【アンケート調査まとめ】人材不足はMAツールの導入で解決!利用状況・導入傾向の調査結果をご紹介

公開日:2022-10-17 更新日:2023-08-22 by SEデザイン編集部

目次

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マーケティング施策においては、新規顧客の開拓とその仕組みづくりを行うことが欠かせません。しかし、見込み顧客の属性や行動履歴に合わせた最適なアプローチを丁寧に行っていくには、マーケティングに精通した人材を確保しておく必要があります。

思うように適切な人材を確保できないときに役立つのが、マーケティングオートメーションツール(MAツール)です。この記事では、アンケート調査結果の内容をもとに、どのような視点でMAツールを導入すればよいかを解説します。

  1. [調査概要]
  2. 調査対象者:以下条件にて対象者を抽出
  3. 1)20-69歳男女
  4. 2)会社員、会社経営・役員
  5. 3)職種:マーケティング系
  6. サンプル数:415人
  7. 調査方法:オンラインリサーチ
  8. アンケート実施日: 2022年6月3日(金)~2022年6月7日(火)

マーケティング業務における課題とMAツールの利用状況

2022年6月3~7日にかけて行った、「MAツール導入に関するアンケート調査結果報告書」の結果をもとに、マーケティング業務における課題とMAツールの利用状況を解説します。どのような課題があるかを把握し、自社の状況を照らし合わせてみましょう。

「適切な人材の不足」が大きな課題!マーケティング業務における3つの課題

マーケティング業務課題についての回答結果です。認識されている課題は人材確保、戦略設計、他部門連携の3点。適切な人材不足が大きな問題と認識されています。アンケート調査結果によれば、マーケティング業務における課題として「人材確保」「戦略設計」「他部門との連携」という3つの課題が浮き彫りになっていることが分かります。「マーケティング業務の課題」という質問について、単一回答の割合は「人材確保」(28.9%)・「戦略設計」(20.0%)・「他部門との連携」(14.9%)となっています。

「マーケティング業務の課題を解決するための問題」という質問については、「人員の確保」(43.6%)・「経験者の不足」(41.2%)・「マネジメント人材の不足」(35.2%)といった回答(複数回答)が多く寄せられており、人材に関する問題が焦点になっているといえるでしょう。

MAツールの利用状況と課題

マーケティング業務での人材の不足を解消する方法として、MAツールの導入が挙げられます。実際にどのような点が求められているのかを見ていきましょう。

MAツールの導入率は44.1%|業務効率化を求めるケースが多い

MAツールの利用状況の回答結果です。勤務先でMAツールを導入しているのは、全体の44.1%、利用率は24.3%です。人材不足との関係もあるのか、業務効率化を目的とした導入が多いようです。MAツールの利用状況に関する調査については、勤務先でMAツールを実際に導入しているという回答は、全体の44.1%を占めます。マーケティング業務に関する人材不足との関係もあり、業務効率化を目的とした導入が多い状況です(単一回答で34.7%)。

導入のポイントは「使いやすさ」が決め手!

MAツールを利用する上での課題についての回答です。使いやすさを重視していますが、ツールへの不満は使い方が難しいという回答が一番多かったです。MAツールを導入する際に重視するポイントとしては、「使いやすさ」が最も多い回答として挙げられています。逆に、MAツールに対する不満としては、「使い方が難しい」という回答が最も多くなっていることからも、MAツールの操作性が重視されているのが分かります。

うまく使いこなせていない機能として挙げられているものは、リードの管理機能・Webアクセス解析機能・LP作成機能・SFA/CRM連携などです。機能の豊富さがかえってMAツールを使いこなせていない要因の1つとなっており、他ツールとの連携は重視される部分だといえるでしょう。

デジタルマーケティングの問題意識と年間費用

pixta_31914559_Mマーケティング業務に関する課題を解決するには、問題に対する認識と予算をどれくらいかけられるかを把握しておく必要があります。アンケート調査の結果をもとに見ていきましょう。

