HubSpot Marketing Hubとは?機能・料金・事例を解説
更新日:2026-10-08 公開日:2025-02-17 by SEデザイン編集部
HubSpot Marketing Hubは、HubSpotが提供する、集客からリードの獲得・育成、効果測定までを顧客データ(CRM)と連携して管理できるマーケティングソフトウェア(MA)です。
顧客との信頼関係を築く「インバウンドマーケティング」を支援するツールとして知られ、現在はCRMの顧客情報を使った施策の自動化や成果分析にも対応しています。AIを活用したキャンペーンの企画・制作や、AIの回答で自社を見つけてもらうためのAEO(回答エンジン最適化)へと、機能の範囲も広がりました。
本記事では、HubSpot Marketing Hubの主な機能と料金プラン、基本料金以外にかかる費用、他社ツールとの比較、SEデザインが支援した活用事例を解説します。導入を検討している方だけでなく、すでにHubSpotを使っていて活用の幅を広げたい方も、プランや機能を選ぶ際の判断材料にしてください。
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この記事の要点 ・HubSpot Marketing Hubは、集客からリードの獲得・育成、効果測定までを顧客データ(CRM)と連携して管理できる、HubSpotのマーケティングソフトウェア(MA) ・主な機能は、Eメールマーケティング、フォーム・CTA、SNS・広告管理、マーケティングオートメーション(ワークフロー・リードスコアリング)、分析・レポートの5分野。AI機能群「Breeze」や、AIの回答での露出を分析する「HubSpot AEO」も加わっている。ワークフロー、A/Bテスト、SNS管理はProfessional/Enterpriseが対象 ・料金プランは、無料ツールと有料のStarter・Professional・Enterpriseの4段階。費用は基本料金だけでなく、シート数、マーケティングコンタクト数、Professional以上で必須の導入支援費用、一部のAI機能で消費するHubSpotクレジットによって決まる |
「HubSpot Marketing Hub」とは?
HubSpot Marketing Hubは、顧客の購買行動が複雑化する中で、効果的なマーケティング活動を支援するツールとして注目を集めています。この章では、HubSpot Marketing Hubについて詳しく解説します。
そもそもHubSpotとは
HubSpotとは、マーケティング、営業、カスタマーサービスなどの業務を、共通の顧客データ基盤「Smart CRM」でつなぐカスタマープラットフォームです。マーケティングを担うMarketing Hub、営業を支援するSales Hub、カスタマーサービス向けのService Hub、Webサイトやコンテンツの管理を担うContent Hubなどを、目的に応じて組み合わせて利用する仕組みです。導入する製品とエディション(プラン)によって、以下のような機能が利用できます。
- Webサイトの構築
- コンテンツ作成
- リード(見込み顧客)の創出・育成
- リードや顧客情報の管理
- 商談やパイプラインの管理
- マーケティングや営業活動の自動化
- データ連携・データ分析 など
HubSpotは、購買者の興味や課題に寄り添いながら関係を築くマーケティング手法「インバウンドマーケティング」を支援するツールとして知られています。
出典:HubSpot「カスタマープラットフォーム」/HubSpot「Marketing Hub」
HubSpot Marketing Hubとは?
HubSpot Marketing Hubは、マーケティング活動を一元管理・自動化するためのMA(マーケティングオートメーション)機能を備えたツールです。
フォームやメール、SNS、広告、分析などの機能を通じて、リードの創出から、リード育成と呼ばれる見込み顧客との関係構築まで、マーケティングの各段階を支援します。Smart CRMの顧客情報を使い、相手に合わせた施策を実施できる点も特徴です。ただし、ワークフローによる自動化のように、Professional/Enterpriseの契約が必要な機能もあります。
また、AI機能群「Breeze」として、会話型のアシスタントや業務別のAIエージェントが用意されています。一部のAI機能はHubSpotクレジットを消費する仕組みのため、使いたい機能の利用条件を契約前に確かめておきましょう。
出典:HubSpot「Marketing Hub」/HubSpot「Create workflows」/HubSpot「Breezeアシスタント」
HubSpot Marketing Hubの主な機能
HubSpot Marketing Hubは、CRMの顧客情報と連携し、リードの獲得・育成、集客、業務の自動化、効果測定を支援する機能を備えています。主な機能と、利用できるプランは次のとおりです。
| 機能 | 主な用途 | 利用できるプラン・条件 |
|---|---|---|
| Eメールマーケティング | テンプレートを使ったメールの作成・配信、CRMの情報を使ったパーソナライズ、配信結果の確認 | 無料ツールから利用できる(無料のマーケティングEメールは月2,000件まで)。A/BテストはProfessional/Enterprise |
| フォーム・CTA | 問い合わせや資料請求のフォームを作成し、送信された情報をCRMに登録する | フォームは無料ツールから利用できる。複数ステップのフォームはStarter以上、回答に応じた条件分岐はProfessional/Enterprise |
| SNS・広告管理 | SNSの投稿やエンゲージメントの管理、広告の作成・管理・成果の確認 | SNS管理はProfessional/Enterprise。連携できる広告の形式や操作は媒体ごとに異なる |
| マーケティングオートメーション(ワークフロー・リードスコアリング) | 条件に応じたメール送信や担当者の割り当ての自動化、リードの優先順位づけ | ワークフローとリードスコアリングはProfessional/Enterprise。Starterはメールに付随する簡易的な自動化(最大10アクション) |
