サービス詳細
BizFront/SmartUIとは
コロナ禍を経て急速にDX化が進む一方で、導入した業務システムの低い利便性や定着しない運用、陳腐化による改修・入れ替えに悩む企業や団体は少なくありません。
BizFront/SmartUIは、既存のシステム(※)を改修することなく、UIを改善/拡張できるデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)です。利便性、運用定着のため、システムを使いやすくUIを改善/拡張できる豊富な機能を有しています。
既存システムにそのまま導入できるため、改修コストを抑えつつ、業務効率化・品質向上・教育コスト削減を実現でき、企業全体の生産性向上に大きく貢献します。
※本記事で用いる「システム」はSaaSやオンプレミスを含むWebシステムを指します。
BizFront/SmartUIの主な機能
本章では、BizFront/SmartUIの主な機能をご紹介します。
業務ナビゲーション機能
画面上にシステム操作を手助けする指示を表示させます。わかりづらい手入力作業や操作もリアルタイムにナビゲーションすることで、社内問い合わせや手戻りを防止します。

出典:BizFront/SmartUI
システム間データ転記機能
操作システムを横断して手作業でコピー&ペーストしていたデータをすぐに転記できます。手作業による入力ミスを起こさずに、業務効率を向上させます。

出典:BizFront/SmartUI
プルダウンリスト制御機能
入力パターンを類型化して、プルダウン式で表示できます。選択肢の複雑な組み合わせにも対応したプルダウンリスト制御ができるので、組み合わせを逐一確認せずに済み、マニュアルの参照も大幅に削減できます。

出典:BizFront/SmartUI
ExcelファイルやCSVファイルからのデータ入力/出力機能
利用しているローカルPCのExcelファイルやCSVファイルから、クラウドを経由せず簡単にデータ入力できます。また、データ出力も同様に後付けできるので、別システムへの連携をスムーズにし社内DXを推進します。
生成AIサービス連携オプション
BizFront/SmartUIは、生成AIサービスとの連携をオプションで提供しています。
社内のマニュアルや文書をLLMに取り込むことで、人手では収集が難しかった情報を表示できるだけでなく、
参照元のマニュアルよりも分かりやすく、常に最新の情報を確認できます。
こうした仕組みにより、新しいシステムの操作方法の習得や、操作に不慣れなユーザーへの教育を円滑に進めることが可能です。

