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オウンドメディア立ち上げの4ステップ!手順・費用・成功例を解説

SEデザイン編集部
2022-01-26
2022-01-26
目次

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インターネットの利用拡大に伴い、オウンドメディアの立ち上げを考えている企業も多いのではないでしょうか。オウンドメディアを活用しながら収益を上げるためには、早期からおさえておくべきポイントがあります。

今回は立ち上げ方や成功の秘訣を紹介します。

オウンドメディアってなに?

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新たにオウンドメディアを立ち上げる場合、まずはオウンドメディアの特徴や運用のメリットをしっかりと理解しておく必要があります。特徴やメリットを把握していないと、上手に活用することができず、運用コストばかりかかってしまう可能性もあるからです。

以下を参考にして、効率良くオウンドメディアを運用してください。

オウンドメディアの特徴は?

オウンドメディアとは、インターネット上に開設する自社のウェブサイト(またはブログ)の総称です。企業側がユーザーに向けて情報を発信するため、使用する媒体全般を含めて「オウンドメディア」と呼びます。

オウンドメディアの特徴は、企業側がユーザーのニーズを汲み取り、それに沿った情報を発信していくことにあるでしょう。これまでの広告では、企業側が一方的に情報やサービスを売り込む形が一般的でしたが、オウンドメディアの場合、ユーザーのニーズを深掘りすることに重点をおく傾向にあります。

オウンドメディアを運用するメリット

オウンドメディアを運用することには、おもに以下のようなメリットがあります。

  • 広告費の削減
  • ユーザーの情報を得やすい
  • 発信する内容をコントロールできる
  • ブランディングがしやすい

オウンドメディアは、立ち上げ時にはデザイン料などがかかりますが、運用には大きなコストがかかりません。雑誌への広告やCMなどと比較しても、大幅にコストを削減できるでしょう。

また、サイト内で会員登録をおこなってもらうことで、より詳細なユーザー情報を獲得できます。発信する情報をコントロールできることも、同業他社との差別化に有効です。

同様に、ブランディングもおこないやすいため、自社が目指すブランドイメージを構築しやすいこともオウンドメディアを活用するメリットといえます。

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オウンドメディア立ち上げの4つのステップ

40876555_m実際にオウンドメディアを立ち上げる際は、どのような流れに沿って、作業を進めれば良いのでしょう。

ここでは、オウンドメディア立ち上げの流れを、4つのステップに分けて解説します。また、各ステップにおける注意点なども説明するので、オウンドメディアをこれから立ち上げようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ステップ1:準備

オウンドメディアを立ち上げようとしても、いきなりサイトを開設できるわけではありません。認知拡大や収益アップを狙ったオウンドメディアを開設するならば、事前の準備が重要です。

準備段階では、以下3つの点を決定しておく必要があります。

  •  オウンドメディアの目的を決める
  •  どこからの流入を狙うのか決める
  •  運用を自社で行うか、外注するか決める

準備段階で最も大切なことは、オウンドメディアを運用する目的を明確にしておくことです。目的が定まっていないと、オウンドメディアそのものの効果測定が難しくなります。

「企業のブランディング」「新規顧客の獲得」「商品やサービスの販売」「人材の募集」など、企業の課題に沿った目的を設定しましょう。

次に、狙う流入経路を決めます。流入経路は「SNS」と「検索」が代表的です。どちらからサイトを訪問してもらうのか、しっかりと定めておきましょう。

最後に、オウンドメディアを自社で運用するのか、他社へ外注するのか決定します。できる限りコストを抑えたいという場合は自社運用が適していますが、より独自性の高いメディアを目指すなら外注がおすすめです。