| 分析・レポート | Webサイトへの流入、メール・SNS・広告の成果、施策の貢献度の確認 | 利用できるレポートはプランによって異なる。取引の作成・売上へのアトリビューション分析はEnterprise |
| SEO・AEO | コンテンツと内部リンクの整理、AIの回答での自社の言及・引用の分析 | トピッククラスターの管理はProfessional/Enterprise。HubSpot AEOはProfessional/Enterpriseに含まれる(日本向けの製品ページはベータ版の表記) |
| AI機能(Breeze) | キャンペーン案、コンテンツ、ナーチャリングメールの作成支援 | 一部の機能はHubSpotクレジットを消費する。Marketing Studio、Nurture Agentなどは2026年10月時点でProfessional/Enterprise向けのベータ版 |
この章では、目的別に3つのグループに分けて、それぞれの機能を解説します。
出典:HubSpot「製品・サービスカタログ」/HubSpot「マーケティングソフトウェアの価格表」
リードを創出し育成(関係構築)する機能
HubSpot Marketing Hubは、マーケティングの基本であるリード創出と、リード育成(見込み顧客との関係構築)を支援する機能を備えています。主な機能は以下の2つです。
- フォーム作成機能
- メールマーケティング機能
それぞれ詳しく解説します。
フォーム作成機能
フォーム作成機能は、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で簡単にフォームを作成できる機能です。作成したフォームは自社のWebサイトに埋め込むことができるほか、フォームをそのままWebページとして公開することも可能です。そのため、自社にWebサイトが無い場合でもオンラインでリードを創出する機会を作れます。
フォームから送信されたデータはHubSpot CRMに自動的に登録され、HubSpotでリード情報を一元管理できます。
新しくフォームを作る場合に推奨されているのは、更新されたフォームエディターです。複数ステップのフォームはStarter以上、回答に応じて次の質問を切り替える条件分岐はMarketing HubまたはContent HubのProfessional/Enterpriseで作成できます。
メールマーケティング機能
メールマーケティング機能は、テンプレートを活用しながら、ドラッグ&ドロップで簡単にメールを作成し、送信できる機能です。メールの開封やリンクのクリックなど、送信後のリードの行動にあわせてフォローアップメールを送る自動化も設定できます。Starterではメールに付随する簡易的な自動化(最大10アクション)を、Professional/Enterpriseではワークフローによる本格的な自動化を利用できます。
またパーソナライズ機能により、HubSpot CRMに登録されたリード情報をメールの件名や文面に自動で反映するといった最適化も可能。さらに、Professional/Enterpriseでは、A/Bテストを実施してメールの開封率やクリック率を比較し、勝ちパターンを分析するといった改善にも役立てることができます。
出典:HubSpot「Create and edit forms」/HubSpot「Use automation with marketing emails」/HubSpot「Run an A/B test on your marketing email」
認知拡大やWebサイト等への集客につながる機能
HubSpot Marketing Hubは、自社の認知度を高め、新規顧客をWebサイト等に集客するための機能も備えています。具体的には、以下の4つです。
- SEO対策機能
- SNS管理機能
- 広告管理機能
- ABM機能
それぞれ解説します。
SEO対策機能
SEO対策機能は、自社サイトのコンテンツ戦略の立案や管理、効果測定ができる機能です。施策の提案やページの最適化など、SEOに必要な要素を一元的に管理できます。
機能のひとつに、トピッククラスターの作成があります。
トピッククラスターとは、サイト内のコンテンツを戦略的に一つのグループのようにして、内部リンクを活用することでSEO効果を高めていくSEO施策の一つです。HubSpotでは、トピックと関連するコンテンツを整理し、内部リンクの設計や改善点の確認に活用できます。HubSpotの公式資料によると、ツール内でクラスターを作成すること自体は検索順位に直接影響しません。コンテンツの構成と内部リンクを計画的に整えるための管理機能として使うとよいでしょう。トピッククラスターの管理は、Marketing HubまたはContent HubのProfessional/Enterpriseが対象です。
また、SEOの改善策を提案してくれる機能や、Googleサーチコンソールとの連携機能も備えており、改善策の実施と効果測定をHubSpot上で行うことも可能です。
出典:HubSpot「Create topics for your SEO strategy」/HubSpot「Understand SEO recommendations」
SNS管理機能

SNS管理機能は、複数のSNSを一元管理できる機能で、Professional/Enterpriseで利用できます。2026年10月時点で接続できるSNSアカウントは、以下のとおりです。
- TikTok
- X(旧Twitter)
- YouTube
投稿スケジュールの設定やコメント管理など、SNS運用に必要なタスクを一つの画面で管理できます。さらに、各SNSでのエンゲージメントやフォロワー数などの分析も行えるため、効果的なSNS戦略の立案に役立ちます。接続できるアカウントの種類や、利用できる操作・指標は媒体ごとに異なるため、運用する媒体の対応範囲を事前に確かめておきましょう。
