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今さら聞けない!インストリーム広告のメリットとは?種類・特徴も解説

SEデザイン編集部
2022-04-27
2022-04-27
目次

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インストリーム広告とは、動画再生時に表示される動画広告のことで、ユーザーが広告をスキップできるタイプと強制的に最後まで試聴させるタイプがあります。

今回は、インストリーム広告の特徴やメリット、課金方法、作成時のポイントなどを紹介します。

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インストリーム広告とは

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インストリーム広告とは、動画再生画面に表示される動画広告を指します。YouTube動画の再生前後や途中に流れる広告がその一つで、ユーザーは動画を再生するたびに動画広告を目にするため、ユーザーへのアピール度が高いといえるでしょう。

インストリーム広告の仕組み

YouTube上で展開される「TrueViewインストリーム広告」を例に、インストリーム広告の仕組みを説明していきましょう。

スキップ可能なタイプの場合、再生開始から5秒が経過すると、ユーザーは広告視聴をスキップすることができます。ユーザーが動画広告をスキップせずに30秒以上か最後まで視聴、あるいは動画広告を操作すると、広告の視聴回数が1回追加されます。

また、後述のとおり、動画広告をスキップできないように設定することも可能です。

インストリーム広告の特徴

インストリーム広告のおもな特徴としては、以下の3点が挙げられます。

ユーザー数の多いYouTubeやFacebookなどに掲載できる

YouTubeは約6,200万人、Facebookは約2,600万人のユーザーを抱えています。利用する年齢層も子どもからお年寄りまでと幅広いため、動画広告を出稿することであらゆる層のユーザーに訴求することが可能です。

視聴課金制を採用している

TrueViewインストリーム広告で導入されているのが「広告視聴単価制」です。

ユーザーが動画を30秒以上(30秒未満の広告の場合は最後まで)視聴するか、動画内に設置されたリンクボタンを通じて商品やサービスのページへと誘導する「CTA(Call To Action)ボタン」や動画再生ページの広告の横に表示される「コンパニオンバナー」をクリックするなど、動画に対する操作を行うと料金が発生します。

広告視聴単価制の場合、30秒以内で動画がスキップされた場合には費用は発生しないため、余計な出費を抑えることができるでしょう。

ターゲットを詳細に設定できる

TrueViewインストリーム広告を含め、YouTube動画広告では、ユーザーの興味や関心、年齢、家族構成、住む地域など、細かくターゲティングすることが可能です。そのため、自社の商品やサービスと無関係なユーザーに対して広告が配信されないような仕組みになっています。

インストリーム広告の種類と各特徴

インストリーム広告は、広告を表示するタイミングやスキップができるかどうかによって、種類が分かれます。ここでは、インストリーム広告の種類と各特徴について見ていきましょう。

【動画広告表示のタイミング】

動画再生前:プレロール広告

プレロール広告とは、動画コンテンツの再生が始まる前に流される動画広告を指します。動画広告のフォーマットとしては、現在の主流といっても過言ではありません。

プレロール広告の特徴としては、動画コンテンツの再生前に流れるため、ユーザーが必ず視聴することが挙げられます。

動画再生中:ミッドロール広告

ミッドロール広告とは、動画コンテンツの途中に流れる動画広告を指します。YouTubeの場合、8分を超える動画に対して配信でき、複数回挿入することも可能です。

ミッドロール広告の特徴としては、広告を視聴する可能性が高いことが挙げられます。ユーザーは最後まで動画を視聴したいと考えているため、途中で広告が流れても多くのユーザーはそのまま視聴を続けるためです。

【動画広告のスキップ可否】

スキップ可能:スキッパブル広告

スキッパブル広告では、動画広告が再生されて一定の時間が経過した後、ユーザーが広告をスキップして動画コンテンツに移行できます。YouTubeの場合、5秒視聴すると動画広告をスキップできます。

