使える量は、決まった回数で区切られているわけではありません。Googleは2026年5月に、1日のプロンプト回数による制限から、計算量に基づく制限へ移行すると発表しました。思考の深さ、画像・動画の生成、Deep Researchなど、使い方によって消費する量が変わります。上限は予告なく変更されることがあり、有料プランでは上限が拡張されますが、有料でも上限はあります。

まとめ:Google Geminiでできることを活かして業務を効率化しよう

Google Geminiは、Googleが開発するAIモデル群と、それを利用できるAIアシスタントの名称です。文章の作成・要約・翻訳に加え、資料・画像・音声・動画の分析、Deep Researchによる調査、画像・動画の生成、コードの作成などを支援します。対象のGoogle Workspace環境であれば、Gmailの情報の検索やGoogleドライブの文書の要約なども可能です。

ChatGPTにも、調査や外部サービスとの連携の機能があります。導入するときは、自社で使っているツールとの連携、実際の業務での回答の品質、料金、管理機能を比べましょう。同じ業務で試し、確認・修正にかかる時間も含めて評価すると、用途に合うサービスを選びやすくなります。

業務で使う際は、顧客情報や社内資料の扱いを確認し、生成された内容の事実関係を人が確認する運用を整えることが大切です。

SEデザインは1985年の創業以来、外資系IT企業のブランドローカライズをはじめ、日系・外資を問わず多くのテクノロジー企業のマーケティングを支援してきました。生成AIをコンテンツ制作にどう取り入れるか、AI検索で引用される記事をどう作るかといったご相談にも対応しています。記事制作やコンテンツ運用でお困りの際は、お気軽にSEデザインへご相談ください。

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