出典:HubSpot「Connect your social media accounts to HubSpot」/HubSpot「Analyze social reports」
広告管理機能
広告管理機能は、広告アカウントをHubSpotに連携し、以下のオンライン広告の作成や管理、効果測定を行う機能です。
- Google広告
- Facebook広告(Instagram広告は、Facebook広告アカウントとの連携を通じて管理)
- LinkedIn広告
- TikTok広告
HubSpot内で作成できる広告の形式や編集できる項目は、媒体ごとに異なります。公式ガイドで作成手順が案内されているのは、Facebookのリード獲得広告・Webサイト集客広告、LinkedIn広告、Google検索広告などです。
HubSpotのフォームを利用すると、広告で創出したリードの情報はHubSpot CRMに自動登録されます。CRMと広告を別々に管理していると、最も顧客転換率が高い広告キャンペーンは何か、といった分析や、ROI(投資対効果)の算出は容易ではありません。HubSpotでは、顧客になったリードと流入元の広告を関連づけて管理できるため、広告の効果を測定しやすくなります。ただし、API上の制約などにより追跡できない広告形式もあり、すべての広告で顧客との関連を把握できるわけではありません。
さらに、HubSpot CRMのリード情報とWebサイトのデータなどをもとにオーディエンスを作成し、適切なターゲティングを行うことで、広告のコンバージョン率の向上を図ることも可能です。
出典:HubSpot「Create ads in HubSpot」/HubSpot「Track Facebook ads in HubSpot」/HubSpot「Connect your TikTok ad account to HubSpot」/HubSpot「Ad tracking in HubSpot」
ABM機能
ABM(アカウントベースドマーケティング)機能は、注力したい企業(ターゲットアカウント)へのマーケティング・営業活動をスムーズに行うための機能です。Marketing HubまたはSales HubのProfessional/Enterpriseで利用できます。
ABMのホーム画面では、複数の担当者が存在するターゲットアカウントへのアプローチがどのように進行しているかを一覧で確認できます。
マーケティングや営業活動では、チーム間の連携に課題が生じることがありますが、ABM機能を活用することで、各チームの活動を把握しやすくなり、ターゲットアカウントに対する協力体制を強化することができるでしょう。
出典:HubSpot「Get started with account-based marketing in HubSpot」
マーケティング業務の効率化につながる機能
HubSpot Marketing Hubには、日々のマーケティング業務を効率化し、より戦略的な取り組みを可能にする機能も備わっています。主な機能は、以下の5つです。
- リードのトラッキング・管理機能
- リードスコアリング機能
- 自動化機能(ワークフロー)
- 分析機能
- AI機能(Breeze)とAEO
それぞれ解説します。
リードのトラッキング・管理機能
リードのトラッキング・管理機能は、Webサイトの閲覧やメールの開封・クリックといったオンライン上の行動や、所属する企業や役職、CV時の流入元や購買意欲といったリードの情報を記録し管理する機能です。
これらのリード情報はCRMで一元管理され、リードの関心や状況に応じたアプローチに役立てることができます。
外部のWebサイトで閲覧行動を計測するには、トラッキングコードなどの設定が必要です。また、メールの開封・クリックの数値には、プライバシー保護機能や企業のセキュリティースキャナーによる自動の動作が含まれることがあります。HubSpotには疑わしいボットの動作を除外するボットフィルタリングの機能があるので、設定を確かめたうえで数値を評価しましょう。
出典:HubSpot「Set up sources tracking」/HubSpot「Understand bot filtering in marketing email analytics」
リードスコアリング機能
リードスコアリング機能は、リードの役職・企業規模・業界といった属性や、自社Webサイトへの訪問・メールのクリックといったオンライン上の行動をもとにスコアを付ける機能です。
スコアリングを行うことで、リードが自社の最適な顧客にどの程度近いか、リードと自社のエンゲージメントがどの程度高まっているかを判断できます。
Marketing Hub Professional/Enterpriseでは、コンタクトと企業のそれぞれについて、属性による適合度、行動によるエンゲージメント、両者を組み合わせたスコアを作成できます。AIによるコンタクトスコアの作成はEnterpriseが対象です。
出典:HubSpot「Understand the lead scoring tool」
自動化機能(ワークフロー)
自動化機能は、マーケティングをはじめとした業務プロセスを自動化する機能で、マーケティングオートメーションのことを指します。※HubSpotでの名称は「ワークフロー」です。
たとえば、マーケティング業務においては、特定の条件を満たしたリードに自動的にメールを送信したり、スコアの高まったリードを営業チームに通知し、フォローアップタスクを自動生成したりできます。
ほかにも、定義された条件に基づいてリード情報を変更したり、リードの担当者を自動で割り当てたりなど、アイデア次第でさまざまな業務を効率化できます。
Marketing Hubでワークフローを使えるのは、Professional/Enterpriseの契約です。利用できるアクションによっては、追加の契約条件が設けられている場合もあります。
分析機能
HubSpotの分析機能では、取得・連携したデータをもとに、以下のような指標を分析できます。
- メールの開封率・クリック率といったパフォーマンス
- SNSのインプレッション数・インタラクションといったエンゲージメント
- 広告のROI
- Webサイトへの流入数・流入元
- 当月にダウンロードされた資料やebookの数
