【アンケート調査まとめ】導入事例を64%の企業が参考にしている!訴求力の高いコンテンツをつくろう

公開日:2022-10-14 更新日:2022-10-21 by SEデザイン編集部

目次

202210thumbnail_blog_1k_service_02導入事例とは、製品やサービスの導入を検討している見込み顧客に対して、既存顧客のリアルな声や活用法、導入することでどのような成果を得られたかなどをまとめたコンテンツを指します。導入事例を制作することで、読み手は製品やサービスを導入したときの具体的なイメージを持ちやすくなり、導入にあたっての不安や疑問点などを解消できるでしょう。

この記事では、アンケート調査結果の内容をもとに、導入事例のコンテンツとしての強みやポイント、制作の手順などを解説します。

  1. [調査概要]
  2. 調査対象者:以下条件にて対象者を抽出
  3. 1)20-69歳男女
  4. 2)会社員、会社経営、役員、契約社員、派遣社員、教職員、医療関係者
  5. 3)サービス導入検討する立場である
  6. サンプル数:111人
  7. 調査方法:オンラインリサーチ
  8. アンケート実施日: 2022年6月3日(金)~2022年6月7日(火)

導入事例を参考にしている割合と位置づけ

導入事例は訴求力の高いコンテンツですが、実際にどれくらい見られているのかを把握しておきましょう。2022年6月3日~7日にかけて実施したアンケート調査結果の内容をもとに、導入事例を参考にしている方の割合と位置づけについて解説します。

全体の64%が導入事例を参考にしている

導入事例の参考度合い、位置づけに対する回答結果です。アンケート調査結果によれば、全体の64%の方が導入事例を「とても参考にしている」「やや参考にしている」と前向きな回答(単一回答)をしています。年代別に見ると、20~40代がやや多いことが分かります。

提供方法別の導入事例を参考にする度合いの回答です。導入事例の提供方法別に見ると、参考にする度合いが最も高いのは「Webサイト上の記事」の69.4%となっています。次いで僅差で、「ホワイトペーパー」が68.5%となっており、「Webサイト上の動画」が58.6%とやや低くなっています。

利用価格・サービス内容・導入事例の順で情報が求められている

3-Oct-07-2022-09-04-36-49-AM導入事例を「とても参考にしている」「やや参考にしている」と回答した人の中で、どのような情報を参考にしているかと質問したところ、最も高い割合にあったのは「利用価格」で81.1%となっています(複数回答)。次いで、「サービス内容」と答えた方の割合は78.4%であり、3番目には「サポート体制」が67.6%の回答を得ています。

「導入事例」(使用者の声)と答えた方は64%で上位3項目と比べるとやや低いですが、参考になる情報として認識されています。

導入事例で注目されているポイント

pixta_67957274_Mアンケート調査結果の内容から、導入事例はサービスを導入する際に重視されている情報であることが分かりますが、具体的にどのようなコンテンツが求められているのかを理解しておく必要があります。次に、読まれるコンテンツの傾向について見ていきましょう。

「自社に近い業界の事例」が一番見られている

導入事例に求める内容に関する回答です。導入事例を見るときに特に重視しているポイントとして、「自社に近い業界の事例」という回答が最も多く、72%となっています(複数回答)。また、「同業界、競合他社の事例」と回答した方も53.3%であり、同業もしくは近い業界の情報を参考にしている方が多いのが分かります。

年代別の傾向を見ると、20~40代で4割以上の方が、「担当者のインタビュー」や「企業規模の幅広さ」を挙げています。

利用シーンが明確でないと読まれない

導入事例に対する印象の回答です。導入事例があることでどのような印象を持つか、という質問については「利用場面をイメージしやすい」「自社向きかイメージしやすい」「信頼できる」が5割以上の回答を占めています。導入事例があることによって、利用シーンや自社に合った製品やサービスであるかの具体的なイメージを持ちやすくなるのでしょう。

反面、どのように利用すればいいかが明確でなければ、導入事例は読まれづらいともいえます。導入事例の傾向について詳しい結果が知りたい方は、下記からEbookをダウンロードしてみましょう。

「導入事例に関するアンケート調査報告書」

導入事例を制作する効果とステップ

pixta_62427865_M多くの方から読まれる導入事例を制作するには、得られる効果を正しく把握したうえで、順序を追って制作していくことが大事です。SEデザインでの導入事例の制作手順なども踏まえ、どのように制作していけばよいかを解説します。

業界の有名企業など効果的な事例を掲載しよう

導入事例は、自社の製品やサービスが顧客にどのような価値を提供できるかを伝えるためのコンテンツです。売り手企業のメッセージだけでなく、すでに導入している企業が語るリアルな声は、製品・サービスの導入を検討している顧客の決断に大きく影響するといえるでしょう。

リアルな声を導入事例に掲載する際に最も適しているのは、ターゲットとする業界の中で一番成功している企業や有名企業です。業界内で一目置かれる企業が製品・サービスを導入している事例を紹介すれば、訴求力の高いコンテンツになります。

マーケティング部門だけで掲載企業を決めてしまうのではなく、営業部門などと連携をしながら、掲載にふさわしい企業を選定してみましょう。

導入事例を制作する5つのステップ

導入事例を制作する効果について理解しても、初めて制作するときは何から手をつければいいのか迷うこともあるでしょう。まずは基本的な制作の流れを押さえておくことが大切です。

SEデザインでは以下の流れに沿って、導入事例を制作しています。

  1. 1.初回のお打ち合わせ(ブリーフィング)
  2. 2.取材質問票(ヒアリングシート)のご提出
  3. 3.取材場所や日程の調整
  4. 4.取材(顧客インタビュー)
  5. 5.原稿の作成、提出(ロゴ、図版等の手配)

SEデザインでは、年間100本を超える取材実績によって培われたノウハウを活かし、さまざまな業種・業界に対応した高品質な導入事例を制作しております。導入事例の制作においては、取材・原稿執筆・撮影・デザイン・印刷など多くの工程が発生しますが、ワンストップでのご依頼が可能です。

長年にわたってグローバル市場で活躍してきた経験から、業種・企業規模・ターゲットに沿ったマーケティング施策を展開しております。コンテンツのローカライズ化にも対応しており、新たな市場を開拓したい場合においても柔軟に対応させていただきます。

また、SEデザインでは高い編集力と独自のネットワークによって、お客様の製品・サービスの価値を最大限にお伝えできる導入事例を制作いたします。IT関連企業として、30年以上にわたって蓄積してきたノウハウを活かし、ターゲットへの訴求力の高いコンテンツを生み出せるのが強みです。

まとめ

導入事例を制作することで、自社の製品やサービスを導入するとどのような効果が得られるのかを見込み顧客に正しく伝えられます。導入後の具体的なイメージを持ってもらうことで、購買行動の後押しにつながるでしょう。

今回のアンケート調査結果からも、多くの方が導入事例を参考にしていることが分かります。注目されているポイントなどを踏まえたうえで、読まれるコンテンツを制作してみましょう。

SEデザインでは、さまざまな業種・業界の導入事例を制作してきた実績から、お客様のビジネスをサポートする高いクオリティの導入事例を制作します。初めて導入事例を制作する場合やコンテンツの質をより高めたい場合など、お気軽にSEデザインまでお問い合せください。

導入事例の効果的な作成方法
企業価値を高める導入事例制作のポイント

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