コンテンツマーケティングの成功事例20選|国内外のBtoB・BtoC

更新日:2024-10-28 公開日:2024-02-21 by SEデザイン編集部

目次

コンテンツマーケティング 成功事例

コンテンツマーケティングは、リードナーチャリングやCRM(顧客関係管理)に有効です。新たな施策の立案・運用を進めていく際に、他社の成功事例を知ることは自社の戦略設計に役立ちます。本記事では、日本と海外のコンテンツマーケティングの成功事例を、BtoBとBtoCに分けて紹介します。

コンテンツマーケティングの基礎知識

コンテンツマーケティングの成功事例を学んで実際に施策を進めていく前に、理解しておきたい基礎知識について解説します。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、オウンドメディアやSNSを通じて、ターゲットとなるユーザーに有用な情報やコンテンツを提供し、自社の製品やサービスへの関心や売り上げにつなげる手法です。

長期的な視点で顧客との関係を築き、ブランド価値を持続的に高められます。広告のような即効性は期待できないものの、比較的低コストでの施策が可能な点がメリットです。

コンテンツマーケティングの種類

コンテンツマーケティングの代表的な種類は以下のとおりです。

  • 記事コンテンツ:テキストや画像を用いて、知識やハウツーを伝える。
  • ホワイトペーパー・eBook:専門的な知識やデータを共有し、信頼性を高める。
  • 導入事例:製品やサービスを実際に購入・利用した企業のストーリーを伝える。
  • 動画・音声コンテンツ:映像と音声で、より効果的な情報提供を行う。
  • SNSXInstagramのユーザー向けに情報を発信する。
  • メールマガジン(メルマガ):定期的に情報を配信し、顧客とのコミュニケーションを維持する。
  • プレスリリース:新製品やイベントの告知など、企業の最新情報を配信する。
  • セミナー・ウェビナー:対面またはWebでイベントを開催し、自社の認知度や信頼性をアピールする。
  • LP(ランディングページ):サービスや製品の魅力を紹介し、ユーザーの行動を促す。

コンテンツマーケティングの種類については、以下の記事で詳しく説明しています。

コンテンツマーケティングを成功させる3つのポイント

コンテンツマーケティングを成功させるには、次の3つのポイントを意識しましょう。

1)ゴール・ペルソナ・コンセプトの明確化

コンテンツのゴールとペルソナ、コンセプトは、コンテンツの方向性を決定するために必要な要素です。コンテンツの方向性が定まればどのような情報を、どのように伝えるのが適切か判断しやすくなります。

2)中長期的なメディア戦略

商品やサービス、もしくは自社の認知度を高めるには、数ヶ月から数年にわたる取り組みが必要です。とくに、SEOでの展開が基本となるオウンドメディアは、成果を出すまでに一定の期間がかかります。中長期的な視点でKPIを設定し、施策を打ち出していきましょう。

3)コンテンツの更新と効果測定の継続

コンテンツマーケティングには、高品質なコンテンツを定期的に更新できる体制が必要です。社内にリソースや経験が不足しているのであれば、外注も検討してみてください。また、継続的な効果測定によって、PDCAを回しながら戦略の最適化を図りましょう。

コンテンツマーケティング事例【日本 × BtoB】

ここでは、国内のBtoBコンテンツマーケティングの事例を解説します。BtoBではオウンドメディアのSEO記事による集客だけでなく、メルマガやホワイトペーパーなどを併用するケースも多く見られます。

freee開業(freee株式会社)

「開業届」でGoogle検索すると、リスティング広告と自然検索の両方でfreeeの記事が上位表示されます。

「開業届」における自然検索のfreeeの上位記事(「開業届とは? 個人事業主のための開業届の基礎知識」)では、開業届の基礎知識を解説したうえで、開業届の必要書類を無料で作成できる「freee開業」を案内しています。freee開業を入り口として、統合型会計ソフト「freee会計」などの本サービスへの契約につなげる設計です。

登録後は、確定申告などに関する個人事業主向けのお役立ち情報がメルマガで配信されます。また、主力である経理・財務のサービス利用から、ビジネスの成長段階に合わせて起業・会社設立や人事労務、販売管理といった他のサービス利用につながる関連記事も豊富に掲載されています。

