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採用サイトの制作・リニューアルはどう進める?作成方法や費用、注意点をご紹介

SEデザイン編集部
2022-04-22
2022-04-22
目次

01-1自社で採用サイトを作りたい場合、また今あるサイトを作り変えたい場合には、全体の手順を把握したうえで計画を立てる必要があります。今回は採用サイトを作るうえで確認しておきたいポイントを踏まえて、作成方法の種類や具体的な費用の目安、作成時の注意点などを詳しく見ていきましょう。

採用サイトの重要性とポイント

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効果的な採用サイトを作るためには、「何のために用意するのか」という目的を明確にすることが大切です。ここではまず、人材採用の場面において採用サイトがなぜ重要であるか、基本的な役割や目的を確認しておきましょう。

情報収集の多様化

採用サイトの重要度が増している背景には、スマホの普及による情報収集方法の多様化があります。特定の求人媒体などで情報が集められていたかつてとは異なり、求職者は企業のホームページや採用サイト、口コミ、SNS、就活イベントといった幅広い選択肢から、より多くの情報を収集できるようになっています。

一方、企業側からしても、独自の媒体を持てばいつでも届けたい情報を発信が可能となりました。そのなかでも採用サイトは、企業検索・応募という過程のなかで求職者との接点を持ちやすい媒体であり、エントリー数の増加はもちろん、採用後の定着率にも影響を与える可能性がある重要な場です。

ホームページと採用サイトの違い

採用サイトは、一般的な企業ホームページとは異なる性質を持っています。企業のホームページは、主に取引先や顧客へ向けた情報を掲載する場であり、どちらかといえば企業全体の情報発信を広く行うのが目的です。

一方、採用サイトは求職者向けに特化した場であり、内容も採用に関するもの中心に制限されるのが一般的です。たとえば、「仕事内容」や「社風」「社員の声」「福利厚生」「選考プロセスやスケジュール」「入社後のキャリアプラン」など、一般の企業サイトには載せないような情報が掲載されます。

また、中途採用を目的としたサイトなどでは、「求める人材像やスキル」などを掲載することも多いです。このように、一般的なホームページとは明確な違いがあるので、採用サイトの目的や性質を意識しながら作成することが重要となります。

採用サイトの作り方

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採用サイトの作成方法には、大きく分けて一からシステムを組み立てていく「フルスクラッチでの制作」と既存のフレームワークを利用する「CMSによる制作」の2種類があります。ここでは、それぞれにおいて、具体的な作成手順を解説します。

フルスクラッチでの制作

フルスクラッチとは、ゼロから独自にサイトを構築する方法です。具体的な流れとしては、主に以下の6つのステップがあります。

  • 要件の定義
  • 設計
  • プログラム開発
  • テスト
  • 公開・運用
  • 保守管理

要件の定義とは、どのような目的で誰に向けて情報を発信するのか、どのような内容をどのように伝えるのかといったサイトの軸になる考え方を決める工程です。採用サイトの場合は、どのような求職者を想定するのかによって内容やデザインに大きな違いが生まれるので、要件定義をしっかりと行わなければなりません。

要件が明確になったら、各部門や担当者とのすり合わせを徹底したうえで、いよいよ具体的なサイトの作成に入ります。フルスクラッチの場合は、設計やプログラムの開発に膨大な時間とコストがかかるので、計画の立ち上げから公開までに十分な期間を見ておく必要があります。

また、サイトが公開されてからも、保守管理はていねいに続けていく必要があります。さらに、定期的に効果測定をしながら、適切に現状のチェックを行い、必要があれば内容やデザインなどの改善も行うことが大切です。

CMSによる制作

CMSによる制作では、既存のテンプレートを使用して制作を行うため、フルスクラッチと比べて手順はシンプルになります。

  • 要件の定義
  • テンプレートを選ぶ
  • サイトを作成する
  • 公開・運用
  • 保守管理

CMSでの制作でも、フルスクラッチと同様に、要件の定義には十分な時間をかける必要があります。また、公開後に定期的に効果測定を行い、得られたデータをもとにサイトの改善を続けることが大切である点も変わりません。

大きく異なるのは、サイトの作成自体の手順です。CMSの場合はテンプレートが固まっているので、サイトの作成にはそれほど大きな手間がかからないのが特徴です。

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作り方別のメリット・デメリット

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フルスクラッチとCMSにはそれぞれ異なる特徴があるので、自社の実情に合わせて適した方法を選択することが大切です。ここでは、両者のメリット、デメリットを見ていきましょう。

フルスクラッチの特徴

フルスクラッチでの制作は、公開までの負担が大きい分、自由度の高さにメリットがあります。

【メリット】

一からオリジナルでサイトを構築するフルスクラッチでは、自由な設計が可能であり、独自性の高いサイトを実現できるのが魅力です。また、外注しない限りはすべての工程を自社で完結させられるので、公開してからの保守管理も行いやすいです。