スキッパブル広告の特徴としては、スキップすると料金が発生しないことから、費用対効果が高い点が挙げられるでしょう。

スキップ不可:ノンスキッパブル広告

ノンスキッパブル広告の場合、ユーザーが途中でスキップできず、動画広告を最後まで視聴しないと動画コンテンツを開始または再開できません。完全視聴型広告とも呼ばれ、スキップできないことから、比較的短い時間で作られることが多い動画広告です。

ノンスキッパブル広告の特徴としては、最後までユーザーに動画広告を視聴してもらえる点が挙げられます。

スキップ不可:バンパー広告(ノンスキッパブル広告の一つ)

6秒以内という短い尺で、動画広告の視聴が完了するまでスキップできないのが「バンパー広告」です。

ノンスキッパブル広告では、ユーザーに最後まで視聴してもらえるというメリットがあるものの、15秒という長い尺を試聴してもらう必要があるため、ユーザーがストレスを感じやすいというデメリットもありました。

一方バンパー広告の場合、比較的ストレスなく見られる6秒という短い尺であるため、ユーザーのストレスを軽減することができます。

インストリーム広告のメリットとデメリット

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ここでは、インストリーム広告のメリットとデメリットについて解説します。

インストリーム広告のメリット

インストリーム広告のおもなメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

費用対効果の高さ

まず費用対効果の高さがインストリーム広告のメリットとして挙げられるでしょう。

先述のように、インストリーム広告は視聴単価制を採用しており、動画広告を30秒以上(30秒未満の広告の場合は最後まで)視聴するか広告をクリックしない限り、課金されることはありません。また、スキッパブル広告がスキップされた場合も、無課金となります。無駄な広告費を抑えられるため、費用対効果が高いといえるでしょう。

認知度の向上

インストリーム広告に限らず、YouTube広告は、将来的に商品やサービスを購入する可能性のある「潜在顧客」を見つけ出し、認知度を高めるのに効果的といえます。

出稿時にターゲットにしたい年齢や性別などを設定することで、狙いたいユーザーに絞って効果的に動画広告を配信することが可能です。
潜在顧客に対して自社の商品やサービスの認知度を向上させる効果のほか、ユーザーリアクションから見込み客かどうかを判断することもできます。

インストリーム広告のデメリット

一方、インストリーム広告のおもなデメリットとしては、以下の2点が挙げられます。

クリエイティブには工夫が必要

広告に興味のないユーザーは、動画広告を邪魔な存在と考えているため、最後まで動画広告を視聴してもらえるよう、文言や構成などのクリエイティブを工夫する必要があります。

スキッパブル広告の場合は、ユーザーが5秒でスキップする可能性があるため、最初の5秒にこだわって動画広告を作成するといいでしょう。

逆効果になることも

ユーザーが目的としている動画コンテンツの前後や途中に強制的に動画広告が挿入されるため、ユーザーにマイナスのイメージをもたれるリスクがあります。

動画広告を届けたいユーザー層をしっかりとターゲティングし、興味や関心を持ってくれそうなユーザーに対してのみアプローチするようにしましょう。

インストリーム広告の課金方式

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インストリーム広告の課金方式は、CPV課金とCPM課金の2つに大別されます。

スキッパブル広告では、CPV課金とCPM課金の2つから課金方式を選択可能です。一方、ノンスキッパブル広告の課金方式は、CPM課金方式となっています。

CPV課金

CPV(Cost Per View)とは、動画広告視聴1回に対して発生する料金形式のことです。YouTubeでは、30秒以上動画広告が再生された場合や、30秒未満の動画広告が最後まで再生された場合にこの方式で課金が行われます。

たとえば、10万円の出稿費用をかけて動画が1万回再生されたとすると、CPVは10円になります。CPVは、商品やサービスの認知度の向上を目的として、動画がどの程度しっかり視聴されたかを測る指標としても使用可能です。