サイボウズ式(サイボウズ株式会社)

サイボウズ式のトップページサイボウズ式」は、SEOやSNSの自然流入を通じて多くのユーザーに認知されているオウンドメディアです。働き方や生き方、組織のあり方、価値観などに関する記事を配信しています。サイボウズの理念や社風をさまざまな形で伝え、ユーザーとの関係性の構築とブランディングにつなげています。

サイボウズは「kintone」や「サイボウズOffice」といった、社内のチームワークを促進させるグループウェアを展開しています。サイボウズ式は、これらの自社サービスの直接的な売上向上を目指すというより、読者と良好な関係性を維持するためのコンテンツという位置付けです。

サイボウズ式ではサービスや製品を直接PRせずに、サイボウズと同社の社員について知ってもらう点を重視しました。その結果、独自性に優れた自社メディアの運営の成功している事例です。

マーケティングブログ(株式会社SEデザイン)

SEデザインは、1980年代からテクノロジー企業を数多くサポートしてきたマーケティング事業者です。以下のようにそのサービス内容は多岐にわたります。

  • マーケティングコンサルティング
    ・Web・コンテンツ戦略構築支援
    ・UI・UXコンサルティング
    ・Webサイト分析・解析代行
    ・Web広告運用
    ・AI導入コンサルティング
  • Web・コンテンツ制作
    ・オウンドメディア制作
    ・LP制作
    ・SEO記事制作・作成代行
    ・導入事例制作
    ・ホワイトペーパー・eBook制作
  • HubSpot導入・活用支援
  • ブランドローカライズ

SEデザインが運営する「MarkeDrive」では、マーケティング担当者をターゲットに、コンテンツマーケティングに関するさまざまなテーマを扱っています。同社が約40年にわたって培ってきた知見やノウハウを惜しみなく共有し、ユーザーの課題解決に役立ててもらうことが目的です。ブログを読んで課題への理解がさらに深まり、SEデザインのサービスを検討する機会の一つとなっています。

お役立ち資料(株式会社SEデザイン)

SEデザインのお役立ち資料ページSEデザインのWebサイトでは、「お役立ち資料」として多数のホワイトペーパー(eBook)をダウンロード可能です。ブログ記事よりも実践的なノウハウやレポートを提供するホワイトペーパーは、見込み顧客の獲得と育成を行いたい場合に有効な施策です。

SEデザインのホワイトペーパーは以下の6つのカテゴリに分類されています。図解やグラフも活用し、各カテゴリ内の多様なテーマを分かりやすく解説しています。

  • サービス資料
    BtoB企業向けコンテンツマーケティング支援サービス、オウンドメディアのコンテンツ制作サービス、調査レポート、Ebook制作サービスなど。
  • BtoBマーケティングに役立つ資料
    マーケティングフレームワークやLPO(Landing Page Optimization)、MA導入時のチェックリストなど。
  • コンテンツ制作に役立つ資料
    ホワイトペーパーや導入事例の作成ノウハウ、SEOの基礎、マーケティング翻訳、コンテンツ戦略マップなど。
  • セールス強化に役立つ資料
    セールスイネーブルメント、営業組織のデジタル化など。
    ※セールスイネーブルメント:営業担当者全員の能力を高め、成果向上につなげる手法のこと。
  • HubSpot関連資料
    オールインワンマーケティングソフトウェアである「HubSpot」の製品一覧・料金表、早分かりガイドなど。
  • AI×マーケティングに役立つ資料
    AIの基礎知識やAIツール、ChatGPTプロンプト集など。

ホワイトペーパーを通じて実践的な情報を提供し、SEデザインが展開するサービスの信頼性や安心感を伝え、新規問い合わせにつなげています。

カオナビ人事用語集(株式会社カオナビ)

カオナビ人事用語集のトップページカオナビ人事用語集」では人事関連の用語を記事コンテンツとして蓄積しています。「◯◯とは?」というタイトルで統一され、一般的には聞き慣れない専門用語を分かりやすく解説しています。

多くの人事担当者を集客し、ホワイトペーパーなどのダウンロードとも併せて、自社サービスを検討してもらう機会を創出しているといえるでしょう。

用語集はBtoB・BtoCを問わず採用でき、ITや製造業、不動産などの分野でも用語集を作成できます。外部リンクを取得する施策として効果的です。

LIGブログ(株式会社LIG)

