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Adobe XDのおもな機能とは?支持される理由を知って活用しよう

SEデザイン編集部
2021-12-19

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Adobe XDとはAdobeが開発・提供しているアプリで、Webサイトやモバイルアプリの外観となるUI/UXデザインのツールです。

本記事ではAdobe XDのおもな機能や支持される理由、利用方法などについて詳しくご紹介します。

Adobe XDとは何?

Adobe XDとはPhotoshopやIllustratorなどを提供しているAdobe社が開発したソフトのことです。WebサイトやアプリのUI/UXデザイン作成から、ユーザー目線での検証を行うためのプロトタイピングまでをこのソフト1本で完結できます。

これまでWebサイトデザインといえば、PhotoshopやIllustratorなどを利用するのが一般的でしたが、Adobe XDの登場によってその構造が変わりつつあります。Adobe XDには、デザイナーだけでなく、マーケターやプログラマーなど、Web担当者などにとって見逃せない機能が豊富に搭載されています。

また、Webサイトはもちろん、モバイルアプリのデザインにも適しており、作業者の技術支援にも役立ちます。コーティング知識も不要で、直感的な操作性によって初心者の方でもすぐに利用できる点も魅力的です。

 Adobe XDの利用で何ができるのか?

Adobe XDはUI/UXのデザインに利用できるソフトです。ここではAdobe XDで具体的に何ができるかを解説します。

Webサイトやアプリなどのデザイン

Adobe XDを使うと、描画機能やパーツを用いてWebサイトの外観デザインを作成できます。直感的な操作が可能で、非デザイナーや初心者でも使いやすい点が特徴です。

Adobe XDの人気の秘密は豊富に存在するUIキットにあります。UIキットとはAdobe XD専用のデザインテンプレートのようなもので、iOSやAndroidのUIを再現するデザインやオシャレなデザインまで幅広く存在します。このUIキットの活用によって、Webサイトやアプリのデザインにかかる時間を短縮できるのです。

また、UI/UXのデザインに欠かせないワイヤーフレームをつくることもできます。ワイヤーフレームとはデザインの枠組み部分で、Webサイトにおけるページレイアウトの設計図になるものです。

動作確認をするためのプロトタイプの作成

Adobe XDを利用すると、Webサイトやモバイルアプリの動作確認を目的としたプロトタイプの作成も可能になります。プロトタイプとは完成イメージが想像しやすいように作成されるモックのことです。

デザインの枠組みとなるワイヤーフレームが完成すると、クライアントに提示するためにデザインカンプというものを作成します。このデザインカンプにAdobe XDのアニメーション設定などの機能を使用することで、プロトタイプの作成も可能になるのです。プロトタイプを作成すると、ブラウザ上での実際の動きを再現できます。

レビューなどに活用できる共有やコメント機能

Webサイトやアプリのデザイン作成には、社内やクライアントによる確認作業が必須です。確認後の修正指示が別ファイルで送られてくると、その確認や修正に手間がかかりますが、Adobe XDの機能を活用すればデータに直接コメントを記入することができます。

該当データを開けばすぐに修正点を確認できるため、修正に関わるやりとりを大きく省略できるのです。

Adobe XDが支持される理由とは?

この項目ではAdobe XDが支持される理由を6つご紹介します。Adobe XDの導入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

学習にかかる時間やコストが低い

PhotoshopやIllustratorには、ツールが複雑で学習に時間がかかるというデメリットがありました。そのため使用できるメンバーが限られるなどの問題があったのです。一方、Adobe XDはPhotoshopやIllustratorほど専門性を必要とせず、学習コストの低さを特徴としています。

Adobe XDの基礎が学べる15分のスタートキットやアドビ公式のチュートリアルもあり、コストをかけずに学習可能なので、初心者の方はぜひ試してみてください。また、専用のサポートコミュニティもあり、使用方法や応用方法に関する疑問をAdobe XDの利用者同士で情報交換できます。こちらも気軽に利用してみましょう。

知識や技術がなくても直感的に使用可能

Adobe XDの操作方法はシンプルなので、知識や技術がなくても直感的に操作可能です。そのため、デザイナー以外のエンジニアやクライアント、ディレクターとの意思疎通がよりスムーズになります。