- 月次のリード数の遷移 など
これらのデータをレポートとして作成し、ダッシュボードにすることで、チーム全体で成果を共有しやすくなっています。
利用できるレポートの種類は、プランしだいです。どの接点がコンタクトの獲得に貢献したかはProfessionalから、取引の作成や売上への貢献はEnterpriseのアトリビューションレポートで分析できます。
出典:HubSpot「Create attribution reports」
AI機能(Breeze)とAEO
Breezeは、HubSpotが提供するAI機能群です。Breezeアシスタントや業務別のAIエージェントが、キャンペーン案、コンテンツ、ナーチャリングメールの作成を支援します。
2026年9月の発表では、キャンペーンの計画から制作物の管理までを一つの作業環境で進める「Marketing Studio」と、Campaign Agent、Content Agent、Nurture Agentなどのエージェントが紹介されました。たとえばNurture Agentは、CRMのデータやWeb上の調査をもとに、自動配信メールの件名や本文を受信者ごとに書き分けます。Marketing Studio、Campaign Agent、Nurture Agentは、2026年10月時点ではProfessional/Enterprise向けのベータ版です。AIが作成したキャンペーンや素材は自動では公開されず、担当者が内容を確認・編集してから公開します。
一部のAI機能では、利用量に応じてHubSpotクレジットを消費します。新しいAI機能がどこまで日本語に対応しているかは、機能ごとに確認しましょう。
検索エンジン対策に加え、AIの回答で自社がどう扱われているかを確認する機能も加わりました。2026年4月に発表された「HubSpot AEO」では、ChatGPT、Gemini、Perplexityの回答で自社ブランドがどの程度言及・引用されているか、競合がどう表示されているかを分析できます。Marketing Hub Professional/Enterpriseに含まれるほか、単体でも提供されており、日本向けの製品ページではベータ版と表記されています。AIの回答は日によって変わるため、複数日や週単位の推移で確認するのが基本です。
出典:HubSpot「Fall Spotlight 2026」/HubSpot「Create campaigns using Marketing Studio」/HubSpot「Personalize automated emails with Nurture Agent」/HubSpot「Understand HubSpot credits and billing」/HubSpot「Set up and analyze AI visibility」/HubSpot「HubSpot AEO」
HubSpot Marketing Hubの料金プラン
HubSpot Marketing Hubには、無料ツールと、有料のStarter・Professional・Enterpriseがあります。営業やカスタマーサービスの機能もまとめて利用したい場合は、複数の製品のStarter機能を組み合わせたStarter Customer Platformも比較の対象になります。2026年10月7日時点の料金は、次のとおりです。
| プラン名 | 料金 | 主な機能 | どのようなチームや企業におすすめ? |
|---|---|---|---|
| 無料ツール | 0円(最大2ユーザー) | コンタクト管理、フォーム作成、基本的なEメールマーケティング | まずは使ってみたい方 |
| Marketing Hub Starter | 月額2,400円/シートから | フォームやEメールのHubSpotロゴ削除、メールに付随する簡易的な自動化、マーケティングコンタクト1,000件 | 最小限の機能から利用開始したい方 |
| Starter Customer Platform | 月額2,400円/シート(基本価格) | Marketing Hubに加え、Sales Hub、Service Hub、Content Hub、Data HubなどのStarter機能 | マーケティング、営業、顧客対応をまとめて始めたい方 |
| Marketing Hub Professional | 月額96,000円から(公式料金表の最低表示) 必須の導入支援費用360,000円が別途必要 |
ワークフローによるマーケティング自動化、EメールのA/Bテスト、リードスコアリング、キャンペーンの予算・支出管理、ABMツール、SNS管理、HubSpot AEO。コアシート3件を含む | マーケティング自動化を本格的に利用したい方 複数のチャネルで施策を展開する方 |
| Marketing Hub Enterprise | 月額換算432,000円から(年間一括払い) 必須の導入支援費用840,000円が別途必要 |
Professionalの全機能に加え、カスタムオブジェクト、より細かな権限管理、取引・売上へのアトリビューション分析。コアシート5件を含む | 保有リード数が多い企業の方 独自のデータ構造や細かな権限管理が必要な企業の方 |
※上記の料金は、2026年10月7日時点でHubSpot公式サイトに掲載されていた価格です。料金は改定される場合があるため、最新の価格・契約条件はHubSpot公式サイトでご確認ください。
出典:HubSpot「マーケティングソフトウェアの価格表」/HubSpot「製品・サービスカタログ」
この章では、主要なプランとその特徴を紹介します。
無料プラン
無料プランは、最大2ユーザーまで利用できるプランです。基本的なコンタクト管理やフォーム作成、Eメールマーケティングなどの機能を試せます。
無料で送れるマーケティングEメールは月2,000件までで、フォームやメールにはHubSpotのロゴが表示されます。
Marketing Hub Starter