Web広告やSNSマーケティングに取り組んでいる企業が多い

取り組んでいるデジタルマーケティング分野に関する回答です。Web広告、SNSマーケティングは40%を超えていますが、マーケティングオートメーション(MA)という回答は全体の27.7%に留まっています。「自社で取り組んでいるデジタルマーケティングの分野としてあてはまるものを全てお知らせください」(複数回答)という質問については、「Web広告」(49.6%)・「SNSマーケティング」(46.7%)という回答が見られます。「マーケティングオートメーション」という回答は全体の27.7%に留まっています。

また、エリア別に見ると最も回答が多かったものは、首都圏(1都3県)で「Web広告」(48.5%)、その他の地域で「SNSマーケティング」(53.2%)です。「マーケティングオートメーション」についての回答は全体が27.7%であるのに対し、首都圏で29.9%、その他の地域で22.6%となっており、デジタルマーケティングの取り組みは地域によって優先度に差があることが分かります。

MAツールにかける年間費用は平均308万円

ツールにかける年間費用に関する回答です。以下すべて平均の年間費用です。MAツールには308万円、SFAツールは312万円、CRMツールは278万円、ABMツールは243万円、CMSツールは242万円、BIツールは301万円です。アンケート調査の結果によると、MAツールにかける年間予算の平均は308万円となっています。これは、SFAツールの312万円に次いで多い金額です。

また、MAツール以外で最も利用率が高いのが、CRMツールの65.8%、次いでSFAツールの63.1%となっています。マーケティング業務の効率化以外にも、顧客関係管理や営業支援などの省力化を図りたい企業が多いといえるでしょう。

MAツールの導入に関して、さらに詳しい結果が知りたい方は、下記からEbookをダウンロードしてみてください。

「MAツール導入に関するアンケート調査報告書」

マーケティング業務を効率化するならHubSpotを活用してみよう!

pixta_78261944_MHubSpot(ハブスポット)は使いやすさにこだわったCRMプラットフォームです。必要な機能と操作性のバランスを兼ね備えた設計がなされているので、初めて利用する際もスムーズに導入できます。 HubSpotが備える特徴について、詳しく見ていきましょう。

HubSpotは業務効率化に役立つCRMプラットフォーム

HubSpotはマーケティング業務だけでなく、営業やコンテンツ管理、カスタマーサービス、オペレーションなどさまざまな業務に対応したツールや連携機能が備わっています。HubSpot CRMは無料で利用できるので、自社の業務における課題解決に役立つツールであるかを見極めながら、本格的な導入を検討できます。

顧客管理における理想的な形は、マーケティング部門や営業部門などが緊密に連携をして、途切れることなく顧客へのアプローチを行う点にあるといえるでしょう。しかし実際には、連携体制や業務プロセスが非効率であるため無駄が生じてしまい、顧客に適したアプローチが行えていないことがあります。

HubSpotならツールを組み合わせることで効果を高められる

HubSpot CRMを軸として、自社に必要なツールを組み合わせていけば、より精度の高い顧客対応を行えるようになります。HubSpot CRMと連携可能な各ツールについて見ていきましょう。

「Marketing Hub」は、Webサイトに多くの訪問者を呼び込み、顧客へと転換していくためのマーケティングソフトウェアです。「Sales Hub」は煩雑な作業を自動化することによって、多くの取引を成約に導くための営業支援CRMソフトウェアとなっています。

「Service Hub」は顧客との関係を深め、期待以上のサポートを提供するのに役立つカスタマーサービスソフトウェアです。「CMS Hub」はパーソナライズ化された顧客体験の提供につなげられるコンテンツマネジメントソフトウェアとして活用できます。

そして、「Operations Hub」ではさまざまなアプリの連携や顧客データの整理、多様な業務プロセスの自動化によって社内のチーム連携を強化するためのオペレーション支援ソフトウェアとなっています。これらの各ツールをHubSpot CRMと連携させることで、より一体的な顧客へのアプローチを行えるようになります。

まとめ

MAツールを上手に活用することで、マーケティング業務における人材不足の課題を解消し、新規顧客を開拓する仕組みづくりを適切に行うことができます。予算や人員と照らし合わせながら、業務を効率化していく流れを作っていくことが大切です。

アンケート調査結果では「MAツールの使い方が難しい」という回答がありましたが、HubSpotなら顧客管理における全体像を把握しながら、必要な施策をピンポイントに実行できます。現在の業務を見直す際の1つの解決手段として、HubSpotの利用を検討してみましょう。

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