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SEOはSEMの一部に含まれる!リスティング広告との違いも解説

SEデザイン編集部
2021-10-01

53675558_lSEOとSEMはいずれも似た意味を持つ言葉であるため、同じ施策として一括りにされがちですが、それぞれ異なる意味を持ちます。

当記事ではSEOとSEMの違いやリスティング広告との違いを説明し、それぞれの施策の使い分け方や組み合わせ方を紹介します。

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SEOとSEMの違いについて

40701398_lSEOとSEMは混同されがちですが、両者は微妙に定義が異なります。正しいマーケティング施策を行うためにも、まずは違いについて正しく理解しておきましょう。

ここでは、SEOとSEMの違いを理解するために、「SEOは検索結果で順位を上げるための施策」「SEMは検索エンジンにおけるマーケティングの総称」「SEOはSEM施策の一部」の3つのテーマで解説します。

SEOは検索結果で順位を上げるための施策

SEOは「検索エンジンの最適化」という意味を持ち、Googleなどでの検索結果の順位を上げるための施策です。

ターゲットとなるキーワード検索において上位表示させることがおもな目的で、ユーザーにとって利便性が高く、質の高いコンテンツとその量が求められます。

順位に影響する要因やアルゴリズムは日々改善・変更されるため、最新動向を確認しながら常に新しい施策を行わなければなりません。

SEMは検索エンジンにおけるマーケティングの総称

SEM(Search Engine Marketing)は検索エンジンマーケティングとも呼ばれ、検索エンジン上で行うマーケティングの総称です。

SEMの手法は大きく分けて2つあり、先述のSEOとリスティング広告を指します。有料広告枠で検索結果ページの上部に「広告」と記載があるものがその例です。

SEOはSEM施策の一部

自社サイトにユーザーを集客したり、訪問者にどのようなアクションをしてほしいのかを考え誘導したりすることを総じて、Webマーケティングと呼びます。

Webマーケティングのなかでも、検索エンジンに関するマーケティング施策の総称が「SEM」で、SEM施策の一部にあたるのが「SEO」です。

SEOとSEMを同義語として解釈している方も多いため、注意しましょう。

SEO以外のSEM施策は2つ

153656517_lSEMの施策には先述のSEO以外に、「リスティング広告」「ディスプレイ広告」の2つがあります。

リスティング広告は前述のとおり、検索結果ページの上部に表示される広告を指し、ディスプレイ広告はWebサイト内に表示される画像や動画、テキストなどの広告を指します。

ここでは、それぞれの施策の概要と特徴についてみていきましょう。

1. 有料の広告枠「リスティング広告」

リスティング広告は、有料の広告枠を使用している広告です。ユーザーの検索キーワードに連動して関連する広告を検索結果ページの上部に表示させます。

検索連動型広告(検索広告)とも呼ばれ、広告がクリックされるたびに費用が発生します。

リスティング広告には、Yahoo!の場合「Yahoo!広告」、Googleの場合「Google広告」があり、それぞれ使用にはあらかじめ登録が必要です。登録後にターゲットとするキーワードへ入札することで広告を掲載できます。

ただし、リスティング広告はあくまで入札方式であり、競合の多いビックキーワードであるほどクリック単価が高くなるので注意しましょう。

2. 画像や動画で表示「ディスプレイ広告」

Webサイト内に、画像や動画形式で表示されるのがディスプレイ広告です。

ディスプレイ広告には、Yahoo!の場合「Yahoo!ディスプレイ広告」(Yahoo Display Ads)、Googleの場合「Googleディスプレイネットワーク」の2つがあります。

媒体によって提携サイトが異なり、提携していないサイトにはディスプレイ広告は表示されません。YouTubeはYahoo!ディスプレイ広告と提携していないため広告表示ができないことなどがその例です。

そのため、広告を表示させたい媒体に合わせて提供サービスを上手く使い分ける必要があります。

SEOとリスティング広告の違いは4つ

55246408_lSEOとリスティング広告は、「費用面」「操作性」「結果の即時性」「アピール方法」などの点で異なります。SEM施策の代表でもあるSEOとリスティング広告の違いは、マーケティング担当者なら必ず理解しておくべき内容です。

ここでは、それぞれの違いについて紹介します。効果的なWebマーケティングを実施するためにも、理解を深めていきましょう。

1. 費用面での違い

SEOとリスティング広告は費用面が異なります。リスティング広告の場合は期待する露出度に応じた費用がかかりますが、SEOには必ずしも費用は発生しません。

ただし、SEOもコンテンツ制作、サイト運営、施策実行などを依頼する場合や、リニューアルを行う場合などは、リスティング広告同様に費用が生じます。

また、SEOには初期投資費用がかかるものの、その後内製化すればコンサルティング費用を削減できるなど、将来的なコストダウンを期待できる一方、リスティング広告の場合、内製化によるコストダウンはあまり期待できません。

2.操作性の違い

両者は操作性にも違いがあります。

リスティング広告はSEOよりも操作性が高く、予算や対策するキーワード、リンク先などの要素を状況に応じて自由に変更でき、ビックキーワードであっても広告費用かけさえすれば、広告を表示できます。