Marketing Hub Starterプランで無料ツールに追加されるのは、フォームやマーケティングEメールのHubSpotロゴの削除や、メールに付随する簡易的な自動化などです。基本料金には1,000件のマーケティングコンタクトが含まれ、契約枠を増やす場合は追加料金が発生します。
また、HubSpotのカスタマーサポート(チャットとEメール)を利用できるようになります。
料金は、カタログ価格で月額2,400円/シートからです。新規契約向けに、期間や対象の条件が付いた特別価格が表示される場合があります。契約時には、支払い方法、割引の適用期間、更新後の料金を確認してください。
Starter Customer Platform
Starter Customer Platformプランは、Marketing Hubに加え、以下の製品のStarter機能をまとめて利用するためのプランです。基本価格は月額2,400円/シートです。
- Sales Hub
- Service Hub
- Content Hub
- Data Hub(旧Operations Hub)など
Data Hubは、2025年9月にOperations Hubの後継として発表されました。営業活動や顧客対応、コンテンツ管理、データ管理まで、共通のCRMで管理したい企業の選択肢になります。
Marketing Hub Professional
Marketing Hub Professionalプランは、本格的なマーケティング自動化や施策の改善に取り組むチーム向けのプランです。Starterプランの機能に加えて、以下のような機能が含まれています。
- マーケティングオートメーション(ワークフロー)
- EメールのA/Bテスト
- キャンペーン(予算・支出管理を含む)
- SEOアナリティクス
- ABMツール
- コンタクト・会社のリードスコアリング
- SNS管理
- HubSpot AEO など
中規模から大規模な企業まで、より高度なマーケティング施策を展開したい場合におすすめのプランです。料金は公式料金表の最低表示で月額96,000円からですが、料金表には106,800円の表示もあり、支払い条件によって金額が変わります。コアシート3件が含まれ、契約時には必須の導入支援費用360,000円が別途かかります。
Marketing Hub Enterprise
Marketing Hub Enterpriseプランは、Professionalプランの全機能に加え、より高度な機能が含まれた大規模企業向けのプランです。
自社独自のデータの種類を定義し、CRM内でレコードや関連付けを管理できるカスタムオブジェクトや、より細かな権限管理、取引の作成・売上への貢献を測るアトリビューション分析などが追加されます。複雑な組織構造や大規模なデータを扱う企業で、細かなカスタマイズや高度な分析を必要とする場合に適しています。
料金は月額換算432,000円からで、支払いは年間一括払いです。コアシート5件が含まれ、契約時には必須の導入支援費用840,000円が別途かかります。
出典:HubSpot「マーケティングソフトウェアの価格表」/HubSpot「Fall Spotlight 2025」/HubSpot「キャンペーン予算の管理」/HubSpot「カスタムオブジェクトの作成と編集」
基本料金以外にかかる費用
HubSpot Marketing Hubの費用は、基本料金だけでは決まりません。見積もりの際は、次の項目もあわせて確認しましょう。
| 費用の項目 | 内容 |
|---|---|
| 追加シート | Professionalには3件、Enterpriseには5件のコアシートが含まれる。利用する人数が増える場合は、追加シートの料金がかかる |
| マーケティングコンタクト | マーケティングEメールや広告の対象に設定したコンタクトの数で料金が変わる。契約枠を超えると自動的に上位のティアへ移行し、件数を減らしても契約更新まで下位のティアには戻せない。対象外への変更も即時には反映されない |
| 導入支援 | Professional・Enterpriseの契約時に必須。基本料金とは別にかかる |
| HubSpotクレジット | 一部のAI・エージェント機能の利用時に消費する。未使用分は翌月に繰り越せない。利用量の上限を設定できる |
| 支払い条件 | Professionalは支払い条件によって表示価格が変わる。Enterpriseは年間一括払い |
CRMに登録したコンタクトのすべてが、そのままマーケティングEメールの配信対象になるわけではありません。配信や広告の対象にするコンタクトを絞って管理すれば、費用の見通しを立てやすくなります。料金を比べる際は、利用人数、マーケティングの対象にするコンタクト数、導入支援、AI機能の利用量の条件をそろえて見積もりましょう。
出典:HubSpot「マーケティングソフトウェアの価格表」/HubSpot「マーケティングコンタクトの請求について」/HubSpot「HubSpotクレジットを管理する」
本格的なマーケティング自動化にはProfessional以上を検討
HubSpot Marketing Hubは、企業規模に加えて、実施したい施策と必要な機能を基準にプランを選びましょう。
Starterにもフォームやメールに関連する簡易的な自動化があり、メールの簡易ワークフローでは最大10アクションを設定できます。基本的なフォローアップから始める場合は、Starterも候補になります。
複数のチャネルにまたがるキャンペーンや本格的なリード育成を自動化したい場合は、Professionalを検討するとよいでしょう。施策が取引の作成や売上にどの程度貢献したかをアトリビューションレポートで分析したい場合は、Enterpriseが候補です。
| プラン | 選定の目安 | 確認したい機能・条件 |
|---|---|---|
| Starter | 基本的なメール施策と簡易的な自動化から始めたい | メールの簡易ワークフローは最大10アクション |
| Professional | 複数チャネルの施策やリード育成を自動化したい | オムニチャネルのマーケティング自動化、コンタクトの獲得へのアトリビューション分析 |
| Enterprise | 商談・売上への施策の貢献を詳しく分析したい | 取引の作成・取引売上へのアトリビューション分析 |
