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注目企業の事例から学ぼう!オウンドメディアの目的と活用法

SEデザイン編集部
2019-07-04
2021-12-17
目次

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オウンドメディアは自社が所有するメディアを意味しており、具体的にはホームページやブログ、SNSアカウントなどを指します。自社が独自に発信するコンテンツを増やしていくことはファンを増やすことにつながり、SEO対策としても有効な手段です。継続的に取り組めば、他社にはない強みや実績をアピールすることができます。オウンドメディアの特徴やメリット、注目企業の事例などを解説します。

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オウンドメディアとは?注目される理由

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オウンドメディアはさまざまな業種で多くの企業が取り組んでいます。本来の目的を踏まえたうえで、なぜ注目されるのかを解説します。

オウンドメディアの定義

オウンドメディア(Owned Media)は、自社が所有するメディアのことを指します。企業自らが発信するコンテンツはすべて当てはまり、ホームページやブログ、SNSアカウントなどがあげられます。

日本では企業が運営するウェブマガジンのことを指す場合もありますが、自社が発信するメディアをオウンドメディアと捉えて問題ありません。オンライン、オフラインを問わずにさまざまな形で情報発信を行うのが特徴です。

オウンドメディアの目的

オウンドメディアの構築と運営に多くの企業が取り組むのは、自社にとってのファンを獲得したいという目的があるからです。自社の製品やサービスを広く認知してもらい、顧客との接点を得る機会を積極的に作る狙いがあります。

顧客の目線に立って、役立つ情報を提供し続けることで、製品・サービスの購入やブランディングにつなげていきます。すぐに成果が現れるものではなく、中長期的な取り組みになるため、戦略を立てて継続していくことが重要です。

注目されている理由

オウンドメディアが注目されるようになったのは、消費者行動の変化が関係していると言えます。以前よりも広告効果が下がってきており、製品やサービスの購入にあたって、他の消費者のリアルな声を重視する傾向が見られます。

そのため、FacebookやTwitterといったSNSの運用を企業も取り組み始め、消費者と接触する機会を増やしていったと言えます。さらに、自社のホームページやブログ、動画などを通じて消費者に役立つ情報を提供していく流れができました。

企業自らがコンテンツを制作し、継続して取り組んでいくことで中長期的な視点でファンを獲得していく動きが出てきたのです。企業側にとっても自社独自のコンテンツを制作していくことはSEO対策につながり、競合他社との差別化を図る手段として活用されています。

オウンドメディアの構築は、企業と消費者の双方にメリットがあるため、業種を問わず多くの企業が取り組んでいるのです。

オウンドメディアの位置づけ

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オウンドメディアはメディアの一種ですが、どのようなものであるかを押さえておく必要があります。他のマーケティング手法との違いも含めて解説します。

トリプルメディアとは?

オウンドメディアは、「トリプルメディア」の1つと言われています。トリプルメディアとは、企業が見込み顧客に対してメッセージを発信するときの3つの分類を指します。

具体的には自社が所有するオウンドメディア、広告費を支払うペイドメディア、SNSなどによって拡散するアーンドメディアに分類されます。従来は広告を中心としたペイドメディアが主流でしたが、近年ではオウンドメディアやアーンドメディアを組み合わせて展開していくことが重視されています。

各メディアにはそれぞれ強みと課題があり、相互補完的に組み合わせることでメディアとしての効果を高めていくことが大事です。各メディアの特徴などをまとめると、次のようになります。

他のマーケティング手法との関係性

オウンドメディアについて理解するうえで、「コンテンツマーケティング」と「インバウンドマーケティング」についても押さえておきましょう。コンテンツマーケティングは見込み顧客に対して価値のある情報を提供し、製品やサービスの購入につなげたり、リピーターになってもらったりすることを目的としています。

オウンドメディアはWebマーケティングの施策の一環として取り組むことが多いですが、コンテンツマーケティングではコンテンツそのものに軸足を置いています。そして、インバウンドマーケティングは、プル型のマーケティングを展開することに軸足を置いているのが特徴です。

自社でブログを運営し、自然流入やSNSでの拡散を狙う手法であり、オウンドメディアで行う施策と重なる部分も多いと言えます。

企業がオウンドメディアに取り組む3つのメリット

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企業がオウンドメディアの構築に取り組むことで、多くのメリットを得られます。ここでは、主に3つのメリットを紹介します。

1.広告宣伝費の削減につながる

オウンドメディアでは制作したコンテンツは蓄積されていくので、ストック効果が見込めます。ある程度コンテンツを作った段階で更新を止めたとしても、中長期にわたってアクセスが維持されるため、コストをほとんどかけずに集客することが可能です。