LIGブログのトップページLIGブログ」は、Web制作やDX支援などのデジタル関連事業を行っているLIGのオウンドメディアです。Webマーケティングやコンテンツ制作、アプリ開発、デザインのハウツーなど、実務に役立つ記事を多数掲載しています。最近ではAI関連の記事が増えており、業界のトレンドを追っているといえるでしょう。

また、社員の個性を活かした企画記事がSNSで拡散されている点もLIGブログの特徴です。エンタメ性の高い記事を掲載することで多くのファンを獲得しています。

クロスバズブログ

クロスバズ

クロスバズブログ」は、コンテンツ記事を通じて各種BtoBサービスの集客を行っています。自社のノウハウを惜しみなく記事で伝えることで、数多くの記事の上位表示に成功しています。

特にランディングページ関連の記事は成果が高く、「LP 〇〇」の掛け合わせキーワードで、全125キーワード中109キーワードが10位以内にランクインしているとのことです(上位表示率87%)。

1記事が上位表示するだけでも集客にもたらす影響は大きいです。それに加えて、複数記事が上位表示されることで権威性や信頼感の創出にもつながり、さらなる集客効果を発揮しているものと考えられるでしょう。

※関連コンテンツ:BtoB業界向け オウンドメディア成功事例10選

コンテンツマーケティング事例【日本 × BtoC】

ここでは、国内企業のBtoC向けコンテンツマーケティング事例をみていきましょう。BtoBに比べインパクトのあるコンテンツでSNSでの拡散を狙うケースがあります。また、ユーザーが何度でも活用できるコンテンツは、サイトのUXやリピート率の向上に効果的です。

たとえば、計算や診断などができるツールを用意し、繰り返し訪問してもらうことも有力な戦略といえます。

北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)

北欧、暮らしの道具店」は、日用雑貨やインテリア、衣料品を販売するECサイトです。トップページに商品紹介記事と読み物コンテンツ、動画コンテンツを展開しており、一見するとブログ記事のような構成となっています。

一般的なECサイトと異なり、商品購入後の生活イメージまで想起させる設計が差別化のポイントです。各種コンテンツをオンラインショッピングに織り交ぜ、独自の世界観を作り上げています。YouTubeで配信しているWebドラマも人気が高く、ユーザーの心をつかむことに成功した事例の一つです。

トヨタイムズ(トヨタ自動車株式会社)

トヨタイムズのトップページトヨタイムズ」はテレビCMとWebサイトを連動させたオウンドメディアです。クロスメディアでの発信は資金力のある大企業ならではの手法ですが、「トヨタの内側を見せる」というオープンなメディアコンセプトは参考にできる企業も多いでしょう。

特集や連載、コラム、SDGsなど、トヨタイムズの情報ボリュームは非常に大きいといえます。動画コンテンツとして「トヨタイムズ ニュース」と「トヨタイムズ スポーツ」をYouTubeで配信している点も特徴です。また、アンケート調査によって効果測定まで行っているのも注目すべきポイントです。

明治の食育(株式会社 明治)

菓子・乳製品を中心に多くの食品を展開している明治のオウンドメディアは、小さい子供を持つ保護者の関心が高い「食育」がメインテーマです。「おすすめレシピ」や「食育カレンダー」「食物アレルギー」、「食の栄養バランスチェック」などのコンテンツが利用可能です。

食の栄養バランスチェックでは、食品リストから食べたものを選ぶと、摂取した栄養素の目安量を計算できます。無料で使える食品のイラスト素材も多数あり、食育に関わるユーザーにとって有益なコンテンツを取りそろえたWebサイトだといえるでしょう。

LifeWear magazine(株式会社ユニクロ)

LifeWear magazine」は、ユニクロの商品を扱ったオウンドメディアです。記事は単なる商品紹介にとどまらず、開発の背景や着こなしまで解説されています。記事内で紹介されている商品は、リンク経由ですぐに購入ページへ遷移できます。

ユニクロと関わりのある著名人のインタビューやエピソードが多数掲載されていることから、読み応えがある点も特徴です。ユニクロの店頭で紙媒体として入手できるほか、「Kindle」や「Reader Store」で電子版をダウンロードできます。