また、Salesforceとの標準連携は、Marketing Hub Professional/Enterpriseで利用できます。Marketing Hub以外の対象製品のProfessional/Enterpriseの契約でも利用できるため、既存のHubSpotの契約内容を確認しましょう。Salesforce側にも、対応エディションやAPIアクセス、管理権限などの条件があります。
出典:HubSpot「Use automation with marketing emails」/HubSpot「Product and Services Catalog」/HubSpot「Create attribution reports」/HubSpot「Install the HubSpot-Salesforce integration」
HubSpot Marketing Hubをマーケティング施策で活用するメリット
HubSpot Marketing Hubの主なメリットは以下の5つです。
- 施策の管理をCRMと同じ基盤に集約しやすい
- 業務の自動化と施策の効果測定に活用できる
- AIを使って施策の企画・制作を進められる
- 外部ツールと連携して既存の業務環境を活用できる
- 契約プランに応じたサポートと日本語の学習環境を利用できる
利用できる機能は契約プランによって異なります。それぞれご紹介します。
施策の管理をCRMと同じ基盤に集約しやすい
HubSpot Marketing Hubの特徴は、CRMとキャンペーンの情報を連携させて施策を運用できることです。
HubSpot CRM、Sales Hub、Content Hubなどの製品と同じ顧客データを使うため、マーケティングと営業が同じ情報を見ながら施策を進められます。各製品で使える機能は契約内容によって変わる点には、留意が必要です。画面は日本語に対応しているため、国内のチームでも使いやすいでしょう。
業務の自動化と施策の効果測定に活用できる
外部のツールを連携しなくても、HubSpotの中でマーケティング業務を自動化できます。Professional/Enterpriseでは、ワークフローを使ってメール送信やレコードの割り当てなどを、登録条件とアクションの組み合わせで設定できます。
効果測定に使うのは、どの接点がコンタクトの獲得に貢献したかを分析できるアトリビューションレポートです。Enterpriseでは、取引の作成や売上への貢献まで分析の対象です。
AIを使って施策の企画・制作を進められる
Breezeアシスタントや需要創出向けのAIエージェントを使うと、キャンペーン案やコンテンツ、ナーチャリングメールの下書きを作成できます。顧客情報やブランドの文脈を施策づくりに生かせる点がメリットです。
AI機能へのアクセスや、AIに共有するCRM・会話・ファイルなどのデータは、管理者が設定できます。社内の利用ルールとあわせて設定を確認し、生成された内容は担当者が確かめてから施策に使いましょう。
出典:HubSpot「需要創出向けAIエージェント」/HubSpot「Manage AI settings」
外部ツールと連携して既存の業務環境を活用できる
SlackやSalesforce、Google Analyticsなど、外部のビジネスツールと連携できるのも特徴の一つです。
ただし、連携できるデータや必要な契約・権限はツールごとに異なります。Salesforce連携には対象プランの契約と、Salesforce側のAPIアクセス・管理権限などが必要です。同期の対象や設定に基づいてデータを同期するため、どちらのシステムでどのデータを更新するかを決めておきます。Google Analytics連携は、HubSpotでホストするコンテンツの訪問計測に利用できます。
APIを活用して独自のシステムと連携することも可能です。2026年9月28日以降に作成したアカウントでは従来型のプライベートアプリを新規作成できなくなったため、新規開発では公式が案内するService Keysなど、最新の認証方式を確認してください。
出典:HubSpot「Use the Slack integration」/HubSpot「Install the HubSpot-Salesforce integration」/HubSpot「Integrate Google Analytics with HubSpot content」/HubSpot Developers「Legacy private app creation sunset」
契約プランに応じたサポートと日本語の学習環境を利用できる
HubSpotでは、ナレッジベースやコミュニティーに加え、有料プランで担当者への問い合わせができます。利用できるサポート窓口は、契約区分ごとに次のとおりです。
| 契約区分 | 利用できるサポート |
|---|---|
| 無料ツール | ナレッジベース、コミュニティー |
| Starter | 上記に加え、チャット、Eメール |
| Professional/Enterprise | 上記に加え、電話、コールバック |
サポートの利用には、対象のシートが割り当てられていることなどの条件があります。日本語のサポートはチャット・Eメール・コールバックで受けられますが、直接の電話サポートは英語のみです。
また、HubSpotアカデミーと呼ばれる学習コンテンツは、HubSpotの使い方のほかにマーケティングや営業に役立つコースも充実しており、日本語で学べます。メンバーのスキルアップにも役立ちます。
出典:HubSpot「Get help with HubSpot」/HubSpotアカデミー
HubSpot Marketing Hubと他社ツールの比較
マーケティングツールを選ぶ際は、企業規模だけでなく、既存のCRM、実施したい施策、必要なチャネル、運用体制をもとに比較するとよいでしょう。主な他社ツールとの比較ポイントは次のとおりです。
| 製品名 | 主な機能・用途 | CRM・チャネルの比較ポイント | 契約・費用の確認点 |
|---|---|---|---|