ステップ2:サイト作成

次はいよいよ「サイト作成」です。サイトを作成する場合は「内製」か「外注」とのどちらかを選ぶ形になります。

また、自社で作成する場合でも、開発者を採用し、サイトを一から構築するパターンとWordPressなどのCMSを利用するパターンがあります。

新たな人材を確保できる場合は自社で開発し、採用する余裕がない場合はWordPressなどのCMSを利用する方法がよいでしょう。オウンドメディアに関する知識をもった人材がおらず、これから採用するのも難しいといった場合は「外注」も検討しましょう。

これ以外にもサイトデザインの策定も必要です。内製か外注か、デザインはどうするか、関係者でしっかり決めていきましょう。

ステップ3:記事作成

サイトが完成したら、コンテンツである記事を作成していきましょう。記事を作成する際は以下3つのルール決定、4つの重要なポイントをおさえておきましょう。

記事制作する際に決めておくべき3つのルール

  • 編集体制の構築
  • ライティングルール作成
  • CVの設定

編集体制の構築、ライティングルールの作成をしておけば、記事ごとのブレがないサイトにでき、編集部内の意思決定も楽になります。CVの設定を事前にしておくことで、分析や評価がしやすくなります。

記事を作成する際の重要な4つのポイント

  • 狙うキーワードを決定する
  • 検索意図を想定する
  • 記事の構成を練る
  • キーワードと検索意図を組んだライティングをおこなう

上位表示されることを狙うためには、まずはGoogle上でどのようなキーワードが検索されているのかを調べ、キーワードを絞っていきます。つまり「検索キーワード」の決定です。自社が提供する商品やサービスと関連したキーワードを狙いましょう。

次に、キーワードを検索するユーザーの意図を考えます。どのような疑問や悩みがあって検索しているのか、その人がインターネットで検索するに至った背景を想像しましょう。

そして、ここまでの内容を踏まえた記事構成を考え、ライティングを行います。

狙うキーワードや想定した検索意図とズレが生じてしまわないよう、注意してください。

ステップ4:運用

ある程度コンテンツ量が増えてきたら、本格的な運用に入ります。「本格的」というのは、オウンドメディアの運用はコンテンツを作成して終了というわけではないためです。

むしろ、コンテンツを作成したあとのデータ分析こそが、効果的なオウンドメディアに成長させるうえで、最も重要なポイントといえるでしょう。

分析結果から課題を抽出し、改善策を試す。この繰り返しによって、オウンドメディアは集客効果を発揮します。

オウンドメディア立ち上げにかかる費用は?

51238220_m前述のとおり、オウンドメディアを運用するメリットのなかには「広告費の削減」がありますが、オウンドメディアの立ち上げには一般的にどの程度のコストがかかるものなのでしょうか。

ここでは、CMSなどを利用する場合とオリジナルなデザインのオウンドメディアを作成する場合に分けて、立ち上げに必要な費用を解説します。

CMSを使ったオウンドメディア

オウンドメディアを外注で立ち上げる方法として、最もコストを抑えられるのは、制作会社にWordPressなどのCMSを活用した形式で委託する方法です。

この場合、オウンドメディア立ち上げ時の費用相場は20〜30万円とされています。

テンプレートのデザインを使うことが多いため、他社との差別化は難しくなりますが、コストは格段に抑えられるでしょう。

オリジナルのオウンドメディア

サイトの構築から外注し、テンプレートではないオリジナルデザインのオウンドメディアを立ち上げる場合にかかる費用の相場は35〜50万円です。

内訳としては、企画やデザインなどの費用が含まれています。

外注の場合は、コンテンツ制作も外部に任せることが可能です。制作するコンテンツによって異なりますが、一般的に前述した料金に20〜30万円ほど上乗せされる場合が多いでしょう。

目安としては、ブログ形式の記事作成で1本2〜3万円、インタビュー記事の場合1本4〜6万円ほどです。

委託する会社や任せる範囲によって料金は変動するので、複数の会社へ見積もりを依頼し、比較検討するとよいでしょう。

なぜオウンドメディアが注目されるのか?