Lidea(ライオン株式会社)

Lideaのトップページライオンが運営する「Lidea」は、日々の生活に役立つ情報を共有するオウンドメディアです。社名のLIONとideaが名称の由来となっています。公式LINEとの連携やプレゼントキャンペーンなどを通じて、ユーザーとの関係構築を図っています。

また、以下の「3つのLidea体験」が特徴となっています。

  • Lideaが役立つ:生活に役立つオリジナル記事を配信する。
  • Lideaを楽しむ:会員登録でプレゼントに応募可能なポイントプログラムが利用できる。
  • Lideaで深める:お洗濯、リビングケア、オーラルケア、ヘルスケア、衛生の5分野に「暮らしのマイスター」を配置し、生活情報の研究と発信を行う。

会員登録の仕組みと専門性のアピールポイントを組み込んでいる点は、ユーザーと長期的な関係性を築くための施策として参考になるでしょう。

LIFULL HOME'S PRESS(株式会社LIFULL)

LIFULL HOME’S PRESSのトップページLIFULL HOME'S PRESS」は、日本最大級の不動産・住宅情報サイトであるライフルホームズが運営しています。住宅情報やエリア情報、暮らしに役立つ情報の発信を行っています。加えて、調査データや各種ランキング、住居関連のニュースも掲載しており、ユーザーが抱えている住まいの悩み・疑問の解決につなげているといえるでしょう。

UXの観点からは、住宅やマンションの賃貸・購入を検討しているユーザーが、読了後に物件を検索しやすい点も重要です。サイドバーに並ぶ「賃貸物件」「マンション」「一戸建て」などのメニューをクリックすると、LIFULL HOME'Sの検索ページへすぐに移動できる設計になっています。

コンテンツマーケティング事例【海外・外資 × BtoB】

BtoB分野における海外・外資のコンテンツマーケティング事例を紹介します。世界的に事業を展開する場合は英語表記が必須となります。商圏となる国の言語対応ができればなお良いでしょう。また、国内の競合他社と差別化したコンテンツを制作したい場合にも、海外の成功事例が参考になると想定されます。

HubSpotブログ(HubSpot, Inc)

HubSpotブログのトップページHubSpotは、MAや営業支援、コンテンツ管理、カスタマーサービスなどの統合型CRMサービスを展開するプラットフォーマーです。HubSpotブログではマーケター向けの記事の発信や、メルマガによる有益情報の配信を行っています。

Webサイト内に有益なツールを設置できれば、コンテンツマーケティングの強力な武器となるでしょう。HubSpotはWebsite Graderやペルソナ作成ツールといった無料ツールを複数用意し、顧客との接点の継続的な維持・強化を図っています。

Salesforceブログ(株式会社セールスフォース・ジャパン)

SalesforceブログのトップページSalesforceも世界有数のCRMプラットフォームメーカーです。同社のオウンドメディアでは、IT分野に関連する情報を幅広く掲載しています。顧客のライフサイクルをよく理解し、見込み客・新規顧客・既存顧客それぞれに必要なコンテンツを適切な方法で提供している点が特徴です。

時事ニュースや資格関連記事、イベント情報、マーケティングノウハウ、自社サービスの活用事例など、コンテンツの種類が非常に多彩です。ブログ記事以外に、ホワイトペーパーやメルマガなどでも情報共有を行っています。

NEILPATEL(NP Digital, LLC)

NEILPATEL」はSEOやソーシャルメディア戦略、コンテンツマーケティングなどを扱ったブログ記事を多数掲載しています。類似テーマの記事を連鎖的に読めるように内部リンクを配置し、巡回率が高まる設計がされている点も特徴です。

また、独自の分析データを提供していることから、情報も有益だといえるでしょう。他サイトやSNSなどから引用されることで、多くの被リンクを獲得している点もNEILPATELの強みです。

さまざまなSEO施策を通じてサイト評価を高め、世界中から膨大なユーザーを集客し、NEILPATELが展開する各種ツールやコンサルの利用へとつなげています。

Adobe Blog(アドビ株式会社)