| HubSpot Marketing Hub | CRMデータを活用した集客、リード育成、キャンペーン管理、効果測定 | HubSpotのCRMを基盤に運用する。Professional/Enterpriseでは、条件を満たすSalesforce環境との連携も可能 | シート数、マーケティングコンタクト数、導入支援、AI関連のクレジット |
| Adobe Marketo Engage | リード管理、マーケティング自動化、ABM、分析 | SalesforceやMicrosoft DynamicsなどのCRMと連携するコネクターを提供 | 必要な機能を含むパッケージと個別見積もり |
| Marketing Cloud Account Engagement | Salesforceと組み合わせたリードの育成・評価、BtoBマーケティング | Account Engagement+を通じてMarketing Cloud Nextにもアクセスできる。利用には追加の構成・権限設定が必要 | 年間契約の組織単位の料金に加え、利用する機能のクレジットやアドオン |
| Braze | 顧客データに基づくクロスチャネルのメッセージ配信とジャーニー設計 | メール、アプリ、Web、SMS/RCS、WhatsApp、LINE、広告などに対応(製品全体の対応範囲) | エディション、アクティブユーザー数、メッセージ・機能・AIの利用量に応じた見積もり |
出典:HubSpot「Marketing Hub」/Adobe「Adobe Marketo Engage」/Salesforce「Marketing Cloud Account Engagement 価格」/Braze「Cross-Channel Messaging」/Braze「Braze pricing」
Adobe Marketo Engageとの違い
Adobe Marketo Engageは、Adobeがエンタープライズ向けのマーケティングオートメーションとして提供するツールです。リード管理やABM、マーケティング施策の自動化・分析の機能を備え、SalesforceやMicrosoft DynamicsなどのCRMと連携してマーケティングと営業で情報を共有できます。自然言語によるプログラムの構築・検証などを支援する「Coworker for Marketo Engage」も案内されています。
一方、HubSpot Marketing Hubは、HubSpotのCRMとマーケティング機能を同じ基盤で利用できる点が特徴です。営業やカスタマーサービス向けの機能はSales Hub・Service Hubとして提供されており、各部署で共通の顧客データを管理・活用できます。比較する際は、既存のCRMを使い続けるか、HubSpotに顧客情報を集約するかを整理し、必要な施策を実際の画面で確認するとよいでしょう。
出典:Adobe「Adobe Marketo Engage」/Adobe「Syncing fields for CRM integration」/Adobe「Coworker for Marketo Engage」
Marketing Cloud Account Engagementとの違い
SalesforceのMarketing Cloud Account Engagement(旧称Pardot)は、Salesforceと組み合わせてリード育成や営業との連携を進めるための製品です。現在はAccount Engagement+を通じてMarketing Cloud Nextの機能にもアクセスでき、Agentforceによるキャンペーン作成などを利用できます。利用には環境の構成や権限の設定が必要で、機能に応じたクレジットも消費します。
HubSpot Marketing Hub Professional/EnterpriseもSalesforceとの連携に対応しており、マーケティング活動はHubSpot、セールス活動はSalesforceという使い分けも可能です。連携にはSalesforce側の対応エディションやAPI関連の権限、同期の設定が必要で、1つのHubSpotアカウントに接続できるSalesforceの環境(インスタンス)は1つです。選定では、同期するデータ、更新のルール、管理権限を確認しておきましょう。
出典:Salesforce「Marketing Cloud Account Engagement 価格」/HubSpot「Install the HubSpot-Salesforce integration」
Brazeとの違い
Brazeは、顧客データに基づくクロスチャネルの顧客エンゲージメント基盤です。メール、モバイルアプリ、Web、SMS/RCS、WhatsApp、LINE、広告などに対応しており、アプリ内メッセージやプッシュ通知に限らず、チャネルを横断した顧客接点の設計に使われています。BrazeAI Decisioning Studioでは、顧客ごとに配信するチャネルやタイミングなどの判断も支援します。
HubSpotはCRMと連動した集客・リード育成・効果測定、Brazeは顧客の行動データを使ったチャネル横断の接点設計を中心に、必要な機能を比べるとよいでしょう。各社のAI機能を比較する場合は、コンテンツ作成、キャンペーン構築、配信の判断など、AIが支援する業務の違いも確認します。
出典:Braze「Cross-Channel Messaging」/Braze「BrazeAI Decisioning Studio」
HubSpot Marketing Hubの導入・活用事例
ここでは、SEデザインがHubSpotの導入・活用を支援した事例を、公開している事例ページから紹介します。
ランスタッド株式会社:HubSpotをプラットフォームとしたナーチャリング基盤を構築
ランスタッド株式会社は、人材派遣サービスや人材紹介サービスなどを展開する企業です。マーケティング活動で創出したリードが数万件に上る一方で、事例ページでは当時の課題を次のように紹介しています。
「しかしCVの伸び悩み、休眠リードの増加、導入していたHubSpotの利活用など、徐々に課題が浮き彫りとなってきました。」