124596641_mオウンドメディアは会社の資産となるだけでなく、現代におけるユーザーの動向にも合った宣伝ツールです。

ここでは、オウンドメディアに注目が集まる背景について、企業側とユーザー側の視点に分けて解説します。

会社としての資産

広告費用を削っても安定した流入を見込めるオウンドメディアは、会社にとって貴重な資産です。

テレビCMや雑誌の広告などの宣伝方法の場合、費用をかけて宣伝している間は効果を発揮しますが、費用をカットするとその効果も薄くなります。

しかし、オウンドメディアはコツコツと成長させることで、Google検索からの流入が見込めます。

オウンドメディアのコンテンツが会社の資産となり、継続的な広告効果を発揮してくれるのです。

コンテンツの重要性が増した

ユーザーの動向から見ても、オウンドメディアは時代にマッチした宣伝方法です。

今や多くの方がスマートフォンを持ち、インターネットやSNSなどで情報に触れています。このようにコンテンツ自体が身近なものとなったことから、インターネットを通じて商品を購入する機会も増えてきました。

このような現代の動向を踏まえると、情報を伝え、そのまま購入につなげることができるオウンドメディアは、「時代にマッチしている」といえるでしょう。

オウンドメディアの成功ポイント

142929526_mオウンドメディアの運用を成功させるには、運用前から運用後までの各段階で、さまざまなポイントをおさえておく必要があります。

以下ではオウンドメディアを成功に導くためのポイントをまとめているので、参考にしてください。

  • オウンドメディアの目的を意識すること
  • 対象のユーザーを明確にすること
  • 目的達成までのシナリオを意識すること

上記3点は、いかなる工程においても重要となり、ひとつでもブレが生じると期待していた成果を出せない可能性があります。

SEOを活用して、集客アップしたオウンドメディアの例

147319145_mオウンドメディア立ち上げ時に掲げていた目標をいち早く達成するために、成功事例から学ぶことも重要です。

ここでは、オウンドメディアの運用が成功した例を3つ紹介しますので、自社のサイトに活かせる点があれば、積極的に取り入れてみましょう。

LISKULの例

ソウルドアウト株式会社が運営する「LISKUL」は、月間平均PV数50万を誇るオウンドメディアです。Webマーケティングに役立つノウハウを発信し、ユーザーにとって有益な情報を提供し続けています。

その結果、オウンドメディアを開始した当初は月3件ほどであった問い合わせが、現在では月200件以上となりました。

自社独自の情報やノウハウをあえて公開することで、ユーザーの興味・関心をひきつけています。

北欧、暮らしの道具店の例

株式会社クラシコムジャーナルが運営する「北欧、暮らしの道具店」のオウンドメディアも成功例のひとつです。

もともとECサイトを運営していた同社ですが、オウンドメディアと融合させることで、情報に触れて興味を持ったユーザーがスムーズに商品を購入できるようになりました。

動画コンテンツも配信しており、現在では月間平均PV130万を誇ります。

商品の活用方法を配信するなど、購入後の使い方をイメージしやすいよう工夫している点も人気の理由といえるでしょう。

LINEの例

LINE株式会社が運用する「LINE HR BLOG」は、人材採用を目的に、社内情報を発信するオウンドメディアです。

社内での取り組みや職場完了などを発信することで、会社の雰囲気をストレートに伝えています。事前に職場の雰囲気を伝えることで、企業と応募者の間に生じやすい「認識のズレ」の軽減にもつながっているようです。

まさに、一石二鳥のオウンドメディアといえるでしょう。

効果的なオウンドメディアを立ち上げよう!

オウンドメディアの立ち上げを検討する方へ向けて、概要やメリット、サイト運用までのステップ、成功のコツ、成功事例などを解説しました。

オウンドメディアは、人材と同様です。分析と改善の繰り返しによって、徐々に成長していきます。短期間での効果を求めず、長いスパンでオウンドメディアを育てていきましょう。

今回の記事以外でもオウンドメディア立ち上げに役立つさまざまな情報を発信しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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