Adobe BlogのトップページAdobe Blog」は、PhotoshopやIllustrator、Premiereなどのクリエイティブ向けアプリケーションを数多くリリースしているAdobeのオウンドメディアです。自社製品・サービスのTIPSや新着情報、有益情報を提供しています。

「Creative Cloud道場」はデザイナー必見の動画コンテンツとなっており、製品のアップデート情報や新機能の使い方をYouTubeで分かりやすく解説しています。

また、AIを活用した「Adobe Firefly」の新機能なども紹介されており、Adobe Blogの注目度は高まっているといえるでしょう。

コンテンツマーケティング事例【海外・外資 × BtoC】

ここでは、海外・外資のBtoCのコンテンツマーケティング事例についてみていきましょう。世界的な需要が見込まれる商品・サービスを扱っているのであれば、海外へ向けたコンテンツマーケティングを積極的に展開することも大切な要素です。海外企業や外資系企業の成功例を参考にして、グローバルな集客を目指しましょう。

Will It Blend?(Blendtec Inc.)

Will It Blend?」は、あらゆるものを自社製品の家庭用ミキサーにかけるという動画コンテンツで話題になりました。iPhoneやiPad、Amazonエコーなど普通はミキサーにかけないものを粉砕し、自社製品のパワフルな性能をアピールしています。

インパクトがあるコンテンツは拡散しやすく、製品やサービス、社名の認知度を短期間で高めるのに有効です。

しかし、動画がただ面白いというだけでは、それほど売り上げにつながらない場合もあります。また、刺激が強いコンテンツほどユーザーに嫌悪感を持たれやすいため、ブランドイメージを損なうリスクにも留意し、適切に活用する必要があります。

Fanatics MEDIA ROOM(Fanatics Inc.)

Fanaticsは、MLBやNBA、NFL、NHL、NPBなどとライセンス契約し、スポーツウェアの製造とオンライン販売を行っているECサイトです。オウンドメディアの「Fanatics MEDIA ROOM」ではニュースやプレスリリース、動画を配信し、世界中のスポーツ愛好家から支持を得ています。

スポーツニュースでは、試合の途中経過や結果、選手の成績といった情報がメインコンテンツとなります。このようなタイムリーな情報は多くのアクセスを集める一方で、時間が経つとすぐに集客力が失われる点が課題です。

そういった点もふまえて、Fanatics MEDIA ROOMでは良質なコラム記事も掲載しており、長期的にアクセスを得られるようなコンテンツ戦略を取とっています。

HASBEAN(B Corp)

コーヒーブランド「HASBEAN」の公式サイトでは、記事や動画、メルマガでコーヒーに関する情報を発信しています。専門家が厳選したスペシャルティコーヒーはマニアも納得する逸品で、サイト内で購入可能です。サブスクリプション(定期購入)も選択でき、ケトルやドリッパー、フィルターといったコーヒーグッズの購入も可能です。

「Coffee Processing Explained(コーヒー加工の解説)」「Coffee Varietal Guide(コーヒーの品種ガイド)」といったコーヒー好きが読みたくなるような記事のほか、「In My Mug Episode Archive」では商品の産地や製造方法、味と香りの特徴などを動画とテキストで紹介するコンテンツもあります。

NordVPNブログ(Nordsec Ltd)

NordVPNはインターネット通信を暗号化できるVPNサービスです。閲覧履歴やIPアドレスなどの通信データを記録しないため、通常のインターネット通信よりもプライバシー保護に優れます。テレワークにおけるセキュリティ強化や、オンラインゲームでのハッキング防止といった目的などで利用するサービスです。

NordVPNブログ」では、セキュリティ対策やVPN活用に関する情報を提供しています。顧客育成のコンテンツを重視しているといえるでしょう。

まとめ:コンテンツマーケティングの成功事例を参考に戦略を立てよう!

国内外の事例では、さまざまな業種でコンテンツマーケティングが活用されています。メディアの目的に合わせて、どのコンテンツをメインにするか、コンバージョンへの導線をどうするか、といった設計を綿密に行うことが重要です。

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SEデザインでは、マーケティング・セールスにおける戦略計画からインフラの構築、コンテンツ制作、データ分析にもとづく改善、顧客管理、セールス支援まで幅広くサポートいたします。
コンテンツマーケティングの戦略にお悩みの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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