この事例は、導入済みのHubSpotの活用が課題だったケースです。SEデザインがコンサルティングを通じてリードナーチャリングの戦略を設計し、その設計に基づいてHubSpotの設定・実装を行いました。事例ページに掲載している支援内容は次のとおりです。
- リードナーチャリング戦略設計/コンサルティング(ペルソナ/カスタマージャーニーマップ/コンテンツ戦略マップ/リードクオリフィケーション/マーケティング&インサイドセールスフロー)
- リードナーチャリング設計に基づいたHubSpot CRM、HubSpot Marketing Hubの各種設定・ナーチャリングメールの作成
プロジェクトの結果について、事例ページでは次のように紹介しています。
「本プロジェクトによって、他部門と円滑な連携も図れるようになりました。リードクオリフィケーションマトリクスでセールスチームへのトスアップの基準を示しながら、HubSpotによるリードの管理、共有が可能となるからです。」
ご担当者様からは、次のような声をいただいています。
「こちらの意図を汲み取ったうえで柔軟にご対応いただき、きめ細やかな設計、実装をしてくださったので、納得のいくリードナーチャリング基盤が構築できたなと満足しています。」
(マーケティング&ブランドコミュニケーション本部 オプティマイゼーション室 シニアマネージャー 久守一世 氏)
「優先的にアプローチすべきリードが分かるなど、私たちインサイドセールスも対応しやすい設計をしていただいたと感じています。導入済みの施策にもアラインできますので、成果に直結する効果を期待しています」
(マーケティング&ブランドコミュニケーション事業部 DX部 インサイドセールス マーケティングチームマネージャー 山浦美花 氏)
出典:SEデザイン導入事例『信頼の置ける伴走者としてきめ細やかな設計・実装を実現|ランスタッド株式会社』
HubSpot Marketing Hubの評判
HubSpot Marketing Hubには、使いやすさやマーケティング施策の一元管理を評価する口コミがある一方、運用面の課題を挙げる声もあります。
2026年10月7日の確認時、レビューサイトのITreviewには53件のレビューが掲載され、総合満足度の掲載値は3.8でした。項目別では、機能への満足度が3.9、使いやすさが3.8だったのに対し、サポート品質は3.5、導入のしやすさは3.3、価格は3.2と、項目によって評価に差があります。
2026年の投稿で評価されているのは、メール配信・フォーム作成・リード管理などをまとめて扱える点です。一方、多機能なため初期設計や運用ルールが必要という指摘や、UI変更で操作に戸惑うという声も見られます。
価格の評価は、契約するプランや利用人数、マーケティングコンタクト数によって費用が変わることを踏まえて読むとよいでしょう。
出典:ITreview「HubSpot Marketing Hub」
HubSpot Marketing Hubに関するよくある質問
HubSpotが使いにくいのはなぜですか?
多機能で、使える機能がプランごとに違うため、初期設計や運用ルールを決めないまま使い始めると管理が煩雑になりやすいからです。ITreviewに掲載された2026年の口コミでも、初期設計の必要性や、UI変更で操作に戸惑うという声が挙がっています。最初に目的、評価する指標、営業へリードを引き渡す条件を決め、必要な機能から使い始めると運用しやすくなります。日本語のヘルプやHubSpotアカデミーに加え、有料プランではチャット・Eメールのサポートも使えるので、困ったときは活用しましょう。
HubSpotはCRMとして使えますか?
使えます。HubSpotは、共通の顧客データ基盤「Smart CRM」の上に各製品を組み合わせる構成で、無料ツールでもコンタクト管理ができます。Marketing Hubは、このCRMのデータを使ってマーケティングを行う製品で、営業向けの機能を担うのはSales Hubです。すでにSalesforceを使っている場合は、Marketing Hub Professional/Enterpriseなどの契約でSalesforceと連携する方法もあります。
Marketing HubとSales Hubなど他の製品との違いは何ですか?
どの製品も同じCRMの顧客データを使い、担当する業務が異なります。Marketing Hubはリードの獲得・育成と効果測定、Sales Hubは営業活動、Service Hubはカスタマーサービス、Content HubはWebサイトやコンテンツの管理を担当します。複数の製品をまとめて始めたい場合は、各製品のStarter機能を利用できるStarter Customer Platformも選択肢です。
無料プランでどこまで使えますか?
無料ツールは最大2ユーザーまで利用でき、コンタクト管理、フォーム作成、基本的なEメールマーケティングを試せます。無料で送れるマーケティングEメールは月2,000件までで、HubSpotのロゴが表示されます。A/Bテスト、ワークフロー、SNS管理などを使うには、Professional以上の契約が必要です。
HubSpot Marketing Hubで効果的なマーケティングを実施しよう
HubSpot Marketing Hubは、CRMの顧客情報とマーケティング施策を連携させ、リードの獲得・育成や効果測定を支援するツールです。フォームやメール、SNS・広告、ワークフロー、分析に加え、AIを活用したキャンペーンの企画やコンテンツ作成も活用の選択肢に加わっています。
導入を検討する際は、解決したい課題、評価する指標、営業へリードを引き渡す条件を整理しましょう。料金は基本料金だけでなく、シート数、マーケティングコンタクト数、導入支援、一部AI機能のクレジット利用を含めて確認することが大切です。AIを利用する場合は、共有するデータと利用権限も確認しておきましょう。
SEデザインは1985年の創業以来、外資系IT企業のブランドローカライズをはじめ、日系・外資を問わず多くのテクノロジー企業のマーケティングを支援してきました。HubSpotの日本進出当初からのパートナーとして、課題整理から導入・運用定着、営業連携までを支援しています。HubSpotの導入や活用でお困りの際は、お気軽にご相談ください。