一方、広告媒体を利用するときは出稿した時点では一定のアクセスがあったとしても、広告を止めた途端にアクセスが止まってしまうこともめずらしくありません。オウンドメディアと広告の特性をうまく組み合わせることで、結果的に広告宣伝費の削減につなげていけるでしょう。

2.自社のブランドイメージを高められる

オウンドメディアは自社で情報発信を行うため、継続して取り組んでいくことでブランドイメージを高められます。専門性の高いコンテンツを配信していけば、顧客から特定分野における専門家として認知されやすくなるでしょう。

「顧客が自社に対して何を求めているのか」といった顧客インサイトが深く理解できるようになり、新しい製品やサービスの開発にも役立つはずです。競合他社との差別化を図る1つの手段となり得ます。

3.顧客とのつながりがより強固になる

オウンドメディアを構築することで、顧客とのつながりがより緊密なものとなります。既存顧客だけでなく、新規顧客との関係を構築する手法として活用でき、新たなニーズを見つけるきっかけにもなるでしょう。

Webを通じて情報発信を行うことで、幅広い地域を対象として顧客とのつながりを持てます。顧客が特定の製品やサービス、ブランドに対して抱く信頼や愛着のことを「顧客ロイヤリティ」といいますが、オウンドメディアはまさに顧客ロイヤリティを高める手法として役立つのです。

【目的別】オウンドメディアの活用事例|集客・採用・ブランディング

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オウンドメディアの具体的な効果を把握するには、実際に活用している企業の事例を見ていくほうがイメージを持ちやすいでしょう。ここでは、集客・採用・ブランディングの面でオウンドメディアを活用している3社の事例を紹介します。

1.集客に成功しているオウンドメディアの事例

SO Technologies株式会社が運営する「LISKUL」では、中小企業向けにWebマーケティングに関する知識やノウハウを積極的に公開しています。「リスティング広告」などのWebマーケティングに関連するキーワードを獲得しつつ、ユーザーにとって有益なコンテンツを配信し続けることでSEOの評価を高めています。

LISKULは月間平均で約80万PV(2021年3月現在)を集め、問い合わせ件数は月200件にまで増加させる流れを作りました。自社のノウハウを公開するという一見不利に見える方法でCVの獲得につなげています。

2.採用活動に生かしているオウンドメディアの事例

株式会社メルカリが運営する「merucan」(メルカン)では、自社の採用活動につなげるためにメルカリ社内の情報を継続して発信しています。転職希望者とのミスマッチを減らすことを目的としており、現在働いている社員の活動を伝えているのが特徴です。

メルカリに転職をした社員の生の声を届けることによって、転職希望者に具体的なイメージを伝えていく取り組みを続けています。月間平均で3万PVを獲得しており、人事系のブログとして多くの人たちに閲覧されているのです。

3.ブランディングにつなげているオウンドメディアの事例

株式会社BAKEでは、オウンドメディアである「THE BAKE MAGAZINE」を発行しています。商品であるお菓子から一歩踏み出して、BAKEという企業そのものに興味を持ってもらえるようにブランディングに力を入れていると言えます。

競合他社の商品を紹介したり、SEOへの取り組みやアクセス状況も公開したりするなど、BAKEのファンを増やしていくことに力を入れているのが特徴です。THE BAKE MAGAZINEは月間約3万PVの閲覧があり、多くのファンの獲得に結び付いています。

オウンドメディアの運用における注意点

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オウンドメディアを構築して運用するうえで注意しておきたい点は、すぐに成果を求めてはいけない点があげられます。一定数のコンテンツが蓄積されるまでは、あまり目立った反応が見られないこともめずらしくありません。

時間をかけて地道に取り組んでいく必要があり、メディアとしての軸をブレさせないように心がけましょう。ユーザーにとって価値ある情報を提供し続けることが重要です。

また、社内で取り組んでいく運用体制をきちんと確立しておくことも欠かせません。社内のリソースが不足していれば、必要に応じて外部の制作会社に依頼をするなどして、十分なリソースを確保しておきましょう。

まとめ:自社オリジナルのメディアを立ち上げてみよう!

オウンドメディアは自社で所有して、情報発信を行っていくメディアです。ホームページやブログ、SNSなどを通じて顧客との接点を増やし、ファン化していくことを狙いとしています。一定の成果を得るまでには継続的な取り組みが必要となるので、社内の運用体制をしっかりと整えておきましょう。顧客目線に立った情報発信を行うことで競合他社との差別化を図り、集客やブランディングにつなげてみてください。

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