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スマートフォン動画のマーケティング活用(3)YouTuberがもたらす“親近感”


前回は最近人気の「ゲーム実況」から、商材の相性を見極めることや、視聴者との共通体験など、動画をマーケティング活用する上でのポイントを確認しました。今回はより視聴者に近い立ち位置から情報を発信し、人気を獲得しているケースとして、個人が配信している動画から、動画マーケティングに活かすことのできるポイントを探ってみましょう。

個人が動画を配信するケースとして、最もよく知られているのがYouTuberの存在でしょう。YouTuberは文字通り、自身で制作した動画を「YouTube」上で配信する人たちを指します。絶大な人気を獲得して多数の再生数を稼ぐYouTuberの中には、YouTubeから再生数に応じて支払われる広告収入で生計を立てている人も出てきています。

人気動画の傾向を見ると、その内容は大きく2つに分かれます。1つは、派手なアクションにチャレンジしたりするなど、インパクトのある動画で注目を集めようとするもの。そしてもう1つは、自撮り風のバストアップ映像で視聴者に問いかける形で語ったり、お気に入りの品を紹介したり、ゲーム実況をしたりと、自己アピールに近い内容の動画を配信するものです。そしていずれにも、動画マーケティングを手掛ける上で注目すべき要素が多く存在します。

前者からは、万人に理解されやすく、かつ容易に真似のできない強いインパクトを残す動画が、人気を得やすいことが見て取れます。やはり視覚に訴えるものだけに、インパクトで注目を集めることがポイントとなります。こうした手法は企業のプロモーションなどでも多く取り入れられており、例えば2014年11月に配信されたNTTドコモの「3秒クッキング」は、内容のインパクトで大きな注目を集めました。

RBB TODAY:NTTドコモの『3秒クッキング』がカンヌで受賞
http://www.rbbtoday.com/article/2015/07/01/132844.html

一方、ここで注目すべきは後者の自己アピール系動画です。これらの動画のポイントは、配信者と視聴者との距離の近さにあるといえます。顔を大きく映し、かつ視聴者に語りかけることによって、表情や感情がダイレクトに伝わりやすく、親近感を持たせることが人気の要因となっています。無論、広告収入を得るほどの人気を獲得するにはトークやキャラクター性などさまざまな要素が求められますが、距離感の近さこそが視聴者の興味を引き付け、継続的に動画を視聴したいと思わせる土台となっているのは確かです。

これと同様の傾向が見られるのが、「ツイキャス」などのライブストリーミング系動画配信サービスです。人気を博している番組には「顔出し」のものが多く、しかも画面に人物の顔が大きく映る形で撮影される傾向があります。加えて、コメントに応じて積極的に反応するというライブ配信ならではのコミュニケーションスタイルが、ファンの獲得と継続的な視聴につながっています。実際ツイキャスからは、そうしたスタイルの番組配信で人気を獲得し、メジャーデビューするアーティストも登場しています(画像は「ツイキャス」公式サンプル)。

YouTuber画像1

Twitterでも、親近感があるツイートを積極的に展開することで、人気を獲得した企業アカウントの事例が見られます。ユーザーとの距離を近づけるための取り組みが、サービスや商品のファンを獲得する上で重要な要素になります。人気動画のスタイルを積極的に取り入れてみるのもいいかもしれません。

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