【デメリット】

大きなデメリットとしては、公開までに時間がかかってしまう点があげられます。人員や担当者の経験によっても異なるものの、計画の立案からサイトの公開まで1年以上かかってしまうケースもめずらしくありません。

また、セキュリティ対策も自社で行う必要があり、公開後の運営体制を整えなければならないのも難点の1つです。

CMSの特徴

続いて、CMSでの制作する場合のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

【メリット】

CMSでの制作は、公開までの工数が格段に少なく、期間が短縮できるのが大きなメリットです。特に、採用サイトに特化したCMSを利用すれば、必要な機能が初めから備わっているため、大幅な工期短縮につながります。

また、アップデートやセキュリティ対策をサービス提供会社が行ってくれるため、公開後の保守管理もしやすいのが特徴です。

【デメリット】

CMSを活用するデメリットとしては、自社独自の機能を追加できない点があげられます。また、ツールによってはセキュリティ面に不安があるものもあるので、どのCMSを利用するかは慎重に見極めなければなりません。

各方法における費用相場の目安

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次に、フルスクラッチとCMSの費用の違いについて、それぞれの目安を解説します。

フルスクラッチの費用相場

フルスクラッチによるサイト構築は、自由度が高い分、希望する仕組みによって費用は大きく異なります。高品質なものを一からそろえようとすると、人件費などを含めた開発費だけで1,000万円以上のコストがかかってしまうこともめずらしくありません。

また、サーバー、ドメイン、保守管理費用などもかかるので、トータルコストを踏まえて費用対効果を検討することが大切です。

CMSの費用相場

CMSでの制作の場合、利用するサービスにもよりますが、初期費用・月額費用が数万円程度から始められるものもあります。コンテンツの作成を自社で行う場合には人件コスト、外注する場合には作成費用がかかり、本格的に運用するとなればその分の管理費もかかるものの、トータルコストは数百万円単位に収まることが多いです。

採用サイトに特化したCMSについて知りたい方はこちら

制作するうえでの注意点

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採用サイトの作成には一定のコストと時間がかかるので、長期的な視野を持ちながら、慎重に計画を立てることが大切です。ここでは、採用サイトの制作において、具体的にどのような点に気をつければいいかを見ていきましょう。

HPや求人広告との整合性を考える

前述のように、採用サイトはホームページなどとは異なる存在です。しかし、自社での就職を真剣に検討する求職者であれば、当然ながら採用サイトだけでなく、会社のホームページにも目を通すことが想定されます。

また、商品やサービスを取り扱うランディングページなどの窓口が別にあれば、そちらも併せてチェックされる可能性があります。そのため、採用サイトと自社のほかのサイトとの情報にズレが生じないように、きちんと整合性を確保することが大切です。

内容に大きな違いがあれば、求職者に与える印象が悪くなってしまうので、事前に確認を行いましょう。

エントリー数を増やすことだけを目的化しない

採用サイトを制作する際には、運用の目的を明確にすることが大切です。採用サイトの場合は、単にエントリー数を増やすことではなく、求める人材からの応募を増やすことに本来の目的があります。

そのため、不特定多数のユーザーに見てもらうことを目的としたサイトとは、少し狙いが異なる点に注意が必要です。つまり、単純なSEO対策に重点を置くのではなく、自社が求める人材へ適切にアプローチできるような工夫を凝らす必要があるのです。

また、サイトを見てくれた求職者のなかから、どれだけ実際の応募につながっているかも深く追求する必要があります。通常、一度のサイト構築で満足のいく結果が得られるケースはそれほど多くないので、こまめにデータをとりながら改善を続けていきましょう。

まとめ

採用サイトを新たに作成したり、大幅にリニューアルしたりする場合には、公開までの流れを全体像で把握することが大切です。また、サイトの制作方法には2つの種類があり、それぞれ異なる特徴があるため、自社に合った方法を見極める必要もあります。

フルスクラッチの場合は自由度が高いのが魅力ですが、公開までの工数が格段に増えてしまう面があります。一方、CMSを活用した制作方法は、工期やコストが大幅に軽減されるのがメリットです。

特に、採用サイトに特化したサービスを利用すれば、短期間でも納得のいくクオリティのサイトを作成することができます。採用サイトの役割は、あくまでも自社が求める人材からの応募を獲得することにあるので、本来の目的に合った方法を選ぶことが大切です。

人材紹介事業も手掛ける株式会社プロコミットは、採用サイト支援サービス「iRec(アイレック)」を提供しています。自社の採用サイトを制作する際はぜひ活用をご検討ください。

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