CPM課金

表示回数1,000回ごとに広告費を支払う課金方式がCPM(Cost Per Mille)です。インプレッション課金とも呼ばれており、バンパー広告を含むノンスキッパブル広告で採用されています。動画広告の表示単価を抑えつつ、広告表示回数を増やすことができる点が特徴です。

インストリーム広告の出稿方法

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ここでは、インストリーム広告の出稿方法について、TrueViewインストリーム広告を例に簡単に解説します。

1.Google広告でYouTube動画広告を作成する

YouTube動画広告を配信するためには、Google広告の登録と配信用動画の作成が必要です。Google広告にログインしてYouTube動画広告を作成し、キャンペーンタブをクリックして新しいキャンペーンの作成を選択します。

2.達成したい目標を選択する

キャンペーンで達成したい目標を、「販売促進」「見込み顧客の獲得」「ウェブサイトのトラフィック」「商品やブランドの比較検討」「ブランド認知度とリーチ」のなかから選びます。

3.予算を設定する

予算の使い方を設定します。予算の使い方を決定するのが、入札関連の設定です。「広告を見てもらうこと」「広告をクリックしてもらうこと」「サイトでコンバージョンを達成してもらうこと」から選択します。予算設定後は、キャンペーンの開始日と終了日を設定しましょう。

4.広告グループを作る

広告グループを作成することで、広告をテーマごとに管理できるようになります。たとえば、取り扱っている商品が食品、飲料、化粧品ならば、広告グループを3つ作成します。次に、広告グループに応じてユーザー属性やキーワードなどの項目を指定し、ターゲットを設定します。

配信する動画広告を設定し、ユーザーに表示する最終ページのURLとユーザーの行動を促すためのフレーズを入力して、「キャンペーンの作成」を押下すれば完了です。

スキップされないインストリーム広告を作るには

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インストリーム広告を出稿しても、視聴者がスキップしてしまえば、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。そのため、スキップされにくいインストリーム広告を作るためのポイントをおさえておくことが重要です。

ここでは、インストリーム広告作成時のおもなポイントを見ていきましょう。

伝えたいメッセージを先出しする

TrueViewインストリーム広告は最初の5秒が重要です。特にスキッパブル広告の場合は、伝えたいメッセージを最後にもってきても、スキップされてしまえば、ユーザーには届きません。

ユーザーの興味や関心を惹くメッセージを最初にもってくるだけでなく、情報を分かりやすく伝え、インパクトのある映像やBGMでユーザーに視聴を継続してもらえるよう意識しましょう。ベネフィットを先に紹介してから商品紹介に進むなどの工夫も有効です。

ターゲット層を意識する

動画広告をユーザーに視聴してもらうためには、ターゲットを明確に設定することが重要です。そのうえで、ユーザーに「これは自分にメリットがある商品だ」と思ってもらえるよう、ターゲット層のニーズに適したコンテンツを企画・制作します。

また先述のとおり、インストリーム広告出稿時は、年齢や性別、興味あるカテゴリなどをターゲティングすることが可能です。興味のないユーザーの場合は成果が出にくい一方、ターゲットとして設定したユーザーの場合は効果が出やすいため、販売促進効果が期待できるでしょう。

KPIを設計する

動画広告の運用で重要なのがKPI(Key Performance Indicator)です。出稿によってどういった効果を得たいのかを明確にする必要があります。

たとえば、顧客の獲得が目的の場合には、クリック率やコンバージョン率、CPAをKPIに設定します。他方、ブランディングや顧客の獲得が目的の場合には、動画広告再生回数やリーチ数、視聴完了率やコメントの割合などのエンゲージメント率をKPIに設定しましょう。

インストリーム広告をうまく活用しよう

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インストリーム広告は、費用対効果の高い動画広告の一つです。しかし、動画広告を通じてユーザーに不快感を与えてしまうと、商品やサービスに対するイメージが悪くなることもあります。

広告動画の最初のほうにインパクトのあるメッセージを持ってきたり、細かいターゲティングを行ったりすることで、効果的な広告を作成しましょう。

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