一方SEOの場合は、ガイドラインに沿ったコンテンツの改善を図る以外の施策は基本的にないため、表示順位の調整が困難です。

3. 結果の即時性における違い

リスティング広告では、入札額を日単位で変更できるため、すぐに施策の効果を感じることができます。

反対にSEOの場合は、ページの更新や追加を行っても検索エンジンがそれを認知し、順位に反映されるまで時間がかかるため、すぐに効果を感じることができません。

Webサイトによっても異なるものの、結果が反映されるまで1カ月〜半年ほどかかることもあるので注意が必要です。

4. アピール方法の違い

SEOとリスティング広告では、そのアピール方法においても大きな違いがあります。

リスティング広告は、LP(ランディングページ)やサイトのTOPページへ流入させ、アピールしたい商品やサービスを訴求し、成約を目指すものです。

一方SEOは、狙いたいキーワードで関連コンテンツへと導き、その後さまざまなプロセスを経てコンバージョンを狙います。

これらのアピール方法の違いを理解し、目的を定めて使い分けるとよいでしょう。

SEM施策の使い分け方

52448974_lSEM施策は「短期的での結果を求める」のか、「長期的かつ大きな成果を求める」のかによって内容が異なります。また、コンテンツ量によっても使い分けが必要です。

SEOとリスティング広告には違いあるため、予算など自社の状況に応じて施策を使い分けなければなりません。

ここでは、SEM施策の使い分け方について、その内容を詳しく解説します。

短期で結果を求めるならリスティング広告

リスティング広告は入札額によって表示順位をコントロールでき、短期的な結果を得るに適した施策です。Webサイト立ち上げ当初は認知度が低い場合が多く、短期で周知するにはリスティング広告が有効といえます。

しかし、競合の多いビッグキーワードとなると広告費が高くなるため、ある程度の予算を事前確保する必要があります。

予算を抑えたい場合は広告費の安いニッチキーワードに絞るなど、予算内で運営するための戦略も欠かせません。

長期的かつ大きな成果を求めるならSEO

長期的に大きな成果を狙う場合は、SEOがおすすめです。

前述のとおりSEOの場合、即時性は期待できませんが、時間をかけて継続的に施策を行うことで、上位表示の可能性が高まります。

上位表示を維持できれば、リスティング広告のように費用をかけることなく長期的かつ大きな成果を得ることができるのです。

コンテンツ量によっても使い分けが必要

コンテンツ量が少ないサイトの場合、評価が上がりづらいため上位表示は困難です。そのため、サイト評価が上がるまではリスティング広告を活用して集客を行うなど、時期によって施策を使い分ける必要があります。

リスティング広告とSEOを同時進行しながらコンテンツの充実を図ることで、サイト評価が少しずつ上がり、上位表示を狙いやすくなるのです。

コンテンツ量や時期に応じたSEM施策の使い分けが、上位表示を実現する近道といえるでしょう。

SEOとリスティング広告を組み合わせたSEM施策

6686995_lSEOとリスティング広告を組み合わせたSEM施策としては、「SEOの弱点をリスティング広告で補足」する方法と、「1つのキーワードで複数のアプローチ経路を用意」する方法の2つが考えられます。

ここでは、これらの組み合わせ方について詳しく見ていきましょう。

SEOの弱点をリスティング広告で補足

SEOの弱点リスティング広告で補足することで、より効率的にSEM施策を図ることができます。

SEOは「即時性」「操作性」の低さが大きな弱点です。

質の高いWebサイトを制作しても、上位表示されるまでには一定の時間を要します。さらには、時間の経過とともに必ず上位表示するとも限りません。

そのため、SEOの効果が出るまでの期間は、即時性と操作性の高いリスティング広告によって弱点をカバーすることが重要です。

1つのキーワードで複数のアプローチ経路を用意

1つのキーワードでSEOとリスティング広告を使用し、複数のアプローチをすることも有効なSEM施策の一つです。

サイトが上位表示されている場合でも、ユーザーが求める情報が記載されているとは限りません。販売する商品やサービスの内容ではなく、採用情報などを知りたいというケースもあります。

そのようなケースにも対応できるよう、コンテンツタイトルのなかに別の表現を織り交ぜてみたり、自然検索結果とは違ったランディングページを設定してみたりして、1つのキーワードで複数のアプローチをするとよいでしょう。

SEMとSEOをそれぞれ正しく理解しよう

162057778_l今回は、SEMとSEOについて解説しました。

広義ではSEMとSEOのいずれもWebマーケティングの施策です。しかし、SEOは「検索結果で順位を上げるための施策」SEMは「検索エンジンにおけるマーケティングの総称」で、異なる意味を持ちます。

また、SEM施策にはSEOのほかにも、「リスティング広告」や「ディスプレイ広告」も含まれており、それぞれの違いや特徴も理解しておかなければなりません。

自社の目的と状況に応じてSEM施策を適切に使い分け、Webサイトの集客率やコンバージョンを向上させていきましょう。

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