他デザインツールとの互換性が高い

PhotoshopやIllustratorはそれぞれのツール上でしか作業できませんでしたが、Adobe XDなら、ほかのAdobe製品と併用しながら作業ができます。たとえば、ワイヤーフレームをAdobeXDで作って、Photoshopでデザインを仕上げるといった制作作業も可能です。

このように、作業ごとにAdobe XDと他のデザインツールを切り替えられるのが支持される大きな理由の一つといえます。

制作に関する社内のコミュニケーションがスムーズ

Webサイト制作で大きな課題となるのがコミュニケーションです。別ツールを併用しながらのコミュニケーションには限界がありますが、Adobe XDを利用することでコミュニケーションを必要最小限に抑えつつ、円滑に進めることができます。

たとえばメールでの質問に対し、Adobe XDで作成したプロトタイプとその操作方法を動画の形式で返します。イメージが正確に伝わり、余計な口頭での説明も不要になるでしょう。プロジェクトリーダーやディレクターなど複数のタスクを同時進行する方には嬉しい機能といえます。

クライアントとの意思疎通がしやすい

社内だけでなくクライアントと意思疎通を図りやすいのもAdobe XDが支持される理由の一つです。デザイン作成の途中段階からお互いの理解を深えられるため詳細な意見交換が可能になり、完成後の手直しが発生するのを防ぐことができます。

デザインの知識をあまり持たないクライアントからも具体的な指示が出せる点は、顧客満足の観点からもメリットといえるでしょう。

指示書の代わりとなる

従来のデザインツールでは、デザインに関する修正指示や疑問点などを別ファイルに記載して送付していました。そのため、修正点を指示する側、修正する側の双方に、それを読み解く時間が必要となっていたのです。

しかし、Adobe XDはURL1つでデザインを共有でき、Webブラウザ上で直接コメントする機能もあるので指示書を必要としません。コミュニケーションが円滑になるだけでなく、指示書作成の手間や時間も削減できます。

Adobe XDの始め方

Adobe XDの概要や支持される理由をご紹介しました。ここではAdobe XDの始め方について解説します。

Creative CloudからXDをインストール

Adobe CCをすでに契約している場合、Creative CloudデスクトップアプリケーションからAdobe XDをインストールできます。

Creative Cloudとは、PhotoshopやIllustrator、Adobe XDなどAdobeが開発・提供しているアプリをまとめて利用できる月額サービスのことです。

たとえば毎月6,248円(税込)でAdobe XDを含むAdobeアプリをほぼすべて利用できます。

参考: Adobe Creative Cloudアプリをダウンロード

3つのプランから選択

Adobe XDは次の3つのプランから始めることも可能です。

  • XDスタータープラン(無料)
  • XD単体プラン(月額1,298円)
  • コンプリートプラン(月額6,248円)

*税込価格

スタータープランは無料プラン、残り2つのプランは有料プランです。無料と有料プランの違いは次の項目で詳しく解説しています。

無料と有料のプランで異なる点

無料と有料のプランで大きく違うのは、共有できる人数やドキュメント履歴日数などです。

スタータープランの共同編集は1人に限定されますが、残りの有料プランでは無制限になっています。ドキュメント履歴はスタータープランが10日間で単体プランが30日間。コンプリートプランは60日間です。また、クラウドストレージ容量はスタータープランが2GB、その他のプランは100GBとなっています。

単体プランとコンプリートプランの大きな違いは他のAdobeアプリの利用が可能かという点です。料金はかかりますが、コンプリートプランであればPhotoshopやIllustratorなどほぼすべての製品を利用できます。

さまざまなアプリを利用する場合は、コンプリートプランの利用を検討しましょう。

Adobe XDを活用して業務の効率化を図ろう

Adobe XDはリリース当初は簡素なツールでしたが、アップデートを重ねることで優良なツールへと進化し、今では従来のデザインアプリにはなかったさまざまな機能が備わっています。いまや、WebサイトやモバイルアプリのUI/UXデザインにはAdobe XDがないと支障があるレベルにまで達したといっても過言ではありません。

今後もAdobe XDは引き続きアップデートされ、業務やコミュニケーションをより効率化する機能が搭載されることでしょう。アプリ同士の互換性も高いため、導入しやすいのも大きなメリットです。Adobe XDを上手に活用し、効率よくWebデザインを進めましょう。

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