出典:BizFront/SmartUI
BizFront/SmartUIが選ばれる3つの理由
システム改修なしで操作性を改善し、AIでさらなる進化を続けるBizFront/SmartUI。その選ばれる3つの理由をご紹介します。
NTTの特許技術「UI拡張技術」を採用
BizFront/SmartUIは、NTTの特許技術「UI拡張技術」を採用しています。
この技術は、既存システムの画面をキャプチャし、その構造情報をもとにUIを拡張する仕組みです。元の画面に重ねて新しい入力欄やガイドを表示できるため、システム改修を行わずに、あたかも初期機能として備わっていたかのように活用できます。
これにより柔軟なUI改善とユーザーのシステムへの習熟・定着を短期間で実現し、業務の生産性を飛躍的に高めます。
システム改修不要で迅速にUIを改善
通常、業務システムの使い勝手を改善するには大規模な改修が必要ですが、BizFront/SmartUIでは改修を一切せずにUIの改善が可能です。導入方法はシンプルで、zipファイルを解凍するだけで利用を開始できます。
加えて、BizFront/SmartUIはインターネットに接続することなく利用できるため、セキュリティリスクも抑えながら利用できる点も大きな魅力です。
結果として、費用や工期を大幅に抑えつつ安全性も担保しながら、使いづらい画面を迅速に改善することができます。
生成AIサービス連携を含む豊富な機能による自由なカスタマイズが可能
BizFront/SmartUIは、日々の業務に潜む「二重入力」や「転記」といった単純作業を自動化する多彩な機能を搭載しています。
定型文の自動入力により入力漏れやミスを防ぎながら、システム間データ転記機能によって同じ内容を複数回入力する手間を削減。さらに入力チェック機能や相関チェック、非活性化による誤操作防止など、品質を担保する仕組みも備えています。業務フローの一部分からピンポイントで改善できるため、現状の業務で必要なファイルなどもうまく活用しながらクリティカルな業務課題にフォーカスして対応できます。
2025年4月には新たに生成AIサービスとの連携機能が追加されました。この機能により、人の手で作成・定義されたルールだけでなく、そこから漏れているマニュアルなどルール化しきれていない情報をもとにした業務ガイドの自動生成が可能になっています。
また、最新の業務ルールや法改正、さらには実際のユースケースから生まれる注意点などを生成AIに取り込むことで、業務ガイドを継続的にアップデートできます。企業ごとの独自LLMとの接続にも対応可能で、導入企業は自社のナレッジや運用ルールに最適化された形で活用できる点も大きな特長です。
大規模システムへの導入で実証されたBizFront/SmartUIの効果
BizFront/SmartUIは、大規模システムを持つ企業で多くの導入実績があり、幅広い業界で活用されています。本章では、4つの事例をピックアップしてご紹介します。
大規模システムのUI改善で7割のユーザーが操作性向上を実感
NTTグループでは、全社的な人材マネジメントを推進するために、タレントマネジメントサービスを一斉導入しました。市販製品をベースにしたシステムのため「システムに業務を合わせる場面が生じる」「1,000ページ超のマニュアルを読み込む必要がある」など、利便性や操作の面で課題がありました。
そこでUIを改善できるBizFront/SmartUIを導入した結果、ユーザーの7割が操作性向上を実感。現場での入力・操作負担が軽減され、『画面遷移や入力補助などにより、操作で迷わなくなった』というポジティブな声が多数届いています。加えて、業務効率化によるコスト削減や人材活用の高度化など、経営効果への波及も期待されています。
参照:株式会社NTT ExCパートナー 様
入力ミス削減と研修コスト大幅カットを実現
足立区の保育・入園課では、年間2,000件以上の入園申請を扱う中で入力項目が多く複雑なため、入力ミス防止のチェックに多大な時間と労力がかっていました。また、人事異動で新しく配属された職員への研修負担も大きいという課題がありました。
そこで、既存システムを改修することなくUIを改善でき、かつノーコードでルールを作成できるBizFront/SmartUIを導入。画面上に注意点や手順をナビゲーション表示する仕組みによって入力ミスや確認作業がスムーズにできるようになりました。システム操作に不慣れな職員もシステム操作に不慣れな職員も、表示される指示に従い入力ができるようになり、別の職員からレクチャーする必要がなくなりました。
参照:足立区様
入力業務時間を平均12%削減、新人教育も容易に
KDDI株式会社では、法人顧客からの問い合わせ対応にチケットシステムを活用していましたが、オペレーターごとに業務効率や品質にばらつきがあり、入力ミスや属人化が課題でした。また、既存システムの改修には多大なコストと時間がかかるため、迅速な改善が求められていました。
そこで、既存システムを改修せずにUIを拡張でき、専門知識なしで導入可能な「BizFront/SmartUI」を採用。導入後はチケット処理にかかる時間が平均12%削減され、業務の標準化が進み、新人教育にかかる手間や時間の大幅削減も実現。経験による差が縮まり、現場の安定運用に大きく貢献しています。
参照:KDDI株式会社 様
まとめ
BizFront/SmartUIは、「業務効率」「品質」「習熟」「コスト」の4つの課題を同時に解決するソリューションです。既存システムを変えることなく導入できるため、短期間・低コストで効果を実感できます。
既存システムのUI改善などに課題のある方は、ぜひ以下の公式サイトよりお問い合わせください。
公式サイトへ