FABMonitor

異常行動検知アプリケーション

公開日:

更新日:

AIカメラを活用し、製造現場のDXをサポート
  1. 人のケアにも重点を置いて開発
  2. 学習データによって作業監視の目的を調整可能
  3. カメラ設置角度の自由度が高い
  4. AIによるアシストで学習をサポート
  5. 運用ではハイスペックなPC不要で、軽く速い処理が可能

目次

サービス詳細

異常行動検知アプリケーション FABMonitorとは

FABMonitorは、i-PRO株式会社のAIネットワークカメラ専用アプリケーションです。工場作業者の繰り返し作業を対象にカメラ映像を解析し、通常の作業パターンとの差異をAIでリアルタイムに検知し通知します。

これにより、ミスの可能性や作業者の状況を早期に把握できます。また、分析機能で作業履歴や作業時間のバラつきを可視化し、異常通知の原因分析を支援します。

クラウドや高性能PCを用いず、導入もシンプルかつ低コスト。労働安全の強化、品質維持、作業改善に貢献し、製造現場のDXを強力にサポートします。

FABMonitor

出典:FABMonitor

FABMonitorの強みや特徴

人のケアにも重点を置いて開発

工場業務では作業効率改善を重視しますが、FABMonitorは人の管理・ケアにも重点を置いて開発しています。

そのため、作業抜けや熟練者と初心者の作業手順の比較だけでなく、個人の体調不良による作業遅れなどを見つけるためのヒントを提示します。

学習データによって作業監視の目的を調整可能

入力データを変えて再学習することで、ロジックの変更を伴わずに検知対象の行動を柔軟に切り替えることが可能です。

カメラ設置角度の自由度が高い

FABMonitorは、カメラを作業者の正面や手元に向けて設置する必要がなく、斜め上方など正面以外の角度からの撮影でも行動検知が可能です。

これにより、これまでカメラ設置が難しかった工場環境にも柔軟に対応でき、導入ハードルの低減と現場への適用範囲の拡大を実現します。

AIによるアシストで学習をサポート

AIが動画データから自動でサイクルや工程分割の候補を提示し、さらに手動で調整した1サイクル分のデータをもとに自動で分割を行う機能により、アノテーション作業にかかる時間を大幅に低減できます。

運用ではハイスペックなPC不要で、軽く速い処理が可能

一般的にAIの導入には高性能なPCが求められますが、本製品ではAIモデルをエッジ処理に適した軽量設計としているため、カメラ上での高速かつ効率的なAI処理が可能です。

そのため、ハイスペックなPCやクラウド環境の構築・運用が不要となり、AI導入にかかる初期投資およびランニングコストを大幅に抑えることができます。

FABMonitorで解決できる課題や実績

工場のDX化を阻むリアルな壁

昨今、「生産性向上」が日本全体の課題として注目される中、生産現場におけるDXやAIの活用が重要なトレンドとなっています。

技術面では、ネットワークカメラとAIを組み合わせた生産管理の高度化を可能にする環境が整ってきていますが、実際に導入を検討する段階では、環境の構築、AIモデルの用意、カメラ設置場所の選定など、様々な要因がボトルネックとなり、DXが思うように進んでいないのが現状です。

i-PRO製AIネットワークカメラと富士ソフトが独自開発した行動検知AIを組み合わせたFABMonitorは、こうした課題を解消し、生産管理のDX化を迅速かつ現実的に実現します。

まとめ

AIによるリアルタイム異常行動検知で、工場の安全性・生産性を大きく向上させる富士ソフトのFABMonitor。クラウドや高性能PC不要のエッジ処理型AIカメラを活用し、工程抜け・体調不良などによる通常時との差分を自動で検出し通知することで、人手不足や監視工数の課題を解決しながら、DX推進にも貢献します。

導入事例や製品仕様、PoCプランの詳細は、公式サイトから資料をご覧ください。

公式サイトへ

企業基本情報

富士ソフト株式会社

神奈川県横浜市中区桜木町1-1
代表者 室岡光浩
設立 1970年5月15日
資本金 262億28万円
事業内容 通信インフラ、社会インフラ、機械制御などの組み込み系ソフトウェア開発
業務系ソフトウェア開発やネットビジネスソリューションの提供
サービス名HP https://www.fsi.co.jp/solution/AIsolution/FABMonitor/

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